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[ニュース]シャビエル復帰へボール蹴った!+肉離れのリハビリについてまとめてみた

[ニュース]シャビエル復帰へボール蹴った!+肉離れのリハビリについてまとめてみた

2017年11月1日付け中日スポーツで、怪我で離脱をしていたガブリエル・シャビエル選手がスパイクを履き、ボールも蹴ったと伝えています。

http://sp.chunichi.co.jp/gra/news/sp_gra_news_kiji.php?file=CK2017110102000109_2&genre=kei_chu_sp2_graminfo&return=sp2_graminfo

ハムストリング肉離れとは?

肉離れとは、急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋繊維の一部が損傷すること (Wikipediaより) を言います。基本的に、 体のどこの筋肉でも肉離れは起こる可能性がありますが、特にスポーツをしている中で起こることが多いのが、ハムストリング(=太ももの裏)です。

だいたい1ヶ月程度の加療が必要と言われています。10月15日に受傷しているので、約2週間でボールを蹴ったことになります。

専門のサイトでは以下のように説明しています。

ハムストリングの肉離れには、どのようにしてなってしまうのか?一番起きやすいメカニズムは、速い動きの中で「股関節を曲げる」と「膝を伸ばす」の動きを同時にしたときです。

ハムストリングは「股関節を伸ばす (=脚を後ろ側へ引く動き)」と「膝を曲げる」動きをする筋肉。これは、上で言ったハムストリングの肉離れが起きるメカニズムとは逆の動きですね。つまり、速い動きのなかでハムストリングが思い切り伸ばされる (=ストレッチされる) と、肉離れが起きやすいということです。

具体的にどんなときにハムストリングが伸ばされるかというと、ダッシュをしているときに前足を地面に着けた瞬間や、サッカーボールを蹴るときに、蹴る方ではない足(サポートの足)を地面につけた瞬間などです。

シャビエルはもう復帰できるの?

残念ながら答えはノーです。

注意しなければならないのが、ハムストリングの肉離れの再発率の高さです。

ハムストリングの肉離れから復帰した選手の約30%が再発をしており、そのうちの3分の2は復帰後2週間以内の再受傷であるという報告もされています(Orchard and Thomas, 2002)。

この再発の原因のひとつには、リハビリ期間中に身体にかかっていた負荷と、復帰後に身体にかかった負荷とのギャップの大きさが考えられます。

これを避けるにはリハビリ時に大きな負荷をかければいいのではないか?と考えるかもしれません。

しかし、その週に身体にかかる負荷が、手前数週間の負荷に比べて2.1倍を上回るとケガが急激に増加するというデータ(Hulin et al, 2015)もあるので、復帰を焦ってリハビリ中に急に負荷をあげてしまうと、そのことが原因で肉離れを再受傷してしまう可能性もあります。

つまり、リハビリ中も徐々に負荷を高めていき、せめて練習の負荷の7割程度の負荷(強度×量)に身体を慣らしてからチーム練習に合流するのが良いでしょう。

先ほどの専門サイトでは以下のように書かれています。

エクササイズ

肉離れをそれ以上悪化させないことが一番重要ですが、全く動かさないのも逆効果です。肉離れになってすぐは過度なストレッチは避けるべき、と上で言いましたが、なにもしないと、ケガした部分が固まってしまったり、ハムストリングの筋力が落ちてしまうので、再発しやすくなってしまいます。

そのため「痛みのない範囲」で軽い運動をし、ハムストリングに負荷を少しずつかけていくことが大切です。

さて、参考にした論文の1つは、2種類のハムストリングのリハビリプログラムの効果を比較しています。1つは「ストレッチとレジスタンストレーニング」に焦点を当てたプログラム。もう1つは「体幹とアジリティトレーニング」に焦点を当てたもの。

結果は、ストレッチとレジスタンストレーニングを中心に行ったグループの半分以上の選手(54.5%)が、競技復帰から16日以内に再びハムストリングを傷め てしまったそう。対照的に、体幹とアジリティトレーニングを中心に行ったグループの選手は、1人もハムストリングを再び傷めることはなかったということです。

また、ハムストリングの肉離れをしてから競技に復帰するまでにかかった日数も、ストレッチ&レジスタンストレーニングのグループは平均で37.4日かかったのに対し、体幹&アジリティグループは22.2日でした。

というわけでここから、参考文献を参考に、僕がいいなと思った体幹やアジリティのエクササイズを、Phase1とPhase2に分けていくつか紹介していきます。

Phase1(怪我した直後〜)

上でも言ったように、怪我した直後はまず、それ以上悪化をさせないことが大切です。1日2〜3回のRICE処置をすること。エクササイズをするときも、過度なストレッチは避けましょう。歩幅を短くすることなく普通に歩くことができて、かつ軽いジョギングができるようになったら、Phase2に進みましょう。

(中略)

Phase2(痛みなしに歩くことができ、軽いジョギングも可能になったら)

Phase2からは、エキセントリック収縮(筋肉をストレッチさせながら力を発揮する)を使って、Phase1よりもハムストリングに負荷をかけていき 、練習復帰に向かっていきます。痛みが出ない範囲でジョギングのスピードをあげていき、上で紹介したキャリオカやサイドシャッフルなどの横の動きも、スピードを徐々にあげていきます。

(中略)

早いスピードでの動きを除いた、競技特有の練習

早いスピードの動きをせずに、自分の競技の練習に少しずつ戻っていきます。早いスピードの動きは、ハムストリングの肉離れを起こしやすいメカニズムの1つ。なので、スピードはくれぐれも少しずつあげていくこと。もちろん痛みが出ない範囲でやっていきます。

この記事でもわかるように、シャビエルは「早いスピードでの動きを除いた、競技特有の練習に復帰した段階です。

Phase2ということですね。ですからやはりあと2週間は難しいと考えられます。

気になる復帰時期は?

現在リハビリがPhase2ということですね。2週間でPhase1を終えているので、やはりあと2週間は難しいと考えられます。そうなるとはやくても千葉戦でベンチ入りくらいが限界。本格的には2週間を空けた讃岐戦での復帰というのが現実的でしょう。

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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