(8月の大祭典を除き)「記念試合に弱い名古屋グランパス」とよく言われます。川崎フロンターレ戦で盛り上がった空気を、30周年記念試合に勝って、さらに盛り上げたい!大事な試合をダンコバさんにプレビュー頂きました
はじめに
本日は上位チーム3連戦の2戦目、サンフレッチェ広島とのホームゲームです。
名古屋は今シーズン広島に対して3戦3敗していますが、降格を確実に逃れるためには勝点3が欲しい一戦となります。
長谷川監督も「日程的には中2日という厳しい日程ですが、そのあとは(リーグ戦が)中断になるので、持てる力をすべてぶつけて闘っていきたいと思っています」とコメントをしており、気合十分です。
この試合をプレビューします。
両チームの予想布陣
負傷者の情報なども考慮し予想しました。
①名古屋グランパス
3-4-2-1の基本布陣で予想。名古屋は川崎戦から中2日の厳しいコンディションですが、先発はあまり変わらないと予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:藤井、中谷、丸山のCBトリオと予想。
- MF:CHにレオシルバと稲垣、2シャドーに仙頭と重廣、左WBに相馬、右WBに森下と予想します。重廣とレオシルバはコンディション面での不安がありますが、いけるところまで出場させると予想しています。
- FW:永井の1トップを予想します。
②サンフレッチェ広島
基本布陣は3-4-2-1と予想します。広島は中6日での試合となり起用できる選手は多く、ほぼベストメンバーで挑むと思われます。
- GK:大迫と予想。
- DF:3バックは佐々木、荒木、塩谷という屈強なCBトリオと予想。
- MF:CHに野津田と松本、2シャドーに森島、満田、両WBは柏、藤井と予想。
- FW:ナッシムベンカリファの1トップと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
①攻撃がロングボール一辺倒にならないこと
広島のショートカウンターは要警戒
今シーズンの広島は前線からボールを追うハイプレスとショートカウンターが特徴であり、名古屋は広島のハイプレスを上手くいなす必要があります。
広島の3バックは長身で競り合いにも強く、苦し紛れのロングボールだけではボールを回収されカウンター攻撃を受けてしまいます。名古屋は最終ラインから広島のプレスを無効化する縦パスを中盤の選手につけ、ボールを前進させる展開も時に必要ですが、カウンター攻撃を受けるリスク覚悟で攻撃が出来るか。
中2日で体力的に不利な状況ではありますが、広島のハイプレスに飲まれずに戦えるか、要注目です。
②ファストブレイクで広島のDFラインの裏を早く突けるか
広島がハイプレスをかわされた場合に敷く守備ブロックは、特に3バックのフィジカルの強さもあり、簡単なクロスでは崩せません。
名古屋としてはコンディション面で何回も作ることは難しいでしょうが、浦和戦の2点目のようにボールを奪った後に速く広島DFラインの裏に侵入する機会を多く作りたいところです。
前回の敗戦の借りを返す展開を期待しています。
おわりに
クラブ30周年記念試合でもありますし、勝利して勝ち点40に乗せて欲しいですね。
良い試合になりますように。