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2020年J1リーグ第21節 セレッソ大阪戦マッチプレビュー #grampus #cerezo

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はじめに

今節の相手は勝ち点6差で3位につけているセレッソ大阪。

名古屋が上位についていけるか振り落とされるか、分岐点となり得る試合です。

台風14号の影響で開催が危ぶまれましたが、雨も弱まる予報となり、何とか開催できそうですね。

現地で応援される方は風邪をひかないようお気をつけて!

1.過去データ上の相性は良い

10月8日の日刊スポーツWeb版に掲載されたJ1第21節optaファクトでは、過去の通算成績では相性が良いことを示しています。

日刊スポーツ:J1第21節optaファクト

https://www.nikkansports.com/soccer/news/202010080000354.html

※ファクト内の数字はJ1での成績

しかし、セレッソ大阪は名古屋より上位のチームであり、仮に調子を落としていたとしても簡単に勝利できる相手ではありません。

そして、J1におけるパロマ瑞穂スタジアムでの連勝が4年も無いのは少し驚きました。

現在のパロマ瑞穂スタジアムではラストシーズンですし、この不名誉な記録を止め、連勝してほしいですね。

◎名古屋グランパスにとって良いデータ

  • 名古屋対C大阪の通算39試合では、名古屋が23勝3分13敗と大きく勝ち越している。名古屋にとってC大阪は、今季J1に所属するクラブの中で最も勝率の高い相手(59%)。今カード直近6試合でもわずか1敗(4勝1分)。
  • 名古屋は直近8試合で勝利と敗戦を交互に繰り返している(4勝4敗)。前節浦和戦ではアウェイで勝利を挙げた(1-0)。しかし、ホーム戦では現在3連勝中。
  • C大阪は現在、降格した2014年12月以来となる4試合連続複数失点を喫している(1勝3敗)。2失点以上を喫した試合数としては、それ以前の36試合で記録したものと等しい。
  • C大阪は現在の4試合連続複数失点が始まった9月19日以降、被枠内シュート率(50%)と被シュート決定率(19.6%)がリーグワースト2位。今季それ以前は、被シュート決定率がリーグ最少だった(5.7%)。

◎名古屋グランパスにとって悪いデータ

  • 名古屋はパロマ瑞穂スタジアムでの直近の試合で勝利を挙げた(第15節横浜FM戦:2-1)。しかし、同スタジアムで連勝を記録したのは2016年4月が最後

2.両チームの予想布陣

両チームの予想布陣

◎名古屋グランパスの予想布陣

マッシモ監督は前々日監督会見で前田が本調子でないことについて言及していますが、プレーの出来には満足していると回答していますし、今節も先発で起用すると見ています。

また「引いて守ってくるのであればサイドでの1対1で個人がどれだけ突破できるかがカギになる」と言及しているため、従来の両SHによる突破を軸とした速攻のスタイルは崩さないと思われます。

インサイドグランパス:明治安田生命J1リーグ第21節 C大阪戦 前々日監督会見

https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/index.php?sid=1647&cid=105

今節も選手の並びは従来の4‐2‐3‐1、右SHで前田、左SHでマテウスを先発させると予想。

OHには前回の対戦で素晴らしいミドルシュートを叩き込んだ阿部、右SBにはセレッソ大阪の堅固な守備に”刺すパス”を繰り出せる成瀬を先発させると予想しました。

改めて見直しましたが、阿部ちゃんのこのゴールには唸るしかないですね。

今節も素晴らしいゴールを期待しています。

https://youtu.be/348yEfRd6oQ

◎セレッソ大阪の予想布陣

今シーズンのセレッソ大阪は選手の配置がコンパクトという点では名古屋に似ています(Football Labのデータではピッチの横幅38m縦幅29mに選手を配置されており、名古屋に非常に近い)。しかし、名古屋のようにショートカウンター主体のチームではなく、自陣からボールを保持しパスを回しながら前進するボール保持を主体としたスタイルであり、異なる特徴を持っています。

