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[小ネタ] 2023年夏の補強ポイントは? #喋る机

デスク:質問箱にネタを頂いたが、Twitterで答えるのは大変だと思うので記事にまとめるぞ!

編集者:こういう記事を読みたいっていう投稿は大歓迎です!

2023年前半の振り返り

はやいもので前半戦も残り2試合です。

いろいろな試行錯誤を経て、基本フォーメーションはだいたい固まってきたのではないだろうか

2023年前半の基本フォーメーションとサブメンバー
2023年前半の基本フォーメーションとサブメンバー

こうしてみて、どう評価されますか?

ここで挙げているレギュラーも決して安泰ではないと思うが、だいたい満足している。唯一もにょるところがあるとすると、センターバックのチョイスだろうか。

やはり野上結貴ですか

藤井陽也が右に回っているが、それは左サイドでミスが目立ったから、というのはあると思う

若手の期待株である藤井陽也は外せない、それに割を食ったのが野上結貴でしょうか

野上結貴の、ホンモノのハーフバック(サイドのセンターバック)らしさというのは惜しい。野上結貴の上がりから出来たチャンスは沢山あったはずだ。しかし左はあまり得意そうではないし、そこが難しいところだ

問題点はどこですか?

悩みどころは把握しました。では、問題点はありますか?

問題はサブだな。怪我のターレスと重廣卓也の離脱が痛い前半戦だったと思う

酒井宣福に対する厳しいコメントも寄せられました。

質問箱にも来てたな。酒井宣福選手の特徴はスピードや運動量ではない。強いフィジカルと、ダイレクトプレーの上手さだと思う。それを活かす起用だったか?というと疑問が残る

確かに横浜F・マリノス戦ではキャスパー・ユンカーとはまたひと味ちがったFW像を見せてくれました。グランパス移籍以降の彼にとってのベストゲームになったのではないでしょうか?

そう、彼はユンカーの位置で使ってあげるのが一番適切だ。しかし現実では永井謙佑との交代で入ることが多い

サポーターも永井謙佑の役割を期待してしまいますよね。

酒井宣福の特徴から、永井謙佑のようなスピードを活かしたDFへのプレッシャーと運動量は実現することは難しいと思う。それを期待するのは無理だろう

でも、交代枠としてはだいたい1人目のFWの交代は酒井宣福になることが多く、そうなると永井謙佑のタスクを引き継ぐことになるのでは

監督の指示は正確にはわからないが、酒井宣福なりに前線でプレッシャーをかけ続けて欲しい、というものではないかと思う。投入されるタイミングが永井謙佑との交代だと、守備が得意ではないユンカーと並ぶことになり、一挙に前線の守備の負担が彼に掛かってくる。難しいタスクだと思う

もう1人のFWのマテウス・カストロもそれほど守備が上手なわけではないですからね

酒井宣福はキャスパー・ユンカーの位置で考えるのが良いのではないか、と思う
そうなると貴田遼河の立ち位置が不明瞭になってしまうことも悩みどころだな

第1の補強ポイント:永井謙佑の控え・後継者

そうなると、最初の補強ポイントとしては永井謙佑の位置をこなせる選手ということになるでしょうか?

運動量と守備力という点で言うと、一番の候補になるのは重廣卓也だ。やっと練習に合流したようだが、彼がどこまで戻せるか、によっては外部からの補強も考える必要があると思う

ほかに内部で候補者はいませんか?

内定者や2種登録選手(名古屋U-18)は除いて考えると、自分的にはターレスと豊田晃大に期待したい。

ターレスも怪我のようですね

インサイドグランパスや赤鯱新報でも隠さず報じられているので問題ないだろうが、なかなか怪我が治らない状態らしいな。怪我前の起用状況からして、マテウス・カストロや永井謙佑の位置で走り回ることを期待されていると思う

豊田晃大はここまでほとんど出場機会を得られていない選手ですが?

