こんちゃーっす。グラぽページ賑やかし枠のσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚでーす。
さてやって参りました全選手を振り返るアレですよアレ。
なんかここ数年では毎回のように恨み言から入ってるような気がするんですけどちょっと言わせてください。
この短評はですね、書いてるσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚとしては本当に罰ゲーム感が半端なくてですね。
というのも単純に書く労力がめっちゃかかるんですよ文字数の関係で（ちなみにこのGK&DF編も6000字超えてる。原稿用紙15枚分だよ？）。
なんでシーズンが終わった後にσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚはこんなことをﾎﾟﾁﾎﾟﾁやってるんだろうと、ふと我に返った時の「さっさと寝た方がいいのでは？」とか「積みゲーと積読がまた溜まってるぜ？」とかそういうセルフメンタル刺しが発生するんですよね。あと割と真剣にその選手の事を考えて、あの時自分はどう思ってたっけ……というのを思い出さないと愛と説得力とが文章に宿らないという特性もあって（自分で言うなよって感じですが……）、多分皆さんが思ってるよりよっぽどマジで書いてる。マジよマジ。てか #やわらかめコラム の方が比べるとものすごく簡単まである。
そんなかんじでグダグダ言ってきましたけども、さっさとやり切っちまわないと選手の出入りのニュースが発生して内容修正を迫られたりすることもありましてね。「なんであのニュース反映していないんすか？」と聞かれた時に「いやもうそんとき書き終わってたからさ……」と言い訳するための既成事実を作るためにσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚは頑張るよ……。
例年どおりシーズン終了時点でチームに在籍してるプロ契約選手（レンタル中の選手は除く）を対象にします。それではどうぞご笑覧ください。
GK
ミッチェル・ランゲラック
気付けばグランパス在籍歴が丸6シーズンとなった我らが鉄壁の守護神。グランパスの正GKには鉄壁という表現がよく似合うんです。今年もお陰様でGKのミスによる失点というものが原則として発生しなかったためグランパスの守備は引き締まっていました。具体的にどの失点だったか忘れたけど1点だけ「今のはミッチにしてはなんかイージーな失点だったな？」てのがあった覚えですが、我々素人が見てちょっとアレレ？ と思わせられるのが1点だけというのはそれはもう誤差の範疇でありましょう。かつて中日落合監督が守備の名手英智の落球エラーに対して「あいつが捕れなきゃ誰も捕れない」と言っていたもんですが、我々グランパスファンがミッチに対して思ってるのも似たようなもんじゃないでしょうか。ミッチが防げなかった失点はそれはもう仕方ないんだよ。
一方、ミッチがどうこう言う話でもないんですが、カストロ抜けてからの色々迷走ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ試行錯誤の時期に、いきなりやたら足元で繋ごうぜトライみないなのをチームとして唐突にやりだした試合があったりして、おいおいちょっとミッチの足元でそれをやるのはひょっとして試合中に絶対に観客が眠くならないようにスパイスをぶっかけてやれってことなのか？ とか邪推してしまったぜ。冗談です。まあとにかく、いくつになっても上手くなるし成長できるものではあるものの、ミッチが今更ここからものすごく足元ウマウマなGKになることはちょっと想像できないので、基本的に「まずはシュートストップをちゃんとやるのがGKの仕事である」という原理原則を体現する者として40歳くらいまではグランパスがGKの人選に悩まなくても良いように頑張っていただきたい。あと、奥様のインスタ経由ですくすく育っているお子様方を見るに、ミッチ家族的にはグランパスへの移籍・名古屋定住が結果的にすごく良かったのではないだろうか。「名古屋は住んで生活するには良い街だよ。ランゲラックもそう言ってる（知らんけど）」これで選手を勧誘しよう。
武田 洋平
チーム最古参となった熱き漢。まさか丸8シーズンも在籍することになろうとは2016年には想像もつかなかったぜ。今年もミッチが元気いっぱいだった関係でルヴァンや天皇杯くらいしかなかなか出番が無かったのですが、やはり控えに武田のいる安心感……プライスレス☺。骨折発表時にはグランパスファンがけっこうな阿鼻叫喚っぷりであり、皆さんの武田に対する信頼っぷりがよーーーーく表れていましたよね。まずは焦らず治してください。
三井 大輝
シーズン終盤で武田ケガからのベンチ入り。出場無しではやっぱりコメントは難しい。頑張れ。またユースからGK上がってくるし、ジョンと同じく計画的に育成レンタルに出して試合経験を積ませたいが……。
杉本 大地
