はじめに
前節、ようやく今シーズン初勝利した名古屋グランパス。
本日はJ1リーグ9位の横浜F・マリノスとのホームゲームです。
※横浜F・マリノスはACL出場の関係で1試合未消化の状態です。
横浜は前節の京都サンガ戦でも打ち合いを制して勝利し、勢いを持って豊田スタジアムに乗り込んできます。間違いなく難敵です。
この試合をプレビューします。
順位表
名古屋は現在18位。首位の町田ゼルビアとは勝ち点7離れていますが、まだまだシーズンは始まったばかり。1戦必勝で勝ち点を積んで欲しいですね。
本日の出場停止選手
名古屋グランパスの出場停止選手はいません。
横浜F・マリノスはGKのポープ・ウィリアムが出場停止です。
両チームの予想布陣
名古屋グランパス
本日の初期配置は前節と同じく3-4-2-1(3-4-3)と予想します。前節は勝利していること、ユンカー、野上がチーム練習に本格復帰していないと長谷川監督のインタビューにあったことから、前節と同じメンバーと予想します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:内田、ハ・チャンレ、三國の3バックと予想。
- MF:CHに稲垣と米本のコンビ、WBに久保、和泉と予想。
- FW:山岸、森島、永井の3トップと予想します。
横浜F・マリノス
初期の選手配置は4-1-2-3と予想。昨シーズンは2人のCHに1人のOHという組み合わせでしたが、今シーズンは1人のアンカーに2人のOHとより前線に人数を掛けるスタイルに変化しています。GKに関しては、ポープ・ウィリアムが出場停止の為、白坂を起用すると予想します。
- GK:白坂と予想。余談ですが、白坂はHonda FC時代に都田サッカー場でプレーを観ていた選手ですが、今やJ1の強豪チームに加わっているのは素晴らしいことだと思います。本日以外の試合で活躍してほしいですね。
- DF:上島、エドゥアルドのCBコンビ、松原と永戸のSBと予想。
- MF:アンカーに喜田、OHに渡辺と植中と予想。
- FW:水沼、エウベル、アンデルソン・ロペスの3トップと予想します。アンデルソン・ロペスは今シーズンも既に3ゴールを上げており、CFとしての得点力は脅威です。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】ボールは保持からの中央攻撃を防ぎきれるか
横浜F・マリノスはボール扱いの技術と機動力のある選手を多く配置し、パス回しで相手選手を動かし、ドリブル突破が強力なドリブラータイプのアタッカーも揃えています。また、前線からボールを奪いアグレッシブに戦うハイプレスも強力なチームです。
昨シーズンの対戦では名古屋が選手一人一人にマークをつけるマンツーマンディフェンスをベースとしたハイプレスで応戦しましたが、本日も同じ手で行くのか注目です。
横浜F・マリノスはボール保持率が高く60%近くにはなりそうですし、ボールを保持して相手を押し込む際にもMFの3名が3トップより少し低い位置でパスを引き出す、シュートチャンスにはペナルティエリア内に飛び出すなど中央攻撃を中心とした変幻自在の攻撃を行います。また、宮市など途中出場で投入が予想される選手達も強力です。ハ・チャンレを中心とした名古屋守備陣が自陣ゴール前で耐え忍ぶ時間帯が長くなると思われますが、焦らずに戦って欲しいと思います。
【予習】横浜F・マリノスは右SBの松原もPAに侵入しシュートを狙うくらいアグレッシブに戦うチームです。
【攻撃面】ファストブレイクとセットプレーで活路を見出したい
横浜F・マリノスはDFラインが高めの位置取りをします。ボール保持で攻め切る名古屋も観たいところですが、やはり活路としてはファストブレイクでしょう。名古屋が自陣ゴール前でボールを奪ったら、山岸のポストプレー、永井の裏抜けなど、DFライン裏のスペースを起点に横浜F・マリノスゴール前まで一気に攻め込みたいところです。
横浜F・マリノスはハイプレスも強力ですし、ボールを失ったら即時奪還する強さも持ち合わせていますが、ファストブレイクを基調とした名古屋の堅守速攻がはまりやすい対戦相手とも言えます。
とは言え、名古屋の最大の武器とも言えるファストブレイクへの対策も当然取ってくると思われます。守備は無失点で耐え忍び、ヘディングの強さ、高さのあるCBコンビを中心としたセットプレーで得点を狙う展開も十分に考えられます。
難しい試合になるとは思いますが期待しましょう。
おわりに
前節はアウェイで勝利しましたが、今シーズンのホーム初勝利に向けてそれぞれの場所で名古屋グランパスを応援しましょう。
良い試合になりますように。