自動昇格争いは、事実上Vファーレン長崎と名古屋グランパス、アビスパ福岡に絞られました。
昨日の名古屋の勝利で、ヴェルディと松本山雅は3連勝(勝点73)しても自動昇格圏(現在71)に追いつくことが難しくなったからです。長崎が勝点3、名古屋・福岡が勝点5をあげると追いつくことはできません。どれか1チームならまくれる可能性はありますが3チームすべてがこの終盤で勝点をあげられないことは考えづらいからです。
残りの日程はこうなっている
チーム名 | 勝点 | 得失点差 | 第40節11月5日 | 第41節11月11日 | 第42節11月19日 | 残り試合勝点合計 |
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長崎 | 71 | +11 | 水戸(A):勝点54:13:00 | 讃岐(H):勝点37:19:00 | 群馬(A):勝点19:16:00 | 勝点計110 |
名古屋 | 69 | +20 | 岡山(A):勝点53:13:00 | 千葉(H):勝点59:14:00 | 讃岐(A):勝点37:16:00 | 勝点計149 |
福岡 | 69 | +17 | 湘南(H):勝点81:15:30 | 松本(H):勝点64:14:00 | 岡山(A):勝点53:16:00 | 勝点計198 |
勝点は相手の強さを測る尺度になると思われます。これを見ると圧倒的に長崎が有利。僅かに勝点は110。
勝点で2ビハインドのある名古屋としては、残り3連勝するしかありません。
名古屋にチャンスがあるとすれば
名古屋にチャンスがあるとしたら、2ポイントでしょう。
1)好調の水戸戦で長崎が苦戦すること
第39節でも徳島を破った水戸戦がどうなるか。
攻撃陣では元名古屋の橋本晃司が絶好調。前田大然、林容平も好調。徳島の組織的なプレスを打ち破るプレーは期待できます。一方で失点も少なくありません。同時開催ではありますが、水戸-長崎の試合にも注目です。
2)名古屋が先に試合を終われる41節に勝利すること
名古屋は14時KO、長崎は19時KOです。勝点が同じ状況であれば名古屋が先に勝利していると一時的に名古屋が2位になります。長崎としてはプレッシャーがかかる状況でしょう。一方で讃岐はJ2残留が掛かっている状態。40節で勝ち点差が縮まっていたりするとこちらも必死になるのではないでしょうか。
まずは最近絶好調のジェフユナイテッド市原・千葉を如何に破るかです。
ラリベイの高さを活かして、おそらく高さに弱い櫛引とのミスマッチを狙う。あるいは群馬戦の群馬1点目のような、サイドから崩して舩山のフィニッシュにかける。そういった形になるでしょう。為田がキーマンになっているので、対面の宮原の対応が重要です。
名古屋同様失点は決して少なくはないチームですが、ジェフ千葉はGK佐藤優也が当たっています。ここを乗り切れれば、あるいは・・・
期待をしましょう。
いつも分かりやすくまとめて頂いて、すごいなぁと思っております。(若輩者なのにこんな言い方ですみません)
ぐらぽさんの分析好きです。
これからもよろしくお願いします!!
ありがとうございます。
そう言ってくださると嬉しいです。ちょっと家族が大病しておりましてなかなか最近は現地に行けていませんし、投稿も少ないのですが、少しでもグランパスの後押しになるように頑張ります。
GK佐藤!?
ジェフ千葉のGK佐藤です。前節も3点くらいを防ぐ状況でした。
なんとか勝ちたいですね。讃岐戦くらいには1ヶ月になるので、シャビが帰ってこれるかもしれません。(現時点ではあくまで予想に過ぎませんが)
死ぬ気で応援します