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ちゃんと「対策」としての「引きこもり」はこの試合に限っては許容する所存 #やわらかめコラム #グランパス #grampus L0289

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」

記「なかなか薄氷の勝利でした」

忍「順位と最近の状況的に『勝てばよかろうなのだー』と言いたくなるわけではあるが、それだけではなく」

記「ちゃんと内容もあったということですね」

忍「勝ったときはちゃんと褒めなくては」

記「順番に振り返って行きましょう」

湘南ベルマーレ・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
湘南ベルマーレ・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名湘南ベルマーレ名古屋グランパス
GK(ゴールキーパー)上福元直人ランゲラック
SB(サイドバック)
CB(センターバック)高橋・キム ミンテ・鈴木淳之介内田・三國(みくに)ケネディエブス・河面(かわづら)
WB(ウイングバック)鈴木雄斗(ゆうと)・吉田野上(のがみ)・山中
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター・アンカー)田中稲垣・椎橋(しいはし)
IH(インサイドハーフ)茨田(ばらだ)・池田山岸・森島
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)
FW(フォワード)ルキアン・鈴木章斗(あきと)キャスパー・ユンカー
各チームのポジション名と選手名

忍「さてこの試合、出場停止明けの内田が右CBに入り、右WBはなんと野上さんでスタートしたでござる」

記「左WBは山中でした。中山はベンチスタートで」

忍「ものすごく単純に野上と中山とを比較すると、パスを刺しこむ力と個人守備力の野上、スプリント力の中山というところでござろうか」

記「つまりどういうことでしょう」

忍「内田をCBで使っているということもセットで考えると、低く構えてロングカウンター!というよりも、ある程度は相手を押し込んで攻めてやろうという想定だったと思われる」

記「ユンカーはパトリックと違って基本的には足元に欲しがりますしね」

忍「ちなみにキックオフ直後にルキアンへの放り込まれからいきなり大事故を起こしかけたでござるが」

記「ああいうふうにルキアンを使うんだ! という共通意識が先方からバリバリに感じられて恐ろしかったです」

忍「ルキアンは基本的には三國と競りつつも、ハイボールを引き出す時には三國を避けて内田や河面と競り合っていたので、そういう準備だったんでござろうな」

記「あとは相手のインサイドハーフ2枚ですかね。グランパスの左右CBとWBとの間に入り込んでくる動きは今日も目立っていました」

忍「そこでグランパスがCBとWBどちらがそこをチェックするのか、それによって攻撃参加してくる相手CBをどうするのか、と」

記「まずは森島ツカサの根性上下動でしたね」

忍「相手CBからアンカーの田中へのパスコースをチェックしつつ、押し込まれたら下がって稲垣・椎橋と3センターのように振舞って相手IHを自由にさせなかったでござる」

記「その際には椎橋か稲垣のどちらかが田中を潰しにいくのも徹底されていました」

忍「そもそもが早い時間に先制したとの大前提もあったでござるが、守備にしっかり人数をかけて相手の前進を封じていたでござる」

記「それに対して、サイドチェンジから攻めようというルートも見せていた先方でした」

忍「うまく横に振られた時も何回かあったが、特に間違った対応も無かったのでなかなかチャンスになり辛かったのではなかろうか」

記「怖かったのは数回だけでしたね。あとはロングボールからルキアン経由で展開されるのがグランパスとしては嫌でした」

忍「ああいうのを完璧に守るのは不可能でござる。落下点がどうとか色々と守備エラーを起こしやすい状況になってしまうので」

記「そして後半からはパトリックに菊地を入れて、前半よりは前から守備に行くのかな? と一瞬だけ思わせられましたが、実際にはパトリックが自陣のペナルティエリア前を埋めるくらい低く構えた5-4-1化でした」

忍「DFラインを上げようとした雰囲気はあったものの、失点の気配は『ルキアン・ロングボール・処理ミス』から漂っていたので、その対策としてはしっかり人数かけて引いて守る、となるのは論理的だったでござるな」

記「課題だった『山中のスタミナ切れた時の守備&山中いなくなってからの左脚キッカーどうすんねん問題』を徳元が解決してくれたのも大きかったです」

忍「中山もしっかり陣地回復スプリントを頑張ってくれたでござるし」

記「オフェンス的な見どころこそあまりなかったものの、しっかり勝つためのプレーを完遂できたかなという試合でした」

この試合の良かったところ

  • 相手の攻撃にしっかり対策を実装しており完封した点(ただし監督と三國のコメントから、本当は三國起点でのカウンターをもっと仕掛けたかったようですが)。
  • 椎橋、稲垣、ツカサは本当に守備で頑張りました。
  • 菊地とツカサはやはり相性がなかなか良さそうな雰囲気と見えたところ。
  • 徳元はかなり大きな補強になりそう。これで和泉をウィングバックから解放してあげられるだろうか(なお右WB)。

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • ユンカーが「もっとDFライン上げろ!」てややキレ気味でしたな。この試合に限っては本当に負けるのはヤバかったので致し方ない部分はあるけれども、流石に次は頑張って欲しい。
  • 中山はもうちょっと!(悪かったわけではない) 久々に得意な形で周囲が使ってあげられたのであれを繰り返せればいいですよね。
  • 勝負に徹したと言えば聞こえはいいものの、ボール保持率20%台にパス成功数150本くらいというのには、ど、どんだけー。
  • 内田といいツカサといい責任を取る意識が故だとはわかっていますがいきなり狐でも憑いたかのようにとんでもないファールをかますのは自重してください。

最後に

忍「34試合制のときだと一般に『勝点40が残留ライン』と言われているでござる」

記「38試合制だと、単純計算で勝点44くらいでしょうか」

忍「つまりあと2勝すればとりあえず降格のことはほぼ考える必要は無くなるのかなと」

記「なんとか新潟さんにも勝ってまずは勝点40確保といきたいですね」

忍「次は新戦力もまた出てくるかもしれない。今年の鯱の大祭典ラストマッチを景気よく勝っていただきたいもので」

記「面白い試合になりますように」

忍「なんとかかんとかよーやく戦力も整った感じもあるので」

記「今更かい! と思わなくもなかったりはしますが、遅くても遅すぎることはないですからね」

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会い致しましょう」

忍「ニンニン」

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