忍者「どうも忍者です」
記者「どうも記者です」
忍「引き分けでござった」
記「試合を通じて圧倒的に神戸ペースでしたね」
忍「後半にわかりやすく脚が止まった神戸だったが、それでもグランパスが劣勢で」
記「負けなくてよかった、なんとか勝点1を勝ち取った試合でした。順番に振り返っていきましょう」
忍「まず神戸、試合開始からイケるところまで気合でイこう! という特攻前プレスでござった」
記「グランパスはなかなか前進できず、ボールを奪われては神戸保持との状況が続きました」
忍「神戸がどのくらい前半からトばしていたかのわかりやすい指標として神戸のパス数を見てみよう。前半の約310本に対して、後半では6割以下の約170本まで落ち込んでいたでござる」
記「グランパスの守備の修正があったからでは?」
忍「もちろんそれも見逃せないが、疲れてくるとパスを受けるための動き出しや球際の競り合いに力を出せなくなってくるので」
記「それだけ体力の落ちた後半の神戸に対してグランパスも数字上では盛り返しました」
忍「しかし試合のペースを握るとまではいかなかった。カウンターから惜しいチャンスもあったのだが」
記「得点できなかったですねえ」
忍「今のグランパス選手陣で得点に繋がりそうなプレーを考えてみると、永井裏抜け、仙頭の決定的なパス出し、稲垣の前詰め&シュートに森下のサイドアタックあたりが主だと思うのだが」
記「永井や稲垣にそれぞれチャンスはあったものの、仙頭はプレー位置が低かったですね」
忍「それだけボールの前進に苦労していたでござる。典型的な『上手い選手がゴールから遠い』状況で」
記「決定的なプレーをできる攻撃の選手には、良い場所でボールを届けてあげないといけないです」
忍「ところが、ボールを持てないチームだと、そういう選手が下がってボールの前進を助けてあげないといけなくなる」
記「この試合でも遅攻は安定しなかったです」
忍「責める気はないが重廣や稲垣にミスが目立った」
記「縦パスを通すコースがあっただけに残念でした」
忍「パスを通しても、通した先でコントロールミスをすれば通ってないのと同じなわけで」
記「ピッチコンディションの影響もあったんでしょうが……」
忍「相手DFの出来も良かったけれど、もう一工夫欲しかったでござるな」
記「相手のプレスに対してもそうでしたよね。相手の頑張りは認めるけど、もう少しプレスを剥がせなかったものかと」
忍「シーズン中盤では似たような状況で剥がせていたこともあったので、アレ?と思ってしまった」
記「疲労なのか、残留のために慎重になってしまったのか」
忍「わからないが、ただ勝利に値するプレー内容とは言い難かった」
記「相馬の頑張りくらいでしょうか、光っていたのは」
忍「あとは守備陣の頑張りでござろ。今シーズンのグランパス、なんだかんだで守備力で勝点を積んでいるので」
記「この得点数でこの勝点なんだから、けっこう大したもんですよね」
忍「誉められた話ではないでござるが」
この試合の良かったところ
- 盤石の守備陣
- 報われて欲しい両ワイド
- 適応度が日に日に上がってる感じのナウド
- ほぼ100%残留に届いたと言っても良いと思う勝点37
この試合の(´ε`;)ウーン…
- 結局どういうサッカーをしたいのかイマイチよくわからなかった(単に自分の見る目の問題かもですが……)
- 引き分けOKとの判断だったのか? それにしても全体的にあまりにも消極的な試合運びではなかったですか
最後に
記「次は優勝争い中の難敵・強敵の川崎フロンターレです」
忍「グランパスのミスによる延期・再試合でござる」
記「川崎ファン・サポーターの方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんし、平日なので色々難しいでしょうが、トヨスタや愛知県を楽しんでいってもらいたいですね」
忍「試合結果は譲れないが、それ以外は楽しめることを願っております」
記「しかしグランパス勝てますかねえ」
忍「力の差はあるだろうが、頑張って欲しいとしか言えぬ」
記「勝っても負けてもグランパス公式には色んな声が寄せられそうです」
忍「多くは言わぬ。ただ、そういうストレスやモヤモヤの解消にはインターネット掲示板やSNSは向いていないので、遮断しちゃうのも手ではないだろうか」
記「引っ張られ過ぎはよくないですもんね」
忍「おあとがよろしいようで」
記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」
忍「ニンニン」