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名古屋グランパスについて語り合うページ

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#ルヴァンカップ プライムステージ準決勝 第1戦 FC東京戦マッチレビュー #grampus #fctokyo #喋る机

編集A:週中のレビューは #喋る机 シリーズということで、今日もよろしくお願いします

デスク:今回も柔らかめのレビューっていうことで、気楽に最後まで読んでみて欲しい。

スターティングメンバー

名古屋グランパス・FC東京のスターティングメンバー
名古屋グランパス・FC東京のスターティングメンバー

編集A:一部の予想通り、キム・ミンテが戻ってきました。森下龍矢はスタメンは難しいという判断でしょうね。

デスク:5バックの可能性も微粒子レベルで存在するが、間違いなく木本恭生セントラルMFだな。

編集A:米本拓司は3試合連続のベンチ外です。

デスク:何かあったと考えるのが自然だな。

名古屋グランパスのスターティングメンバーから見た狙い

編集A:左サイドハーフには相馬勇紀が入りました。

デスク:対面の中村拓海が高いポジションで攻撃的なプレーをする。その裏を突かせたいという意図があるんだろうな。

編集A:2トップは前田直輝・柿谷曜一朗でした。

デスク:ヤクブ・シュヴィルツォクよりも機動力でまさる柿谷曜一朗で、前線でスペースを作り、相手の攻撃の組み立てを阻害したいという狙いでしょう。クバは点を取るだけ。その点を取ることが重要なんだけどな。

編集A:木本恭生がポジションをセントラルMFに上げました。

デスク:木本恭生のスタメンが不安というツイートを見たが、木本は守備力もあり、高さもある。自陣空中戦ではリーグ最高の指標19だ。(ミンテは指標18:第6位)

リーグサマリー:2021 J1 自陣空中戦ランキング(プレースタイル指標) | データによってサッカーはもっと輝く

デスク:木本はショートパスのセンスではミンテよりも遙かに高い。

編集A:確かにミンテが先日の試合でもショートパスでやらかして、ピンチを招きました。

デスク:ではなんでミンテが入ってから勝てるようになったかというと、長いフィードの精度がミンテのほうが高いからだ。

編集A:丸山祐市も高かったですね。

デスク:中谷と木本だと、どうしても最終ラインの組み立てが各駅停車になってしまうが、ミンテだと一発で逆サイドに届かせることができる。それによってハイプレスを効率良くかわすことができるわけだ。

編集A:木本が悪いのではなくて、ミンテの組立てが良いからチームの成績に繋がっているってことですね。

デスク:逆に木本はショートパスのセンスが高いからこそ、持ち前の守備力と、パスによる組立てができることによって、中盤を活性化できる。だからセントラルMFで輝いている。

編集A:ということは、今日は期待できるってことですね。

デスク:長澤和輝と組んだ3センターが米本拓司の3センターに比べて良い感じなのは中盤底で、激しいプレーもできて、高さもあって、パス出しができる。3人のうちパス出しに長けた人間が2人になれば、それはうまくいくようになるわけだ。

編集A:この形を敢えて広島戦では見せませんでしたね。

デスク:フィッカデンティによる、いわゆる「三味線」ってやつだ。

三味線:例えば「安いけどリーチ」といいながらリーチしたり、「俺の手は高いぞ~」とか「俺の待ちはピンズ待ちだよ」などと自分の手のことを言って相手を惑わす行為です。相手に真偽がわからないため麻雀の場合嘘でも本当でも自分の手のことを喋ると三味線行為と見なされます。基本的にマナー違反です。

編集A:なんというか、チームとして、リーグよりも今可能性のあるタイトル=ルヴァンカップ・天皇杯・ACLにすべて賭ける、っていう意思統一があったってことですね。

FC東京のスターティングメンバーから見た狙い

編集A:4-3-3と、4-4-2で噛み合わない布陣です。

デスク:成瀬竣平のところは意図的に狙っていたな。

編集A:ディエゴ・オリベイラを当てられた方が嫌でしたが、自分がプレーしやすい右サイド(名古屋の左サイド)に来ましたね。

デスク:永井謙佑・渡邊凌磨・ディエゴ・オリベイラの3トップのハイプレスで名古屋を窒息させたい、というサンフレッチェ広島戦をなぞりたいという狙いがあるのだと思う。あまり守備に力を入れないアダイウトンを先発で起用しなかったのはそこが理由だろう。

編集A:すべては先制点を与えないために。ですね。

デスク:FC東京は、ハイプレスで無失点で前半を0点で凌ぎ、攻撃的なアダイウトンと田川、そしてパス出しに優れる髙萩洋次郎を投入で後半勝負というゲームプランだったと思う。

