30節終了時点の状況
引いて構えるフィッカデンティグランパスと相性の悪いペトロビッチコンサドーレ。戦前も苦戦は予想していましたが、ラグさんのマッチプレビュー通りに、サイドチェンジやショートカウンターを駆使して、グランパスは敗れてしまいました。
幸いにして松本山雅FCとジュビロ磐田以外は敗れたので、順位は下がりませんでしたが、逆に言うと松本山雅FCが勝ち点を積んだ分、自動降格の可能性も高まってしまいました。
現時点のペースでいくと、名古屋の最終勝ち点は34、松本山雅FCがこのペースで勝ち点を積むと34。追いつかれる可能性もあり、自動降格もあり得ます。
- 勢いが低いのが我らがグランパス。5戦で勝ち点2しか挙げることができていません。松本山雅FCに抜かれる可能性が出てきました。
- 次節は苦手神戸。ビジャとイニエスタが揃って出てきそうなので、アウェイ戦の再現は避けたい。
- 湘南は連敗が続き、とうとう5戦勝ち点が1に。
- 湘南は残りの対戦相手も決して楽ではありません。セレッソ東京広島と続きます。
- 鳥栖の勢い変わらず。敗れたものの5戦勝ち点7。
- 次節は大注目の松本山雅FC戦。ここで勝つと一挙に名古屋を抜いていきます。
- 松本山雅FCは4戦負けなし。勢いをつけて大一番鳥栖との試合に臨みます。
- これで勝つと、一気にグランパスと勝ち点が並びます。
- 浦和はすでに残り3試合。この後勝ち点を積むのは簡単そうではありませんが、降格チームが勝ち点36に届く可能性は少なく、降格の可能性は低そうです。
- 上位広島との引き分けは大きかった
- 磐田が復調気味。残り4試合で、勝ち点は8差ありますが、安心はできません。
最悪の事態:自動降格のシナリオ
グランパスにとって、最悪の状況はこのまま1試合も勝利できず、下位のチームに抜かれていくことです。
しかし本来であれば下位直接対決が多いので、そんなに簡単に抜かれてしまうわけではありません。
しかしこんな形ですと、自動降格も・・・
まずは勝ち点を1でも、2でも積むこと。特に6ポイントマッチで勝ち点を積めれば残留が大きく近づきます。
少しでも後押しを
札幌ドームで見た選手たちは、1失点目はそうでもありませんでしたが、PK、退場の判定のあとはものすごく落ち込んでいた様子でした。その姿には失点してから本番と言えるようなほんの1年前の面影はありません。
明らかに選手たちは自信を失っています。自信を失っている状況では、100%のプレーなんてできるわけがありません。
僕らができることは応援しかないです。
今こそ選手に歌いましょう。
「信じてる、どんなときでも、愛してる、どんなときでも、いつだって俺らの誇り」
泣くくらいに頑張ってくれた伊藤洋輝、短い時間でも仕掛けてくれた杉森考起に、もう一度笑顔を!