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やった!久々勝利!ルヴァン4節選手短評!

勝ちました! やったぜ久々の勝利&今年のルヴァン初勝利。勝って浮かれた勢いで、いつものようなレビューではなく、今回は独断と偏見で選手短評をしてみます。どうぞ御笑覧ください。

※10点満点で、勝ったチームつまりグランパスは6.0を基準としています。

武田 6.0

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イケメンたけちんはリーグではサブ、ルヴァンでは正キーパー。ランゲラックと比べるとどうしても守備範囲の狭さや細かいキャッチングミスが目に付くのだが、国際基準でのキーパーと比べるのも酷だろうか? 少なくともJリーグ基準で控えキーパーとしてこんなに頼もしい奴はなかなかいない。失点はキーパー的にはノーチャンス。ただ、攻撃時のキック精度がアレだからアレなんですよねー。そのキックのイマイチさでチャンスがチャンス未遂に終わったりもするので練習してくださいお願いします。あと前半途中にクロスに対して前に出たはいいが藤井とOmiai!して危なかったシーンがあった。たけちんは既婚なんだから前に出たらOmiai!せずにボールを弾こう!

藤井 6.0

はるちゃん可愛いよはるちゃん。高くて笑顔の可愛い藤井(17歳)、数回危ないシーンはあったものの総じて無難に守っていた。風間グランパス的にCBはどうしても広い範囲を守らないといけないのだけど、それでも無難に守っていたので将来有望だろうか。そう、まだ17歳なんだから今後に期待。藤井が自らの肉体をビルドアップして藤井(17歳)から藤井(ver.20.4)くらいにムッキムキに進化したらファンの心が多少平穏になるかもしれない。そういう意味でもビルドアップ力向上だ。スタミナ切れなのか後半に足が止まり気味で、途中交代したのはややマイナス。がんばれ。

菅原6.5

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今日も守備の中心としてディフェンスラインに君臨しつつ、パス出しもしていた菅原さんじゅうななさい。それもこれも適切なポジションに位置し、上がるべき時に上がっていたから。具体的には、パスを受けて自分で持ち出したり、チーム全体が押し上げていたときに前にポジション取っていたり、結果として比較的高い位置でボールを持っていたりと、実に効果的なプレーだった。試合に出る度、グランパスファンから「あいつ本当に17歳なのか? 落ち着きすぎてない?」と年齢査証疑惑が出ていたが、最近ではもう「人生をやり直している」「強くてニューゲーム」「ラノベ主人公」などと一部で言われている。2000年代産まれの若者パワーをこれでもかと見せ付けてくれる菅原はグランパスの未来だ。

成瀬 6.0

右サイドバックとして出場。グランパスの4-4-2では敵陣の大外攻略はサイドバックの仕事なので、右サイドの最前線まで走っては守備に戻っていた。元気一杯のプレーぶりで思わず応援したくなる系。細かいところでボールを受けることを怖がらないところに気持ちの強さと自分の技術への自信たっぷり。深堀しゅんぺーがゴールを決めたら成瀬しゅんぺーが祝福、しゅんぺーどっちだよ問題が勃発。グランパスって読みの同じ名前の選手多い気がする(例.一昔前のりょーた、ゆーき等)ので、もちろん偶然だろうがちょっぴりエモい。密かにリーグ&ルヴァンの合計出場時間が316分に達したため、A契約450分まであと134分。菅原に続いて現役高校生がA契約になりそう。選手層の薄さと露骨なターンオーバーの結果ではあるものの、本人にもグランパスユースにとっても立派な実績だ。

櫛引 6.5

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前半は左サイドバック、後半途中からセンターバックでプレー。SBでのプレー時にはとんでもない勢いで果敢にオーバーラップを仕掛ける。CBでのプレー時にはもっととんでもない勢いで果敢にオーバーラップを仕掛ける(流石に相手を押し込んでる時限定だけどね)。スルーパスに反応して相手ペナルティエリアに走りこんでいたCB櫛引の姿に思わず笑えるあなたは立派な櫛引ファンかもしれない。相手を押し込んでいる時にCBが攻撃参加し数的優位な状況を作り出すのは、攻撃面では有効な手段ではあるので、櫛引が飛びぬけてぶっ飛んでるわけではない。多分。

ワシントン 7.0

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本職のボランチでプレー。中盤で相手のロングボールを跳ね返したり、攻撃面では落ち着いたパス出しをしたりと、「ワシは相手のプレスさえ緩ければこれくらいプレーできるんですよ」という感じだった。もうワンテンポ早くパスを出せるとなお良いのだが………。それでも決勝点に繋がるクロスを上げたし貢献度大。どう見てもテキトーに入れたようにしか見えなかったクロスが得点に結びついたりするんだからサッカーって面白いですね。

秋山 6.5

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前半はボランチ、後半途中から左サイドバックでプレー。ごく普通に機能していた秋山ボランチはこの試合最大の収穫の一つ。相手からプレスされてもドリブルで剥がしつつパス交換し、時にはスルーパスを出していた。イケるやん! なお、スタメンフル出場したことにより、ルヴァン4試合256分に出場。リーグと合わせると12試合932分に出場。実はチームで最も多く試合に出ているタフガイ。「中0日に比べればマシ」とのファンの声もあるが、そういう問題なのか………? 最近の試合中、後半になると死にそうな顔をしているので、クラブハウスの酸素カプセルを利用し疲労回復に努めてもらいたい。

