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グランパスは果たして完敗だったのか?

グランパス・サガン鳥栖のスターティングメンバー

敗戦…!

詳細なレビューは明日、ゆってぃさんからお届けする予定ですが、落ち込む必要があるのか、ちょっと検証してみましょう。

サガン鳥栖の先制点。これは巧妙にデザインされたプレーだったことがわかります。

5:30。小屋松知哉がボールを持つ

林大地がスニーキング(隠密潜入)

林大地が、オフサイドポジションで気づかれないようにオフサイドポジションを通ってセンターバックの裏に潜む。

5:32。前田直輝が不用意なプレスにいってかわされる

前田直輝が大畑歩夢のマークを捨てて、小屋松知哉にプレスに行ってしまう

前田直輝が小屋松知哉に不用意にプレスにいってかわされ、大畑歩夢がフリーでボールを受けます。フリーで浮いている酒井に宮原和也はついてしまったので大畑には誰もついていない。ドフリーというやつだ。

5:34大畑がドフリー。宮原と稲垣祥が慌ててフォローに向かう

大畑歩夢がドフリー。宮原和也と稲垣祥が対応しようとするが遅れる。酒井宣福がフリーに

大畑がフリーでボールを持っているので、宮原和也と稲垣祥は対処をしにいくしかない。酒井を完全に捨てられないので、一歩遅れる。酒井のマークは甘くなる。

中谷進之介・丸山祐市は大畑からのクロスを準備している。

酒井はスペースにボールを要求。大畑はスペースにボールを出す。

5:35 うまく抜け出た酒井がクロスをあげ、林大地へのドンピシャクロスが決まる

ドンピシャクロスが林に送られ、失点。

大畑歩夢に向けてステップを踏んでしまったせいで、宮原和也は遅れてしまう。

そこで時間ができた酒井はフリーになってしまう。そしてクロスをあげる。

丸山祐市がどのタイミングで林大地に気づいたかわからないが、「こいつどっから来たねん!」ってなったに違いない。しかし酒井がボールをライン際まで持ち込んでいるのでオフサイドにならず、フリーに近い状態でヘディングを決められてしまった。

サガン鳥栖戦をどう糧にしていけばよいのか

見て貰うとわかるように、これは偶然なったにしては出来過ぎなシチュエーションだった。すなわち、デザインされた「奇襲」だったと考えた方が良いだろう。

もちろん、前田直輝があそこで大畑歩夢をフリーにしなければ、宮原和也が大畑歩夢と酒井宣福で迷わなければ・・・言うことはできるが、ほかにも名古屋グランパスをハメるプランはあっただろう。

どんなに堅守のチームであっても、セットプレー崩れと、こういったミスが絡んだプレーでは崩れてしまうもの。

今回はそれが両方とも出てしまったことで、敗戦となった。だが改めてこういったミスを検証するきっかけになったのではないだろうか。

それ以外にもいくつも危ないシーンはあったが、決められてはいない。そこまで下を向く必要は無い。

失点より気にしたいのは

失点より気にしたいのは、得点できる形がなかったこと。相変わらずマテウスに依存しているところだ。森下龍矢の良い上がりによって1点は返したものの、あの形ではそうそう点は獲れるものではない。そこをどうやっていくのかは気にしたいところだ。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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