前半

編集A:試合が始まってみると意外にもFC東京は渡邊凌磨を左サイドバックに下げた守備時5バックで5-3-2攻撃時は渡邊凌磨が高い位置に上がった4-1-3-2で永井謙佑・ディエゴ・オリベイラの2トップにしてきました。

デスク:マテウスを消すための対策だったのだと思うが、グランパスにはラッキーだったな。アダイウトンが最初からいたほうがグランパス的には辛かっただろう。ディエゴ・オリベイラ・アダイウトンが揃っていたほうが守備のポイントを絞りにくいからだ。

編集A:FC東京のハイプレスはかなり効いていました。

デスク:なんとかいなしていたが、それでも危険なシーンは何度もあった。助かったのはそれが15分くらいしか続かなかったことだな。

グランパスの先制点

編集A:17分の得点は、守備が特徴ではない蓮川壮大が滑ってしまったところから生まれたチャンスでした。

デスク:柿谷曜一朗が語っていたが、「きちんと詰めるという基礎をしっかりサボらないでやったこと」が大事だという。これを柿谷曜一朗が言えていることはすごいことだよな。

編集A:この1点でFC東京は5-3-2を止めて、4-1-3-2の形に固定しました。

デスク:長谷川健太監督の「このゲームはこうしよう」というプランが全て壊れてしまったと思って良いな。実際それまでグランパスはロクにチャンスをつくれていなかったんだから。

編集A:5バックではなくなったことで、スペースもできて、相馬勇紀がクロスを上げられるシーンが増えてきました。なかなか合いませんでしたが・・・。

デスク:しかし相馬勇紀のコンディションは上がってこないな。いわゆるオリンピックを経ての「燃え尽き症候群」を心配している。

編集A:前田直輝・柿谷曜一朗ではクロスを入れても中に人がいない可能性も高いですしね。

デスク:高いクロスを入れていたのはちょっとわからなかったな。

受けに回るグランパス

編集A:先制点後、グランパスが受けに回ってしまって、東京が攻めるシーンが続きました。

デスク:グランパスの悪い癖が出てしまったな。ただ、もちろん東京もなんとか得点したいという捨て身な攻撃をしてきていたわけで、まだそれを余裕でいなせるほどの実力はグランパスにはないということだな。

編集A:まだまだ改善することがいっぱいあるってことですね。

デスク:実際ここで決壊させなかったのは守備陣と両セントラルMF、そしてランゲラックのおかげだな。この時間帯に失点しなかったのが大きかった。

編集A:マイボールになったときは落ち着かせようという意図は見えました。その機会は正直言って少なめでしたが。

デスク:そこが上手くできるのが強豪チーム、あともう一歩だな。

編集A:これからそうなれることを期待しましょう。

後半

編集A:意外だったのはハーフタイムにどちらのチームも選手交代がなかったことです。てっきりアダイウトンが入ってくるものだと思っていました。

デスク:FC東京としては、1失点したミスはあったが、それ以外は想定通りという評価だったんだろうな。グランパスもリードしているのだから慌てる必要はない、という評価になった。

編集A:ところが55分に、この日不調だった相馬勇紀を下げただけでなく、成瀬竣平を下げて、長澤和輝と森下龍矢を投入します。これは何故なんでしょうか。

デスク:きっかけは51分のキム・ミンテのイエローだろうな。ディエゴ・オリヴェイラが何度も繰り返し突破を図っていて手を焼いていた。ディエゴ・オリヴェイラの嫌なところは自分で突破するだけではなく、パスを出してチャンスを演出することもできるところだ。そこで長澤和輝を入れて木本恭生を最終ラインに入れて対応させた。

編集A:デスクは3センター、と最初は言っていましたね。

デスク:木本恭生が最終ラインから少し前に出ているように見えたからな。ただ本質的には5バックにした理由は、FC東京の攻撃方法にもあると考えられる。

編集A:この試合のFC東京ですが、なにが特徴的だったのでしょうか。

デスク:強く速いパスを横に振る・ドリブルで横にずらす。これでグランパスの守備陣を寄せて、スペース(これを「横のギャップ」と呼ぶ)をつくる。そこに永井謙佑やディエゴ・オリヴェイラらが飛び込む。そうやって何度もピンチを作られていた。

FC東京のスペース作り
FC東京のスペース作り

編集A:確かに。だから後ろの枚数を増やして、スペースを作らせないようにした、ということですね。

デスク:ただ良いことばかりではなくて、中盤が薄くなってしまうことでずっと攻められてしまう。試行回数が増えれば、5枚で守っていても事故が起きてしまうことがある。だから、もろは(諸刃)の剣なわけだ。

編集A:なぜ攻撃のイメージの強い森下龍矢を入れたのでしょう。

デスク:成瀬竣平に比べて森下龍矢は走力に優れる。渡邊凌磨にしても、その後入ってくるであろうアダイウトンにしても、アダイウトンと走力勝負になったときに成瀬竣平は少し弱い。そこの対策だろうな。

