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#日本クラブユースサッカー選手権U-18 2025 グループステージ第2戦 vsブラウブリッツ秋田 フォトレポート

中0日の2試合目、前日の柏レイソル対ブラウンブリッツ秋田は柏の勝利。柏との対決の前に勝ち星を落としたくない。さらには三木監督の誕生日。しっかり監督に勝利を届けたい。

思った以上に秋田のサポーターが駆けつけていた。
思った以上に秋田のサポーターが駆けつけていた。

中0日という事もあり、スタメンを変更。WB野中、千賀に変わり恒吉、白男川がin。神谷の代わりに八色を一列下げて、IHには平川が入る。

平川は観てる人を魅了するドリブルを武器にする。

白男川は世代別日本代表経験者。マテウスを彷彿とさせる鋭い左足が魅力。

秋田戦抜擢の白男川と平川。クラ選直前に結果も調子も良かった2人。
秋田戦抜擢の白男川と平川。クラ選直前に結果も調子も良かった2人。

恒吉は本来ならIH( FW)を主戦場とするが、WB起用となった。リーグ戦は右IHで主力としてスタメン起用も多かっただけに、ここで結果を出して三木監督を良い意味で悩ませたい。

どこでもハードワークできるのか持ち味。WBでも結果を出したい恒吉。
どこでもハードワークできるのか持ち味。WBでも結果を出したい恒吉。

ベンチにも  FWもボランチもこなす大見、技術ならチーム内指折りの中條が入った。

野村と八色兄のセンターで勝負。日本一のセンターコンビを目指す2人にとってはこの試合で違いを見せたい。
野村と八色兄のセンターで勝負。日本一のセンターコンビを目指す2人にとってはこの試合で違いを見せたい。

試合展開はセレッソ戦とさほど変わらないが、秋田の4バックが前線3枚を気にしてなのか絞る事が多く、白男川、恒吉が縦に仕掛けられる展開に。

これを助けたのGK萩のフィード。怪我で長期離脱したものの、当初の完治予定から1か月以上も復帰が早まった。「クラ選に間に合わせます。」という力強い本人の意志と瀧トレーナーのスーパーなリハビリ計画がチームを助けた。焦らなくても良いぐらいに控えのGKの加藤、岡野らがリーグ戦で頑張った事も大きい。

復帰後、キックの精度も上がったように見える萩
復帰後、キックの精度も上がったように見える萩

秋田もやられっぱなしではなかった。WBを浮くリスクを受け入れる事でWBの守備の戻りが遅れる事を利用する。

WBからのパスを回収すると外から侵入して前線に上げる。セレッソ選に比べて外の縦から攻略される展開は多かった。

セットプレーの跳ね返りを狙う秋田
セットプレーの跳ね返りを狙う秋田
クロスシチュエーションからの守備も増えたが、小室とオディケがセレッソ戦同様に封殺。
クロスシチュエーションからの守備も増えたが、小室とオディケがセレッソ戦同様に封殺。

前半はWBの所での駆け引きが続く中、大西へのロングボールの他に手札を切っていたのが平川と小島のスタイルを効果的に使う事。

小島も平川も中央の狭い所で受ける事が出来る選手。

WBとIHの選択肢を突きつけるのにはもってこいだった。

囲まれても受けて前を向く。が第一選択肢の小島
囲まれても受けて前を向く。が第一選択肢の小島
平川はどんな状況からでも1枚、2枚剥がせる。剥がす事が第一選択肢。
平川はどんな状況からでも1枚、2枚剥がせる。剥がす事が第一選択肢。

先制点は昨日に引き続き大西。飲水タイム後、ビルドアップでIHとWBの選択肢を秋田に迫る中で恒吉が内側に運ぶ。そこから大西が恒吉と入れ替わるようにマークを外して外からミート。あれだけフリーならエースは外さない。

長いボールだけに見えて、きちんと戦術的な2択目、3択目が存在する。
長いボールだけに見えて、きちんと戦術的な2択目、3択目が存在する。

その後、秋田も守備強度を上げる事で「受ける」の選択肢を潰しにかかった。

ボディコンタクトが増える中でチームの真ん中であるキャプテンの野村の存在が大きかった。
ボディコンタクトが増える中でチームの真ん中であるキャプテンの野村の存在が大きかった。

後半になるとクロスからの守備が増えたがWBに千賀、CMFに鶴田などを投入しながら高さと強度をキープして耐え凌ぐ。

高さもある千賀。最初からでも途中からでも助かる存在。
高さもある千賀。最初からでも途中からでも助かる存在。
CBも出来る鶴田がボランチに入ると最高のクローザーに。
CBも出来る鶴田がボランチに入ると最高のクローザーに。
試合前に監督から指示を受ける山本と鶴田。小室のアクシデントもあり山本もクローザーとして出場。心強い3年生達
試合前に監督から指示を受ける山本と鶴田。小室のアクシデントもあり山本もクローザーとして出場。心強い3年生達

試合を決定付けたのは前日小学生から大人気だった伊藤ケン。クラ選の東海予選も伊藤のゴールで試合を決め、秋田戦でも試合を決めるゴール。

大西の影に隠れがちだが、チームの為に走り、いつもムードメーカーでもある伊藤。

活躍した時にはチーム全員が120%で喜ぶ。

ATの試合を決めるゴール。
ATの試合を決めるゴール。
監督がここまで喜ぶ選手も中々いない。
監督がここまで喜ぶ選手も中々いない。

おまけ〜現地組フォト

一人だけ明後日を見つめる選手が。ゴールが見えていたか?
一人だけ明後日を見つめる選手が。ゴールが見えていたか?
ここまでキツく当たっても止まらない大西
ここまでキツく当たっても止まらない大西
2試合連続クリーンシートに貢献の小室
2試合連続クリーンシートに貢献の小室
2年生達も必死に食らいつく
2年生達も必死に食らいつく
リーグ戦ではセットプレーから失点もあったがクラ選は2試合とも0封
リーグ戦ではセットプレーから失点もあったがクラ選は2試合とも0封
コンタクトが増えるにつれて監督も熱くなる
コンタクトが増えるにつれて監督も熱くなる
メンバー外で映像班だった野中。同じポジションの白男川に助言する。
メンバー外で映像班だった野中。同じポジションの白男川に助言する。
コンタクトで負傷した小室を担ぐ鶴田。本人曰く軽傷らしいが、ひどくない事を願う
コンタクトで負傷した小室を担ぐ鶴田。本人曰く軽傷らしいが、ひどくない事を願う
萩のフィードをモロにお腹に浴びた秋田の選手。勝ちに行く為に秋田も最後まで諦めない。
萩のフィードをモロにお腹に浴びた秋田の選手。勝ちに行く為に秋田も最後まで諦めない。

この日が誕生日の三木監督。「クラ選の時期いつもだから嫌なんだよお…」と言いつつも嬉しそうな監督。

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