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2021年J1リーグ第20節 サガン鳥栖戦ミニプレビュー #grampus #サガン鳥栖

悪天候のため前半で中止になったとはいえ、中2日で迎える上位決戦サガン鳥栖戦。これをプレビューする。

サガン鳥栖戦予想スターティングメンバー
サガン鳥栖戦予想スターティングメンバー

サガン鳥栖の状況

  • 出場停止なし
  • ファン・ソッコ選手が肉離れのために離脱中(そろそろ復帰が近いはず)
  • 名古屋グランパスの中2日に対して、中9日と休養十分
  • 林大地がU24日本代表のため離脱
  • 直近5試合で1勝3分1敗と減速中
  • キムミョンヒ監督が資格停止処分のため、片渕浩一郎ヘッドコーチが指揮を執る

サガン鳥栖の戦績

名古屋グランパスとサガン鳥栖は直近3試合で1勝1分1敗。

ただし、ここ数試合はなかなか勝利することができていない。

前節広島戦もアディショナルタイムになんとか同点に持ち込む展開。

直近5試合は1勝1敗3分。少し苦しんでいる。

サガン鳥栖の戦い方

サガン鳥栖といえばハイプレス。

ただしグランパス戦では「下平システム」を使って2トップがグランパスの米本拓司・稲垣祥へのパスコースを徹底的に潰し、サイドに誘導した上でそこでの勝負に勝つ、という手法を取ってきた。

グランパスの構造的な欠陥は変わっていないので、恐らく戦術は変わらないだろう。

サガン鳥栖のチームスタイル

サガン鳥栖のチームスタイル
サガン鳥栖のチームスタイル

データ引用元:サガン鳥栖 2021 チームスタイル[攻撃セットプレー] | データによってサッカーはもっと輝く

ハイプレス以外にも目を引くのが自陣ポゼッション(自陣でボールを持つ時間)だ。朴一圭という類い稀な守備範囲の広さと足下の確かさを持つゴールキーパーがいるからこその数値だと思われるが、それで実現できるのが疑似カウンター(自陣でボールを持つと、相手がプレスに来るので中盤にスペースができる。そのスペースに入り込んだ選手による速攻)的な攻撃になる。

サガン鳥栖相手に中途半端な前からのプレスは死亡フラグになる。

サガン鳥栖のチャンスビルディングポイント

サガン鳥栖のチャンスビルディングポイント
サガン鳥栖のチャンスビルディングポイント

引用元: サガン鳥栖 2021プレビュー | 7月17日鳥栖 vs 名古屋 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

全般的に高い値を示しているが、クロスを入れてくる可能性は高くない

意外なのは奪取のポイントはあんまり高くないことだ。守備の数値が高いのに、奪取が低い。

守備の定義は以下の通り。

相手のプレーの成功(味方へつなぐ、もしくはゴール)を阻止した場合に、成功していれば攻撃側に付与されていたポイントがそのまま守備側に与えられます。よって味方ゴールに近い方が高いポイントが付きます。奪取と違いマイボールにならなかったとしてもポイントとなりますので、クロスボールをクリアして相手にコーナーキックを与えたとしてもクロスを阻止したポイントが加算されます。

奪取の定義は以下の通り。

相手のパス、クロス、ドリブルなどのアクションからボールを奪い自チームの攻撃につなげたプレーに対してポイントが付与されます。ポイントは相手のパス、クロス、ドリブルなどのアクションの失敗確率から算出されるため、相手チームがパスを通しやすいはずの高い位置でボールを奪うと高いポイントがつきやすくなります。

引用元: チャンスビルディングポイントとは | データによってサッカーはもっと輝く

これらから総合すると、奪いきるというよりも、相手のプレーを阻害することを重視したサッカーをしているということだろう。

グランパスの状況

  • 丸山祐市が全治8ヶ月の重傷(0ヶ月目)
  • 金崎夢生が全治8ヶ月の重傷(8ヶ月目)
    • チーム合流も、試合出場はまだ
  • 相馬勇紀がU24日本代表のため離脱
  • 負荷の高い右サイドバックだが、フィッカデンティは成瀬竣平を信頼していると予想
  • 中2日のため、数ポジションはターンオーバー
  • 出場停止はなし

サガン鳥栖対策

4-3-3で下平システムを乗り切れ

恐らく、前回の試合でうまくいった下平システムをサガン鳥栖は採用してくると思われる。

サガン鳥栖の下平システム
サガン鳥栖の下平システム

フィッカデンティ監督はおそらく対策として4-3-3で中盤のパスコースを確保してくると思われる。山下と酒井が本気でパスコースを消しに来たら、稲垣祥と米本拓司だけでは受けきれない。3枚にする必要がある。

サイドでの勝負に負けるな

下平システムはボールをサイドに誘導して、そこを蓋をすることで相手を機能不全に陥らせる。前回の対戦でもサイドをうまく使えずに攻撃がうまくいかなくなった。

吉田豊・成瀬竣平はサイドの蓋を突破する、その勝負に勝たなければならない。

キーマンは長澤和輝と齋藤学

ACLでも長澤和輝と齋藤学のコンビネーションが光っていた。長澤和輝が中盤でボールを引き出し、運び、齋藤学に勝負させる。そんなシーンが今日も見れるのではないだろうか。

良い試合になりますように

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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