Football Lab:セレッソ大阪 2020 チームスタイル[コンパクトネス]

https://www.football-lab.jp/c-os/style/?s=61

今節もセレッソ大阪のロティーナ監督は公式サイトのインタビューで下記のように答えています。

  • 我々がやるべきことは、いつもと同じ。
  • 自分たちがボールを握ってゲームを支配し、チャンスを作っていくことが重要。
  • ゲームをコントロールし、相手にダメージを与えていくことが重要。

セレッソ大阪公式:Match Preview 名古屋戦

https://www.cerezo.jp/news/2020-10-09-17-00/

前節は川崎フロンターレに敗れたものの、大きく戦い方を変えることは無いと思われます。

今節も選手の並びは4‐4‐2と予想。

左SHは柿谷の起用も可能性はありますが、同インタビューで藤田、高木が名古屋のショートカウンターを警戒するコメントを残していることから、よりバランスの取れる清武を先発させると予想しました。

3.試合の見どころ~堅守を突き崩せ~

ここまで名古屋グランパスの平均得点は1.6、平均失点は1.0。

セレッソ大阪の平均得点は1.5、平均失点は1.1。

どちらも堅守のチームであり、先取点が非常に重要な試合となります。

Football Lab:2020年J1順位表
https://www.football-lab.jp/summary/team_ranking/j1/?year=2020

◎両サイドの攻防は熱くなるはず!

J1第21節optaファクトには、下記データが挙げられていました。

  • マテウスは名古屋が挙げた直近4得点のうち、3点をアシストしている。また、同選手は今季ドリブル回数、同成功数がリーグ最多(39/89回)。今季出場した20試合のうち、17試合で3回以上のドリブルを記録している(1試合平均:4.5回)。

前回の対戦と同じく、名古屋とセレッソ大阪の両サイドの攻防が勝敗のカギを握ることは明白でしょう。

特に名古屋のマテウス、セレッソ大阪の坂元がマッチアップすると思われる左サイドの攻防は勝敗を決するポイントにもなり得ます。

熱い攻防が見られそうです。

https://youtu.be/OYlNIRKxkNY

◎ボールを持つ?手放す?

昨シーズンと違い、今シーズンの名古屋グランパスは堅守速攻が主体のチームです。

J1第21節optaファクトには気になるデータが掲載されていました。

  • 名古屋は今季、ポゼッションが40%を下回った試合で全勝(4試合)。対するC大阪は、同項目が同値以下だった6試合で5勝を挙げている(勝率83.3%:5勝1敗)。唯一の敗戦は、前節川崎戦(10月3日:1-3、39.5%)。

名古屋もセレッソ大阪もボール保持しない場合の勝率が高いという事実。

しかし、セレッソ大阪はボール保持を主体とするチームであり、ボール保持する側に回っても強みがあります。

試しに両チームが布陣を変更せずにマッチアップした場合の図を作ってみました。

この場合はセレッソ大阪のDFラインの選手が必ず1人余る形になるので、ビルドアップのパス回しを阻害できません。

4-2-3-1の食い合わせ
4-2-3-1の食い合わせ(最近では前田直輝と組んでいるときは金崎夢生がトップ下に降りていることもあります)

マッシモ監督は前々日監督会見で「我々はなるべくペナルティーエリアに近づけないように、どれだけ前から潰しにいけるかがカギ」とコメントしているので、守備時は恐らく4‐4‐2に布陣を変えてセレッソ大阪のDFラインにプレスを掛ける手法を取るのでは無いかと思います。

4-4-2の食い合わせ
4-4-2の食い合わせ

名古屋がセレッソ大阪の強みをどう消し込むか、どのような守備で対策を打つか。

この点も注目です。

おわりに

先ほど天気予報を確認したところ、試合開始時刻には雨も上がる予報に変わっていました。

せっかくのガールズフェスタですし、試合も無事開催されると良いですね。

そして願わくば名古屋グランパスの勝利を。

今節も良い試合を期待しましょう!

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