はじめに
本日は上位チーム3連戦の3戦目、横浜F・マリノスとのホームゲームです。
前節に引き続きクラブ30周年記念試合となります。
横浜F・マリノスは現在首位を走る強敵ですが、名古屋もJ2降格を確実に逃れるためには勝点3が欲しい一戦となります。
長谷川監督も「簡単な相手ではありませんが、そこにチャレンジして勝つことがグランパスの試合を楽しみにしてくださっている皆さんに対しての、我々の務めであると思っています。向かっていって、熱い試合をしたいと思っています」とコメントをしており、気合十分です。
この試合をプレビューします。
両チームの予想布陣
負傷者の情報なども考慮し予想しました。
①名古屋グランパス
3-4-2-1の基本布陣で予想。長谷川監督が負傷離脱していたマテウスカストロの先発起用を明言しました。活躍を期待したいですね。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:藤井、中谷、丸山のCBトリオと予想。
- MF:CHにレオシルバと稲垣、2シャドーに仙頭とマテウスカストロ、左WBに相馬、右WBに森下と予想します。
- FW:永井の1トップを予想します。
②横浜F・マリノス
基本布陣は4-2-1-3と予想します。宮市や西村など負傷離脱者はいますが、選手層が厚く戦力は充実しています。リーグ優勝に向けてモチベーションも高く、難しい相手なのは間違いありません。
- GK:高丘と予想。
- DF:CBコンビは岩田とエドゥアルド、SBは松原と永戸と予想。
- MF:DHに喜田と渡辺、OHにマルコスジュニオールと予想。
- FW:仲川、エウベル、アンデルソンロペスの3トップと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
①ピッチ幅いっぱいを使う横浜のボール保持に対し、辛抱強く守ることが出来るか
失点数の少なさであればリーグ2位の名古屋ですが、得点数はリーグ16位、得点数リーグ1位の横浜F・マリノスに対して半分以下の得点数です。試合展開が撃ち合いになれば不利なのは名古屋でしょう。
横浜F・マリノスはボール保持もカウンター攻撃も強みがありますが、特に優れているのがピッチの横幅、縦幅を大きく使い対戦チームの選手間の距離を広げ、作ったスペースに複数人が雪崩れ込みシュートチャンスまで持ち込める点です。
本日の試合も横浜F・マリノスがボール保持をする展開が多くなると予想され、名古屋の守備陣も焦れる時間帯が長いでしょう。名古屋が辛抱強く無失点で試合を進めることができるか、要注目です。
②攻撃はセットプレーが鍵
横浜F・マリノスは得点力が突出しているチームですが、守備面でも失点数がリーグ3位、簡単にシュートチャンスを与えてくれないチームです。
しかしセットプレーからの失点に関しては全失点の40%を占めており狙い目と考えます。
マテウスカストロが先発復帰するということであれば、直接FK、CKからシュートチャンスを十分狙えます。前回対戦時のような得点を期待したいところです。
おわりに
現地に行けない方も愛知・岐阜・三重限定でNHK総合の試合中継があるとのことです。
せっかくのクラブ30周年記念試合ですし、勝利して勝ち点を40台に乗せて欲しいですね。
良い試合になりますように。