シーズン中の突然の移籍加入。ちょうどジョンが戻ってきたタイミングだったの一瞬GK5人体制になったこともあり、（編注：その後ジョンは相模原に期限付き移籍）なんでグランパスに来てくれたのかわからない移籍でしたね。グランパスは原則としてGK4人体制を維持したいようなので、単純に考えればレンタルで出たジョンの代わりということなんでしょうけども。来年どうなるかはジョンと三井のレンタル去就次第か？
DF
野上 結貴
信頼と実績の広島戦士。主に元広島、元東京、元鳥栖の選手で作り上げられているグランパスに当然のようにハマり安定感を発揮。移籍時インタビューで「センターバックで勝負したいからグランパスに来た」とか言っていたような記憶ですが、チーム事情で何試合かWBとして出場したというか一時期右WBの控え要員化していたのはセンターバックとして勝負してないわけではないのでセーフ、セーフ。正直なところ「安定感」「ポカミスしない」「サボらない」という点においては今年のグランパスCB陣で最優秀だった気がするぜ。あと前情報どおり縦にパスを刺せるという特性を遺憾なく発揮していましたが、やっぱWBで独力でバリバリ突破するぜみたいな選手ではないので、CBとして使いたいですね。藤井の台頭だったり左側にはやっぱ左利きを使いたい事情だったりで半レギュラー・半ベンチみたいな感じでしたが、こういう立ち位置の選手の質というやつがつまりチームとしての層の厚さに直結するわけで、野上のおかげでグランパスDF陣の底上げが相当になされたと言っても過言ではないんじゃないでしょうか。中谷の去就次第で場合によっては来年のDFリーダー筆頭候補だったりもするので、オフにはしっかり休みつつ来シーズンに備えていただきたい。ついでに広島から荒木隼人とかを勧誘してきて欲しい。ところでファンの方にめっちゃ怒られそうな気がするんだけど、とあるウルトラ怪獣にちょっと似てる（特に目の雰囲気が）と思うんですが、皆さんどうでしょうか。
丸山 祐市
さらば、名古屋の盾。今年も元気にプレーしていたものの、ケガったりしたと思ったら河面が使える目途が立ってベンチ要員化してしまったり。あの大怪我以来、左脚の精度が2018～2019の一番良い時に戻らなかったのがいちファンとして本当に残念でした。たぶん給与が割とお高め設定で、ベンチに置いとくくらいなら出してあげる方が本人にとってもチームにとっても良かったんだろうなというところで、退団も納得せざるを得ないという感じ。減給はともかく、ベンチ要員を受け入れるような本人の状態ではないと思うので、マルの力を必要とするチームに移ってバリバリ試合に出ていただきたい。地味に因縁のある新潟さんで千葉ちゃんと一緒にやるとか良いのではないだろうか。ラスト挨拶での「僕が思っているより、皆さんの心に僕がいたんだなって」という言葉には涙させられましたが、「えっ今更気づいたの？」「めっちゃいたよ？」「思いが伝わってなかったんかい」ということでもあり、やはり応援選手・推し対象へのアピールというやつはどんだけやってもやり過ぎるということはないんだなと認識させられましたね。状態良い時のマル・ナカコンビは闘莉王・増川のコンビと並んでグランパス史上最強CBコンビだったと思う。ピッチの上でまた会いましょう。
中谷 進之介
行くな中谷！ 私を置いて行くなー！ と思わず無残様（by鬼滅）のように叫んでしまう程度には移籍して欲しくない件。今年はちょっと本人的には苦しんだシーズンだったんじゃないでしょうか。性格、サッカーIQ、統率力等々の関係で藤井真ん中よりも中谷真ん中の方が安定するのは間違いないんですが、やっぱ本質的に引いて構えてはね返すぜみたいなタイプの選手ではなく売りは機動力なんでね～～～今年の守り方に対してハマってなかった気がしますね～～～（それを言い出すなら前監督時代の守り方も合ってるかというとそうでもなかったような……）。3バックの真ん中にいるということはそういうことなんだと言われればそんな気もしますが、とにかく中谷に守備の全責任を背負ってもらう局面が悪目立ちしたというか、いくらなんでも「中谷さんお願いします！なんとかして！」てことが多かったような。もうちょっと何とかしてよと言いたくなる失点シーンがあったのも事実だけど、普段なんとかしてるからこそそういう評価になるということでもあり、難しいっすね～。ガンバとか海外報道もある中、どうなるかわかりませんが、出るなら海外にして欲しいといういちファンとしてのワガママなお願い。あともし来年の長谷川健太・グランパスが4バック再チャレするなら必要不可欠な人材なので、「熱意を積む」感じでなんとかお願いしたいところです。ちなみに熱意とは言葉ではなく金額ですのでよろしくお願いいたします。
藤井 陽也
