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2017年J2第11節京都戦マッチプレビュー

2017年5月3日、豊田スタジアムにて、15時から2017年J2第11節京都サンガ戦が開催されます。その試合をプレビューします。

怪我人の代わりは誰になるのか

ザスパクサツ群馬戦では大逆転勝利を収めたものの、39内田健太の脳震盪、38永井龍の足首故障と怪我人が相次いでしまいました。

2人とも全試合出場中の換えの効かない選手です。

39内田健太は守備でこそサイドバックが専門ということもあり、ストッパーとしての動きに苦しむことがありましたが、最終ラインに彼がいることで攻撃の組み立てが担保されていました。1対1に強い15宮原和也も、カバーリングに優れた3櫛引一紀も、どちらも最終ラインからボールを前に運ぶことに優れているわけではありません。39内田健太のパスと多彩な技術がそれを支えていたわけです。

38永井龍は豊富な運動量で上下動をすることができ、やや博打っぽいものの一対一の勝負を対面の選手とできる選手です。スピードもあり、彼のカウンターを止めることができる選手はあまりいません。特にそのスピードを活かそうと思ったら、ある程度低い位置からスピードに乗って飛び出すシーンで活きてきます。彼がウィングバックを任されることが多いのは、勝負ができて運動量も豊富であること以外に、彼を前を向かせてスピードに乗らせたいという思惑も含まれているでしょう。チームでもトップの5得点も頷ける出来でした。

2人とも今のグランパスの順位を支えている選手になります。

実際代わりに抜擢されたのは、14田鍋陵太と27杉森考起でした!kyoto

39内田健太の強みであるゲームの組み立ては、ある程度パス出しができる4シャルレスがそのまま引き継ぎ、FWにはマークを外して飛び出すことのできる27杉森考起が抜擢されました。

これまで27杉森考起はウィングバックやサイドバックでの起用が続き、彼の特徴があまり活かせていませんでした。本職でもあるFWで勝負できる機会は、これを逃したらもうないかもしれません。27杉森考起の真骨頂はペナルティエリア内にあると思っています。それだけにこのゲームが楽しみです。初ゴールに期待してもいいでしょうか。

また守備陣は3バックと15宮原和也か14田鍋陵太が最終ラインに落ちる可変4バックが想像されます。群馬戦でもこの可変4バックで23青木亮太が落ちるシーンをよく見かけました。

3バックの横裏に長いボールを入れられるケースが多かったので、そこへの対策ですね。そこも群馬戦を経て、どれだけ熟成されてきているかが楽しみです。

直前ですが、以上プレビューとなります。試合を楽しみましょう!

 

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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