押谷 6.5

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右サイドでスタメン出場。何と言っても深堀のゴールをアシストしたロングパスが見事。本職はFWだけに、『このタイミングでパス出したら深堀が走りこむはず』な感覚があったのだろう。実は中長距離のキック精度良いよね。それ以外では左サイドの内田と頻繁にポジションチェンジをして攻撃にヴァリエーションを加えていた。ただしポジションチェンジとは言うものの、内田が左にいるのに押谷がその更に左にいた場面もあり、『好き放題に動いていた』と言うべきかもしれない。攻撃時に好きに動くのはいいが守備時にはちゃんとあるべきポジションに戻ってもらいたい。

内田 7.5

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得点・アシストこそ無かったものの、個人的にはウッチーをこの試合のMVPとしたい。前半早い時間でのクロスバー直撃右足シュートが相手DFに「シュートもあるぞ」と植えつけただろう。全体としては、左サイドを中心に、パスの中継点としてボール回しの潤滑油になっていた。個人のドリブル突破力には欠けるがコンビネーションで崩せば問題ないし、走力あるもんね、ウッチー。時々入れていたアーリークロスも、決定機にこそならなかったものの、チームのパス回しに『緩急』を生んでいたように思う。やっぱ変化をつけないと相手は守りやすい。この試合の出来ならリーグでも左サイドで見たい。最後に足攣ってたけど走りぬいたのはお見事。10ヶ月ぶりくらいの90分フル出場はきっと長く感じられたことだろう。お疲れ様でした。

深堀 7.0

チームに勢いを与えるとともに自分の交代を未然に防いだ同点ゴールはまさにストライカーのもの。DFラインとの駆け引きに勝って一瞬のスピードで相手を置き去りにして抜け出したゴールとか個人的に大好物系で、おおっこれが深堀かとドキドキした。それまではそう大して存在感も無かったのに、得点後にはやたらキレ味のあるプレーを見せていたあたり、FWにはゴールが特効薬とは真実だなと思わせられる。寿人とジョーが深堀のよさをすごく上手く引き出してくれていた結果でもあるので、頼れる人たちがいるうちに本人にはもっと成長してもらいたい。次はなるせしゅんぺー→ふかほりしゅんぺーのしゅんぺーホットラインでユースファンを絶頂させよう

寿人 6.5

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深堀! お前は最前線に張ってろ! と言わんばかりに自らはちょっと落ちて組立に参加していた寿人。自分が空けたスペースを深堀、押谷や内田に上手く使わせていた。本当は深堀の得点のようなプレーを寿人本人がしたいはずなのだが、そこはチームプレーに徹せられるあたりが流石のキャプテン。やっぱりツートップの方が本人も居心地良さそうですね。本人の状態もだいぶ上がってきたようなのでリーグ戦でも元気に走り回ってもらいたい。

小林 6.0

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途中出場。小林が出てくるとチームのボール回しが明らかに早くなる。流石のプレーぶりだったがそう目立ったシーンも無く、全体的には守備のスペース潰しをメインに省エネ気味なプレーだったか。もっともっとやれるはず。ところで前所属の新潟方面での噂を聞く限りにおいて、どうも『実力はナンバーワンだが立ち位置はナンバーツー』みたいなのを志向しているしているのではないか疑惑がある。『最強の副官』とか『裏番』みたいな感じのアレ。それは厨二病の典型的な発想の一つなので、もうアラサーなんだし、そろそろ堂々と表に立ってもらいたい。自覚があるか知らないが十分立派な番長キャラだと思う。

ジョー 7.0

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途中出場で大変気分良さそうに活き活きとプレー。これまたストライカーらしくこぼれ球を押し込んでゴール。試合後のコメントとかにも「自分がチームを引っ張るんだ」と思いつつあるのかなという雰囲気。遠慮は止めたってことですね。深堀を相手DFラインと勝負させることでラインを押し下げさせ、自分もフリーになるという味わい深いプレーをしていた。ジョーがチームを引っ張る=ジョーの欲しいボールを出させる、ジョーが周囲を使うということで、言い換えればコンビネーションが成熟するということでもある。ジョーの欲しいところにボールが出てきたらJレベルで止められるDFはほぼいないはず。リーグで今から25点くらい取ってもらいたい。

アーリア 6.5

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途中出場。今日は押谷と代わった関係で右サイドハーフ。交代直後にワシのクロスにボレーで合わせ、そのこぼれ球をジョーが押し込んで実質アシスト。相手DFが深堀とジョーを見ていて、アーリアが上手くフリーになった結果だった。その後も右サイドで終始走り回り試合をクローズ。安定感があり過ぎてむしろ書く事が少ない。去年、大宮でそんなに試合出てなかったのが信じられないようなプレーで、やはりサッカーの相性一つで選手も活きたり活きなかったりするんですねえ。グランパスも合わない選手を放出したからねえ………( ;∀;) 。

相手もメンバー落ちだったということは差し引いて考えなければならないでしょうけど、久々の勝利を味あわせてくれた選手達に感謝。次のアウェー神戸で活き活きしたジョーが見られるよう応援しましょう。

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