グランパスは現在とてもむずかしい状況になってきています。けが人の多さもさることながら、度重なる敗戦で選手も自信を失い、監督もこのむずかしい状況を打破する効果的な打ち手が打てていません。最近の試合を見ていても、選手のチカラが100%発揮できているとは言いがたい状況です。
周囲に自信を失った人がいたとしたら、皆さんどうしますか?頑張れって励まして大丈夫な相手なら励ますし、そっとしておいた方がいい相手なら静かに見守りますよね。監督も選手も、そしてスタッフも人間です。うまくいかないことがあります。そんなときにどうしたら良いでしょうか。
たぶん、正解はないんでしょうね。チームへの愛のかたちは、人それぞれです。励ますことが愛のかたちの場合もあるし、怒って叱咤激励をすることが愛のかたちのこともあるし、見守ることが愛のかたちであることもあるでしょう。どれが良くて、どれがダメってことはないでしょう。
結婚の宣誓にこんな言葉があります。「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、死が二人を分かつときまで、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか」
サポーターはチームと結婚しているわけではありません。だから「死が二人を分かつときまで」なんてことはわたしも思いません。でもいい時も、悪い時も、一緒に過ごしているからこそ、勝利の味がとても深くなるのではないでしょうか。
自分をサポーターといえるならば、チームがこんな「今こそ」自分に合ったどんなかたちでも良いので、チームへの愛を表現して、実行に移したほうがいいと思います。(もちろん、チームや周囲に迷惑のかからない形で、ですが。)
いや、そこまでチームに愛なんてないよ、という方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、また気が向いた時にきていただければ、それでいいと思います。また自分達で元気付けて、見ていて楽しいチームにしますから、そうなったら是非また見に来て下さい。お願いします。
大事なことは、愛していても無理をしないことです。無理をしたら、長くは続きません。ぼくたちとグランパスの関係は、お祭りみたいに終わったらオシマイってものではないと思うんです。それぞれが自分のできるやり方、できる範囲で、自分の愛のかたちを表現しましょう。
明日のヴィッセル神戸戦、とても大事な試合になります。無理をせずにもし応援に行ける方がいたら、是非応援よろしくお願いします。ゴール裏じゃなくても良いです。カテゴリー4もお得でとても良いエリアです。みんなのチカラをグランパスにわけてください。
「ビスケットいちまい あったら あったら ジョリィとボクとで 半分こ / ちょっぴりかなしく なったら なったら なみだもふたりで 半分こ」
「どんなときでも あいしてる」
そう歌ってる人たち、試合終わるまでは勝利を信じて全力のサポートを