ACLに出るメリットとデメリット
前回は、気持ちの面、リベンジしたいというところからACLを語りましたが、ACLに出るメリットとデメリットを考えましょう。
ACLに出るメリット
- 登録A選手枠が3人増える
- ACLに憧れる選手が多く、選手獲得の口説き文句になる
- 冠スポンサーではなくなったが、長年トヨタがスポンサードしてきたクラブワールドカップのために、という名目で強化費用をスポンサーから引き出せる可能性がある
ACLに出るデメリット
- 過密日程が避けられない
- 【デマ】オフが短くなる
- 来季もACLは集中開催が予定されています
- 実際にはACLは東地区プレーオフが3月15日なのでオフの期間は他のチームと変わりません
引用元: AFC Competitions Calendar 2022 ※変更の可能性は多々あり
メリットとデメリット、どちらを取るか
ACLに出ることは、今年体験したようにとてつもなく多い試合数をこなすことになり、長距離移動もあり、良いことばかりではないのは確かです。
ただ、上を目指す姿勢をなくしたら、選手のモチベーションはなかなか保てません。ACLに出れないなら、来年はJ1タイトルを獲りに行く、くらいの目標を掲げ、それに見合ったアクションをしていかないと、良い選手は集まらないし、上を目指す選手は上のチームに行ってしまうでしょう。
大事なことは、ファイティングポーズを取り続けること。そして、それが口だけじゃないって選手とファミリーが信じられるだけの姿勢を見せ続けることです。
残り3試合の対戦表
とうとう、ACLプレーオフ出場権獲得の可能性のある4位以内の可能性があるのは鳥栖以上に絞られました。
チーム名の後にある数値が対戦相手の5試合平均勝ち点です。
ACL出場のための条件
ACL出場するために達成可能な条件は以下の3つです。
自動出場のリーグ戦2位以内になる(自力)天皇杯優勝(自力)- 3位になって、ACLプレーオフを勝ち抜く(他力本願)
- 4位になって、川崎フロンターレか浦和レッズが天皇杯優勝を願う(他力本願)※この場合もACLプレーオフ出場権獲得
自動出場の2位以内になる
現在2位の横浜Fマリノスとの勝ち点差は13。残り3試合で伸ばせる勝ち点は9なので、35節の結果により消えました。
たたかわなきゃ、現実と。
3位になって、ACLプレーオフを勝ち抜く(他力本願)
ヴィッセル神戸との勝ち点差は5、得失点差も11に広がりました。
このパターンですと、
- ヴィッセル神戸が2敗以上
- 鹿島アントラーズが1分以上
- 名古屋グランパスが3連勝
の場合のみ、あり得ます。
ヴィッセル神戸と対戦する横浜Fマリノスさん、サガン鳥栖さん、横浜FCさん、がんばれー!
鹿島アントラーズと対戦する大分トリニータさん、サガン鳥栖さん、ベガルタ仙台さんがんばれー!
4位になって、川崎フロンターレが天皇杯優勝を願う(他力本願)※この場合もACLプレーオフ出場権獲得
現実味が一番高いのがこれ。
ベガルタ仙台に引き分けたことで、鹿島アントラーズに勝ち点で並ばれ、得失点差で11点のビハインドがあります。
鹿島アントラーズは
- 大分トリニータ
- サガン鳥栖
- ベガルタ仙台
の3連戦。
条件はただ1つ、勝ち点1でも鹿島アントラーズを上回ること。これだけです。
実はカギになってくるのが前節川崎フロンターレを破ったサガン鳥栖です。サガン鳥栖は、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の2試合を残しています。
サガン鳥栖次第ではまだ何も諦めるレベルではないと思います。(まったくの他力本願)
目指せ全勝で4位確保!&川崎フロンターレ天皇杯優勝!