はじめに
コンウェンですこんにちは。0-3で始まり0-3で終わったホームでの試合。こんなことでいいのかいやよくない(反語)。最終戦は勝って最新の公式戦は勝ったしと思いながら年末年始を迎えたい第37節ミニレビュー&第38節ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第37節レビュー
第37節の名古屋とサガン鳥栖のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
うーん序盤に劣勢になったとき特有の押し込まざるをえない、逆に相手はある程度押し込まれるのも許容して割り切って守る、となったときのグラフに見えます。パスドリブルCBPは高く、チャンスにつながる位置でプレーは出来ているものの最終的にはしっかり守られて守備CBPを稼がれる、そんな感じです。なので数字上もゴール期待値、シュートチャンス構築率等数字は高くでてますが、結果はご覧の通り…。最終ラインに近いところでのパス、レシーブが乱れ、そのチャンスをしっかり決められる。次は気をつけてください、としか。なんと鳥栖はゴール期待値0.86で3点取ってます…。
個人CBP
個人データを見てみます。パスCBPは名古屋の選手ばかり上位。短評で書いた通りの内容なので素直に喜ぶことはできませんが、河面が上位に来ている当たりはさすがといっても良いかもです。
ドリブルCBPは早々に得点して気分よくプレイさせてしまったスリヴカ、短い出場ながらインパクトを残したジャジャシルバが上位。名古屋は徳元と途中出場で得点に絡むことを期待された菊地が上位でした。
シュートCBPは決定機を決めきった鳥栖の中原とスリヴカが上位。お見事でした。名古屋はドリブルCBPでも上位の菊地がいいシュートを放っていました。同じく途中出場のパトリックも結果無得点でしたがシュートCBPは上位である程度役目は果たしたと言っていいでしょう。
守備CBPは点差の関係もありきっちり守り切った鳥栖勢が上位。セーブもさることながら名古屋の裏抜け狙いを見事なポジショニングでつぶしてくれたGK朴一圭がランクイン。皆さんご一緒に、せーの・・・
「お の れ 朴 一 圭」
正に天敵、本当にいいGKです。名古屋では俺たちのCBもやっちゃうぜ稲垣祥が1位。いつもお世話になっております。
ざっくりまとめてしまえば序盤の複数失点がすべてを決めてしまった、残念な試合となってしまいました。危ない所でもったいない失い方をしないことが大事ですね。あたりまえ体操。
第38節プレビュー
第38節横浜Fマリノス戦のプレビューです。名古屋と横浜FMのデータ(シーズン平均)をプロットします。
下は、先回対戦第5節のグラフです。
試合展望
全体グラフを見ると、攻撃系CPBがぜんぶでかい。先回対戦結果も超でかい。破壊力のある攻撃をどうしのぎ、反撃に転じることができるか、という試合になりそうです。
TeamStyleを見ると、攻撃ではポゼッションの値が高く、ボールを握ってくることが見て取れます。守備ではハイプレッシング、ハイブロックが高く、守備位置も高く守ってきそうです。さらにChance Buildingを見ると攻撃時はちゃんとシュートまで持っていき、さらに決め切ることができているのがわかる数字がでており、最終ライン近辺で奪われて、きっちり決め切られる、そんなことが無いようにしてもらいたいものです・・・?うっ頭が・・・。
個人CBP
個人CBPを見てみます。数字で上位なのは外国籍勢。決定力のアンデルソンロペス、ドリブルパスのヤンマテウス、クロスのエウベル。恐ろしい破壊力をもった選手たちがそろっており、ここをどう抑えることができるかに注目です。守備ではエドゥアルドや上島が上位。CBですが奪取ポイントが高く、ここでもラインを高く守ってきているのがわかります。そういう意味では、名古屋はいかに相手の最終ライン近くで奪い、決め切るかが勝負のカギとなりそうです。なぁファストブレイク…たまには顔出せよ…飯でも食いに行こうぜ…。
最後に
ついにやって来ました24年リーグ最終戦。とにかく勝って終わりたい。正直それだけです。終わりよければ全てよし、一生懸命応援したいと思います。それでは。