はじめに
昨日はグラぽ編集長の予想布陣が述べられました。
シーズン前の予想は十人十色で滅多に当たるものではありませんが、予想は自由ですので、今回は私の予想布陣を述べます。
皆さんの予想とは違うかも知れませんが、シーズン前の賑やかし記事ということでご笑覧ください。
予想布陣は4-2-3-1
長谷川健太監督は1月7日の就任会見で下記のように述べています。
- リーグ優勝には50得点以上が必要なので攻撃力を上げる。
- ストロングはそのままに、変えるべきところは変えていく。
- アグレッシブに前から奪いに行く戦いが自分の持ち味。
【名古屋】「健太イズム」に名古屋が染まる。長谷川健太監督が就任会見で「50ゴール決めないと優勝はない」 – サッカーマガジンWEB
この内容を素直に受け取るのであれば、マッシモ前監督が最も多く採用していた4-2-3-1を基本布陣とするのではないか、と私は考えました。
そして今シーズンの登録選手を並べたものが下記予想布陣となります。
また、布陣を考えるにあたり、下記のような塊で選手構成を考えました。
ゴール前の守備ユニット
昨シーズンの名古屋の堅守を支えた守備ユニットですが、今シーズンは開幕戦に丸山が間に合いそうもなく、キムミンテも鹿島へ移籍しました。
GKは、怪我がなければ今シーズンもランゲラックでしょう。
CBは空中戦の強さが売りのチアゴが開幕から中谷とコンビを組むことになると思います。
しかし、長谷川監督が就任会見で述べたように前から奪いに行く守備を志向するのであれば、スピードとビルドアップに優れた藤井が台頭するかもしれません。
藤井は下部組織からの生え抜き選手ですし、レギュラーとしての活躍を期待したいと思います。
右のユニット
右のユニットは稲垣が不動のレギュラーとして出場することを前提として、アグレッシブに前から奪いに行く守備が可能なSHとSBユニットの組み合わせを考えました。
単純なアグレッシブさだけで考えればSBに森下、SHに相馬の組み合わせなのですが、守備時にSHが最初のDFとして機能する選手は誰かと考えた場合、ポジショニングに優れる阿部が良いのではと考えました。
昨シーズンは稲垣へのパスコースを塞がれて攻撃時のビルドアップに難儀した試合もありましたので、パスの出口にもなれる阿部の出場機会増加を期待しています。
また、長谷川監督が過去に指揮したチームの選手起用を見ると、右サイドに右利き、左サイドは左利きの選手を起用したがる傾向があります。
右SHに単独での突破力のある相馬を起用することも多いと思いますが、その場合は対人守備に優れた宮原が右SBで起用されると予想します。
左のユニット
左のユニットはカストロ(マテウス)の突破力を最大限に生かすユニットということで、左SBに対人守備の強い吉田豊、左のCMに対人守備だけでなく攻撃時のビルドアップの起点としても機能するレオシルバを起用するのではないかと予想しました。
とはいえレオシルバも36歳という年齢であるため、水曜日開催の試合では長澤やルーキーの吉田温の出場も多くなると考えます。
また、フットボリスタJ Jリーグ2022戦術ガイドブックの名古屋グランパスの記事でSBの選手が中央寄りに顔を出すシーンがあると述べられているため、SBがオーバーラップする以外にも中央でチャンスメイクやシュートをする場面が多く見られるのではないかと期待しています。
SBが中央寄りでチャンスメイクする役割であれば河面の他にも、右利きですがCFの足元へ斜めにパスを届けられる成瀬の左SB起用もあるかもしれません。
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中央を自由に動くフリーマン
仙頭は中盤のポジションであれば出来ないポジションは無いでしょうが、ボール扱いのスキルや視野の広さという強みを生かす意味で、ビルドアップに関与し、ラストパスを出す役割として自由に動き回るフリーマンとして起用されると考えます。
現在コンディション調整中の柿谷も同じ役割を担えるのでは、と考えています。
得点を奪うフィニッシャー
シュヴィルツォクのドーピング疑惑について決着が付いていないため、当面は酒井、金崎2名のコンディションの良い選手が起用されるでしょう。
守備撤退時は4-1-4-1のブロック
守備に回った場合は長谷川監督が志向するアグレッシブに前から奪いに行く守備を行うでしょうが、ボールを奪いきれなかった場合は昨シーズンと同じ4-1-4-1の守備ブロックを形成するのでは、と考えます。
おわりに
ここまで私の予想布陣を簡単に述べました。
いかがでしたでしょうか。
名古屋の開幕戦まであと5日。
監督交代もあり最初から上手く行くことばかりでは無いと思いますが、試合観戦が楽しいシーズンになることを願っています。