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グラぽ主宰者より2025年年末のご挨拶 #グランパス #grampus

2025年も「グラぽ」をご覧いただき、ありがとうございました。2015年2月に始めたこのサイトも、皆さんのおかげで11年目。100年構想リーグの開始時には12年目に入ります。2025年の記事はこの記事でトータル256本目になりました。

ニュース解説、試合のプレビュー・レビュー、そして選手への応援メッセージ企画や、前向きに応援するためのコラムなど、「応援の熱量を、言葉として良い形に残す」ことを目指して続けてきました。勝った日の高揚も、悔しさで眠れない夜も、次の試合に向けて気持ちを整える時間も、グランパスを応援する日々の中で、グラぽが少しでも「気持ちの置き場」になれていたなら、主宰者としてこれ以上うれしいことはありません。

運営の裏側を少しだけ。正直、毎週のように試合があり、ニュースも移籍も次々に出てくる中で、“いつもの更新”を続けるのは簡単ではありません。書く側も読む側も、仕事や家庭があり、体調や生活リズムもあります。試合のある週末はもちろん、平日の小さなニュースに対しても「どう読み解くか」「どんな温度で言葉にするか」を考える。熱量があるほど、言葉を選ぶ責任も増える。そんな積み重ねが、実は一番の“継続の難しさ”なのかもしれません。

今年は特に、運営メンバーそれぞれのライフステージが変わり、苦労も増えた一年でした。それでも「少しだけでも」「できる範囲で」と関わり続けてくれたことに、主宰者として感謝しかありません。更新が止まりそうになったときに埋めてくれる人がいる。企画の段取りを進めてくれる人がいる。時には背中を押してくれる人がいる。グラぽは一人の力では成り立ちません。だからこそ、続けられていること自体が、皆さんとの“共同作業”なのだと感じています。

育児と仕事でも責任ある立場についたなかでも55本の記事を書いてくれた、ラグさん、ありがとう。

海外出張も交えながら、また高体連所属の息子さんのサポートもあったりする中で全試合完走してくれたダンさんにも感謝してます。

どんなキツイ試合でもクスリと笑えるネタでみんなを笑顔にしてくれたコンウェンさん。

家庭でいろいろあったり、仕事でも忙しくなったり大変だったyuttyさん。

記事は少なかったけどみんなの兄貴分としてアドバイスをくれていた青井さん。

色んな意見をくれていた赤尾瑠花師匠。

誰一人欠けても成り立ちませんでした。

そして私自身も、今年は手術を2回受けました。一番調子が悪かったのは入院中よりもむしろはじめての手術の入院前で、その時期は思うように動けない日があり、更新が滞った時期もありました。体力が戻らない焦りや、先の見えない不安で、気持ちが折れそうになる瞬間もありました。そんなときに支えになったのが、読者の皆さんから届く反応です。コメントやメッセージが届くたびに、「ここには人がいる」と思えました。読んでくれている人がいる。受け取ってくれる人がいる。画面の向こうに仲間がいる、その事実が、治療や回復の時間を進めてくれました。本当に感謝しています。

さらに2025年は、グラぽの取り組みが“届いた”一年でもありました。ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾選手へのメッセージ企画では、集まった言葉をピサノ選手が取り上げてくださいました。応援の気持ちが、ただ内側で完結するのではなく、本人に届き、本人が受け止めてくれる。あの出来事は、参加してくださった皆さん一人ひとりの言葉の力が生んだものです。

そして、退任される長谷川健太監督へのメッセージについては、最終戦セレモニーで「グラぽ」とサイト名を挙げていただき、長谷川健太さんご本人から感謝の言葉をいただく場面がありました。実はこの言葉をいただいたのが、二度の手術のちょうど“間”でした。戻れるのかどうか不安で、折れそうな心を、逆に支えられたように思います。応援する側の私たちが、クラブの方に励まされる。そんな経験ができたことは、主宰者としてだけでなく、一人のグランパスファンとしても、一生の宝物です。長谷川健太さん、本当にありがとうございました。

グラぽは、支える人と支えられる人が固定される場所ではなく、状況に応じて立場が入れ替わりながら、支え支え合う場所でありたいと思っています。

忙しい時には誰かが支える。落ち込んだ時には誰かの言葉に救われる。

勝った時には一緒に喜び、負けた時には「次」を語る。

そうやって、グランパスへの想いが良い形で循環していく文化を、少しずつでも広げていけたらと願っています。誹謗中傷ではなく、リスペクトと愛情のある言葉で。熱量は高く、でも誰かを傷つける方向には行かない。

簡単なことではありませんが、だからこそ、グラぽが挑戦し続ける価値があると信じています。

2026年も、グラぽはグランパスへの敬意と熱量を大切に、皆さんと一緒に歩んでいきます。新たに寄稿いただける方も募集しています。是非、一緒にやってみませんか?

読者の皆さん、運営メンバー、ライター陣、そしてこの場所に関わってくださったすべての方へ、改めて感謝をお伝えします。どうか良いお年を。来年も、よろしくお願いいたします。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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