名古屋公式サイトにて、小倉監督の休養が発表されました。
小倉さんに思うこと
僕はJリーグ開幕前夜、高校サッカーでの活躍から小倉隆史という選手を本当に大好きになりました。その後名古屋グランパスに加入し、初めてみたヤマザキナビスコカップのゲーム以来ずっと名古屋グランパスを応援しています。僕にとっての名古屋グランパスのはじまりは小倉隆史でした。
オランダから帰ってきたあとも、あのキリンカップサッカー日本対フランスも見に行きました。目の前でフランスからゴールを奪った小倉隆史は僕にとってスターでした。
シーズンが始まる前、そんなに簡単にはいかないだろうとは思っていました。勝点を比較的早めに10まで積み上げたときには少しほっとしたものです。
ですが、ここ数ヶ月の小倉さんの様子は、見ていても本当につらいものでした。自分の責任はあるものの、編成でミスをした形になった守備陣の問題。続出する怪我人、流れがどんどんと悪くなっていくばかりでした。
今は、まず心も身体も休めてください。
そして、せっかく英語もオランダ語も堪能なのですから、海外で指導者のキャリアを一から始め直すのはいかがでしょうか。奥様もいるなかでそういったチャレンジは難しいかもしれませんが、語学力という自分の強みを活かして、また再チャレンジして欲しいと思っています。
日本から離れたほうがいいと思うことには、雑音が入れば回復もままならないのでは、とも思うからです。一度の失敗で手厳しく言う、失敗を許さない社会にいるよりも、フラットに実力を評価されるところに行ったほうがいいと思うのです。
まだ人生は長いです。これからも頑張って欲しいです。
久米さんは辞めるべきなの?
Twitterでは久米社長の過去の編成責任と、GM兼監督の任命責任を問う声が多数上がっています。
確かに、過去の編成は適切だったとは言えず、そんないびつな状態のチームをオグに全権監督として渡してしまったことには自分も言いたいこともあります。
しかし辞めることだけが責任の取り方ではありません。
こういう状況だからこそ、指揮命令系統をはっきりさせ、この難しいシーズンをクローズさせるまで、責任を存分に取っていただくべきです。それができないとチームという組織が空中分解のおそれもあります。ちゃんと一番偉い人がいることも大事です。
もしも進退を問うようなことがあるとしたら、それはシーズン後で構わないと思います。
ボスコ監督代行へ
最後にボスコ監督代行へ。
残り8試合で勝ち点7差というのは、ほぼ絶望的な差、と考えていいでしょう。
もちろん残留を諦めるべきではありませんが、グランパスの未来へと繋がるサッカーを再構築することも大事だと思っています。
そして、選手も、監督代行にすべて指示を仰ぐのだけではなく、自分がどうやったらバリューを出せるのか、最大限頭を使って欲しいと思っています。
名古屋の、グランパスの未来は、新しい体制のスタッフと選手にかかっています。