編集A:なるほど、そしておそらく当初の予定通り、FC東京サイドは三田啓貴に代えて東慶悟、ブルーノ・ウヴィニに代えて渡辺剛、少し遅れてディエゴ・オリヴェイラに代えて田川亨介が投入されました。

デスク:ウヴィニの交代は長谷川健太監督にも誤算だっただろうな。1枠余計に使うことになった。

編集A:67分、グランパスの金崎夢生、シャビエルの投入は予定通りですか。

デスク:リードしている場合の予定通りだろうな。ビハインドの場合はヤクブ・シュヴィルツォク。

編集A:その中でセットプレーで2点目が入ります。

デスク:そろそろ周囲にはばれかかっているが、ミンテの折り返しで中が決める、という形が、セットプレーで確立されつつあるな。この2点目は長谷川健太監督には痛かっただろう。

編集A:そして76分、永井謙佑に代えてアダイウトン、安部柊斗に代えて髙萩洋次郎が入りました。

デスク:なぜ15分の出場になったのかは謎だが、ディエゴ・オリヴェイラとアダイウトンが同時出場ではなかったことがグランパスにとってはラッキーだった。ラスト20分でスパートをかけてアウェイゴールをゲットするというのが作戦だっただろうに、1点では追いつかない。

編集A:そしてアダイウトンのゴールを食らいます。

デスク:アダイウトンをトップスピードに乗せてしまい、スタートが遅れてしまったら森下龍矢でも追いつけない。

編集A:ミッチも手に当ててたんですけどね。

デスク:これは相手を褒めるしかないだろう。

編集A:そしてその直後にマテウスのゴール!痺れましたね。

デスク:金崎夢生のポスト、そこからの吉田豊のクロス、マテウスの抑え気味のシュート、すべてが完璧だったな。

編集A:FC東京の勢いを止める効果がありましたね。

デスク:その後、クリア中心になってしまった中で、猛スピードでプレスをかけて、マイボールをゲットしたシャビエルも凄かった。チームとして「勝ちたい!」という気持ちがよく伝わったな。

編集A:これで2点リードです。

デスク:まだもう1試合残っている。気を引き締めて第2戦に臨んで欲しいな。

編集A:次はアダイウトン・ディエゴ・オリヴェイラ・永井謙佑の3トップで最初から猛攻(ラッシュ)をかけてくる可能性もありますものね。ドキドキです。

グランパス勝ち抜け条件

デスク:それでは名古屋グランパスの決勝進出条件をまとめてくれ。

編集A:以下の場合名古屋が決勝進出です

  • グランパス勝利
  • 引分け
  • グランパス1点差負け
  • グランパスが2得点以上した場合の2点差負け

編集A:以下の場合は延長戦になります。延長でも決着がつかなかった場合はPK戦です。

  • FC東京3-1名古屋グランパス

編集A:上記以外は東京が決勝進出です。

まとめ

編集A:それではまとめをお願いします。

デスク:アダイウトンの失点があったが、1点は仕方ないと思っておいたほうがいいだろう。それよりも3点取れたことを褒めたい

編集A:東京としては守備陣が整っていないなかで、苦しかったですね。

デスク:選手が揃う揃わないは、運だからな。グランパスだってミンテと森下龍矢が参加できないリスクもあった。

編集A:アウェイゴール取られたあとの3点目は痺れましたね。

デスク:そりゃマテウスもユニフォーム脱いじゃうよな。あーあーと思いながら、仕方ないと思った。

編集A:前半終わって2点差リード、と考えれば良いわけですよね。

デスク:鹿島アントラーズ戦第2戦で見せてくれたような形を想定すれば良いだろう。

編集A:あの試合も痺れましたね。

デスク:変に引きこもったら、アダイウトンとディエゴ・オリベイラにこじあけられるだけだ。いつも通りにやったほうがいい。

編集A:日曜日の第2戦に期待しましょう!

この試合のGood!

  • 木本恭生が中盤で大活躍。サンフレッチェ広島戦のように一方的に押し込まれる展開を作らせなかった。
  • キム・ミンテと中谷進之介、ミッチェル・ランゲラックの獅子奮迅。よくあの攻撃を1点で抑えきった
  • 決して守備が得意ではない森下龍矢がアダイウトンを1点とられたものの、何回も抑え込んでいた
  • シャビエルがフォアチェックの意識をかなり高めて、アディショナルタイムの東京の攻撃機会を奪っていたこと
  • 3点目に繋がった金崎夢生のボールキープ

この試合のMore!

  • アウェイゴールを1点許してしまったこと
  • 稲垣祥・キム・ミンテがイエローカードを受けてしまったこと。(マテウスは仕方ない)

次も良い試合になりますように

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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