神戸戦で、サンペールやパトリッキらと十分にやり合えていた。3つの決定機にも全て絡めている。運動量も豊富だし、守備でもファイトできている。なによりセンスもいい。実はダークホースなのでは?と思っている。

第2の補強ポイントはどこですか?

永井謙佑の交代選手については、怪我人の状況次第では外部からの補強が必要、でもおそらくは内部からの突き上げを期待している、というところはわかりました。ではほかに補強ポイントはあるでしょうか?

北海道コンサドーレ札幌戦でも見せた3-5-2のオプションに必要なコマ、だろうな。

コンサドーレ戦では、マテウス・カストロを下がり目の中盤で起用するという驚きの采配でした

ここまで苦しんだ試合では、5-2-3という名古屋の基本布陣で一番薄い2のところを突くパターンが多かった。コンサドーレ戦ではマテウス・カストロが前半頑張ってくれたが後半はだいぶ乙彼モードだった。そうなるとやはり中盤にもう1枚欲しい。

本来はそこに和泉竜司と山田陸が絡んでくるという予定だったのでは・・・と思うんですが

強度的に和泉竜司をサイドから中に配置転換するならばサイドで和泉竜司なみに強度の高い選手が必要になるし、サイドのままなら誰かが絡んできてくれないといけない

まずサイドに和泉竜司をおいたままとすると、内部なら誰が候補になるでしょうか?

ここまでの起用状況から長澤和輝が第1候補だ。ただ、そうなると米本拓司の交代がキツい。やはり山田陸が出てきてくれないと困る。

実力がないというよりも、長谷川健太監督の求めるプレーというのをまだ理解できていない、という風に解釈すれば良いでしょうか。なんとかなって欲しいですね。

あとは若いセントラルができる選手が、山田陸・吉田温紀・豊田晃大しかいない。先ほども言ったように豊田晃大も吉田温紀も期待しているが、なにせまだ2年目だ。フィジカルの強化が必要。彼らが出てくるまで中堅の選手がもう1枚くらい欲しいところだな。

では、和泉竜司を中にいれた場合のウィングバック(以降WBと略記)候補は誰になるでしょうか?Twitterのタイムラインではマテウス・カストロが右WBできれば良いのでは?という声も目立ちます

マテウスは馬力はあるものの、献身性と守備力の面で不安が大きい。それならば内田宅哉のほうが適任だろう。
ただし、和泉竜司か内田宅哉の2人はどちらかが控えに居てくれないと、怖い

野上結貴の右WBはどうでしょうか?

もちろん良いのだが、そうなると今度はセンターバックの控えが足りないことになる。そこが痛し痒しだな。

他に補強ポイントはありますか?

あとは補強が必要なところはどこでしょうか?

一番気をつけなければならないのは、海外移籍だ。可能性があるのは若手だと思うが、森下龍矢は狙われるだろうし、森下龍矢が出てしまったらそこを埋められる選手が必要になるな

あとは可能性としていうと藤井陽也でしょうか

そうだな。日本代表経験のある選手は危険だと思っていい。U20代表にも選ばれたことのある甲田英將も可能性あるだろう

うわー、怖いですね。でも止められるものでもないでしょうし。

逆に帰ってくることはないでしょうか?たとえば前田直輝はどうでしょうか。

複雑だな。たしかに帰ってきてくれたら嬉しいが、本人がモチベーション高く帰ってきてくれるのでないと困るな

吉田麻也はどうでしょうか?

藤井陽也や中谷進之介の海外移籍があった場合には必要だと思うが、1億円以上と予想される高年俸が問題になりそうだ

名古屋U-18出身のスター選手なだけに、本当に帰ってくるならグランパスにして欲しいんですけど、複雑ですね

長谷川健太監督の戦術が固まってきた状況なだけに、それを活かすための戦力の充実が必要になってきているな
強化部の尽力に期待しよう!

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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