去年ブレイクして今年はガッチリレギュラー確保。タイムラインで「藤井と付き合いたい」「藤井に告白されたい」「てゆーか藤井とXXしたい」とか最も直接的に言及されがち。そらまあ高身長イケメンかつ高収入であとなんとなく絶妙にあｈ……ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ……母性を刺激しそうな感じがあるから女性ファンにモテるのもクラウン賞も当然であろう。日本代表にも呼ばれたし、チームトップクラスのスピード・フィジカルとまあまあ使える足元を武器に今のJ1で最も自分で持ち上れるCBとしてチームの陣地回復に貢献していました。持ち上がった後に借りてきた猫のようになるのは去年と変わっていませんでしたが……あと随所に「説明してください……今、明らかに集中を欠こうとしていましたよね？ ていうか欠いてましたよね？」と天白高校の校舎裏で問い詰めたくなることが稀によくありましたが……それはともかく逆サイドＷＢへの対角線なロングパスがけっこう猛威を奮っていました。ちなみに対角線パスは良いんだが相手DFライン奥への裏抜けパスは基本的にアレな感じで、そこまで一発で通せるようになれば和製ボヌッチとか言っても許されそうなので、もう細かい繋ぎを求める気は無いからそっちで頑張って欲しい。ちなみに技術的な問題ではなく遠くを見てるかどうかの問題と思われるのでそれって後天的な訓練でなんとかなるもんなのか？ 代表のことを考えるとぼちぼち海外移籍したいお年頃なわけですが、アタッカーならともかく、守備の選手ならとりあえず最低限の語学力がやっぱ必要なわけで、菅原・ユース卒の星・由勢または伊藤・グランパスが育てた・洋輝あたりに連絡をとって「ぶっちゃけお前ら喋れるの？ やっぱ喋れないとヤバい？ 海外行ったら髭必須？」あたりを慎重に確認していただきたい。そこがクリアされて向こうでもイけそうなら、百歩譲ってどこぞのシン・トトロとかカーサ・ピアとかでも笑顔で送り出す心の準備をしておきます（念のため言っておきますがチーム名はテキトーに書いてるので「噂」とは違うからな！）。
森下 龍矢
躍進の年となった本気好青年。名古屋市交通局とのコラボ案件となった地下鉄駅でのマナー注意喚起アナウンスについては、サッカーの事もグランパスも特に知らないσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚの職場の同僚諸氏からも大変好評でした。
「グランパスのなんとかっていう選手のアナウンスがものすごく元気が良くて明るい感じで、あれを聞くと朝からちょっとテンション上がるんだよね～」
ほんとそれ。
プレー面では「キャスパー、永井、カストロの3人について行ける走力」でもってリーグ前半戦にブイブイ言わせたロングカウンターの4本目の槍としてチームに大貢献。グランパスのスリートップ・ロングカウンターは実は3枚じゃなくて4枚目の森下がそこにいるんだぜという森下スプリント奇襲攻撃で日本代表にも召集されました。なお、そういう意味ではカストロ離脱の影響を最も強く受けてしまった選手の一人であり、今期のグランパスにおける森下の最大の強みが「3トップ・ロングカウンターについていける走力」だった関係で、そもそもロングカウンターが滅多に発動しねえよ！ となった時に狭いところでアレレ？ どうするの？ となってしまった。狭いとこから何とかするって選手じゃないからな～。引いてスペース消してる相手に何ができるのかというのが喫緊の課題じゃないでしょうか。森下もまた代表キャリアを考えるならボチボチ海外行きたい年齢なのでどうなるかわかりませんが、現状では活躍できる戦術の幅がちょっと狭い選手のような気がするので、行くなとは言わないが行くチーム・監督については慎重に検討をしていただきたいところ。超どうでも良い話ですが、森下の笑顔が誰かに似ているような気がしていてずっと心に引っかかってたんですけど、わかったんですよ。あれだわ「だがこいつ（トミーガン）が許すかな！」のあいつだわ。
河面 旺成
かかかかかかかかかかかか河面！ がプレーしてる！ 加入当初から「ケガさえなければJ1級」「コンディションが良ければJ1級」「髭剃ったらJ1級」「肉食ったらJ1級」「ランクル買ったらJ1級」「レクサス買ったら代表級」「大宮の予算はJ1級」とか言われ続けていた河面のコンディションがとうとう整ったぞ！ というわけで貴重な左利きDFとしてケガ離脱した丸山の後にずっぽりハマってレギュラー確保。試合に出始めた当初は明らかにぁゃしぃ対人守備対応が散見されたものの、どんどん安定感が出てきて、やっぱり試合経験って大事だなあって。身体の角度でパスコース作って斜め前方向にグラウンダーのパスをズビシ！と通すのが得意なプレーで、最終ラインからのパスの供給源として頑張っていました。なお中長距離のパス精度が若干(´ε｀；)ｳｰﾝ…という感じで、技術的には問題無いはずなんだからもうちょい頑張って欲しいところ。などと言っていたら終盤戦にまたケガ離脱し、「やっぱりそうなのか」と思わざるを得なかった。まあねえ、それまで基本的にケガでフルシーズン試合に出たことがほぼ無いような選手がレギュラーで出てたらなんかこういうことも起きるよなって感じで。何をどうすればいいのかよくわからないけど地道なフィジカル強化で一つなんとかお願いします。マルの穴を埋めてくれないと真剣に困るんだよ！
行徳 瑛
ルヴァンで見た。静岡学園出身なので足元が絶対に上手いはずである。まあ高卒1年目のDFがバリバリ試合に出ると言うのも現実的に難しいわけで（無理したら文字どおりぶっ壊れてしまうので）、今年は身体作りメインっすよね。来年割と真剣に期待しているので頑張って欲しい。
次回
MFより前はまた次回！ 震えて待て！