ロボット「どうもロボットでス」
記者「どうも記者です」
ロ「引き分けでしタ」
記「誰ですかあなた」
ロ「見ての通りのロボットでス」
記「忍者さんはどこへ?」
ロ「引き分けの時まで働かせるなら給与アップしてほしいト」
記「そんな予算は無い件」
ロ「というわけで経費削減のため引き分け時では機械化することになりましタ」
記「なお執筆作業はめっちゃ手作業な件」
※ 新キャラ登場で編集も手作業でやり直しな件
ロ「人件費って高いですネ」
記「24時間働けますか」
ロ「1990年代のCMネタはわからない人多いと思いまス」
記「ネタと通じないどころかめっちゃ怒り出す人が多そう、24時間働けるか聞いたら」
ロ「世の中の風潮の変化でス」
記「稲垣だったら働けそう」
ロ「やめろヨ……」
記「大変申し訳ございません」
ロ「上位相手にアウェイで引き分けならまあ仕方ないでス」
記「相手のエリアスと原という主力2人の欠場がありましたし、勝たないとという声も散見されました」
ロ「贅沢禁止条例で財産摘発しますヨ!」
記「何の権利があって……」
ロ「まずは謙虚ニ!」
記「じゅ、順番に振り返っていきましょう」
ポジション名 | 京都サンガ | 名古屋グランパス |
GK(ゴールキーパー) | 太田 | ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾 |
CB(センターバック) | 宮本・鈴木・パトリック ウィリアム | 原・三國(みくに)ケネディエブス・河面 |
SB(サイドバック) | ー | ー |
WB(ウイングバック) | 福田・須貝 | 内田・中山 |
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター) | 川﨑・武田 | 椎橋・稲垣 |
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下 | ジョアンペドロ・松田 | 和泉 |
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング) | ー | ー |
FW(フォワード) | ムリロ コスタ | 山岸・マテウスカストロ |
ロ「グランパスのスタメンを見ると意外とターンオーバー気味でしタ」
記「山岸に中山、河面がスタメンでしたね」
ロ「長谷川健太監督は前日試合会見でスプリント回数と強度で負けたらヤバいというような趣旨のことを仰られてましタ」
記「そこの強度が肝だったのかどうか」
ロ「キックオフすると清々しいほどに山岸へボールを放り込むグランパスでしタ。しかも成功率がそれなりに高かっタ」
清水戦 ロングボール 21/62(成功率34%)※山岸45分出場
岡山戦 ロングボール 43/79(成功率43%)※山岸45分出場:山岸に収まることを思い出したぽい
京都戦 ロングボール 33/82(成功率40%)※山岸90分出場:ちょっと山岸頼り気味
山岸が入ると収まるもんだからロングボールを使いたくなってしまうのかも。
※ちなみに14節までの時点では特に多いほうではありませんでした
記「河面が入ったからもっとビルドアップしていくかと思ったら、全然そんなことはなかったですね」
ロ「先方がスリーバック・ミラー構造を仕掛けてくる対策だったのかモ」
記「意図的に相手前線から中盤のプレスを回避しようとしていた感じと思いました」
※試合後の監督インタビューで、そんなことはなかったそうです
ロ「けっこう上手くいっていたと思うのでス」
記「先方もペドロに向かって蹴っ飛ばしたりもしていましたが、WBのとこをグランパスがきっちり潰していたので攻撃はなかなか渋い感じに」
ロ「解説の方も言っていましたとおり、前半はなんとなくグランパスペースで進行しましタ」
記「山岸作戦でなんだかんだそれなりにチャンスを作れていましたし、シュートも打ててましたし」
編注:山岸作戦がうまくいっていた原因は、山岸が収めやすい胸トラップ出来る高さのパスを出していたことが大きいと思います
ロ「対する先方も松田天馬が攻撃時に根性無限横スライドを敢行してきたりしてマンツーマンのズらしを狙ってきたりと鬱陶しい感じニ」
記「こちらはこちらで原が根性でついて行ってましたけどね。とにかく相変わらずキジェさんのチームとの戦いは根性勝負になるんだなと」
ロ「前半はそんな感じでほぼ拮抗した試合でしタ」
記「それに業を煮やしたのか後半から先方は2枚替え」
ジョアンペドロ・ムリロコスタ → 長沢駿・奥川雅也
ロ「ターゲット役のジョアン ペドロがあまり上手くいってませんでしタし、なんとなくの印象として攻撃時に自由に振る舞い過ぎだったようにも見えましタ」
記「しかしそれ以外に何が明確な修正があるわけでもなく、グランパスは相変わらずプレスを避けた空中戦を基本、先方も基本的には奪ってからの前進を基本との戦い方でした」
ロ「後半で時間が過ぎれば当然にオープンスペースも生まれてくるので、前半よりはお互いにスリリングさも出てきましタ」
記「このまま一進一退のまま行くのか、それともどちらかがゴールをこじ開けるのか、という中での天敵長沢駿」
ロ「グランパス戦でイキイキする選手多過ぎでハ」
記「なんでシュートのディフレクションが絶妙なクロスになんねん! という」
ロ「ただしそこに至る展開で、グランパスの密集した右サイドから中央で待ち構えていた長沢にあっさりパスを通されてポストプレーを許してしまったことが残念でしタ」
記「あくまで結果論としてはファール覚悟でも止めに行ってポストプレーをさせないことが必要だったかもしれませんね」
ロ「そして失点直後はグランパス選手陣がまた何だかワタワタしていタ」
記「こりゃヤバいなと思っていましたが、なんとか持ち直しましたね」
ロ「そこが、負けがこんでいた時と比べての自信の差でハ」
記「同点ゴール時に皆がゴール前に走り込んでいたのには胸が熱くなりました」
ロ「欲を言えば稲垣がトドメを刺す前にフォワード陣が決めて欲しイ」
記「それはまあ……伸び代」
この試合の良かったところ
- かなり割り切って地上戦を捨てたのは戦術的には勝利だったと思うんですよ。ただ三國と堀尾とのパス交換で「隙を見せたら地上もあるぞ」と地味に見せ続けられたのは効いたように思いますね。
- 堀尾が両足で蹴っ飛ばせるメリット。
- 山岸フル出場は明るい材料。今日も結構な高確率で収めてましたし、あれは助かる。
- 局所局所で気合と根性負けしなかったのは間違いない。惜しかったですねー。
- 浅野が全体的に惜しい感じなのが惜しい(もう少し!というプレーぶり)
この試合の(´ε`;)ウーン…
- 全体的によく戦えていただけに、それでも長沢に決められるんかい! というのがニントモカントモ。明確な決定機は失点シーンくらいだったのでは
- FWが決めた先方と決めてない当方という差は正直
- 原が右に張り出したところでパスを渡すと基本詰められてる問題を解決する構造はなんかないんでしょうか。それを原の個人技で何とかせい! というのは酷ですわよ
最後に
ロ「負けなかったので、まあ、まア」
記「もちろん勝ちたかったですけど、まあ、まあ」
ロ「ここで稼いだ勝点1が良い意味でいずれ効くことになることを願っテ」
記「次の勝利に繋がりますように」
ロ「おあとがよろしいようデ」
記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」
ロ「To Be Continued……」