第二弾が来ましたね「にじさんJ1」4月16日現在で既に、沢山の伊波ライさんのファンの方々の現地参戦予告や参戦決定ツイートが流れています!(感謝!)
名古屋グランパスの存在に初めて触れる方、そもそもサッカーの競技に初めて触れる方もいらっしゃると思いますのでサッカーと名古屋グランパスについて駆け足で解説!
サッカーって何?
サッカーって結局なんなん?
Jリーグの公式さんが分かりやすくまとめてくださっているので引用すると
世界共通、1チーム11人構成で戦うスポーツ。
- 手や腕を使うことは反則となるため、足や頭でボールを扱います。
- 1チームに1人「ゴールキーパー」という役職の選手がおり、
- ゴールキーパーのみ決められた範囲内(ペナルティーエリア内)で手を使うことが許されています。
- それぞれ攻めるゴールと守るゴールがあり、前半(45分)と後半(45分)の間(ハーフタイム)にその陣地は交代します。
- 90分間で相手よりも多くゴールに得点を決めたチームが勝ちとなります。
(引用元:【公式】サッカーの基本ルールを徹底解説!初心者でも簡単に)
ざっくり言ったら手を使わずに、縦105m×横68mぐらいのコートを90分走り回って相手より多くゴールにボールを入れたら勝ち!
言葉だけ見たらイカれてますね!
サッカー選手は90分で平均10km走っていると言われています。
そして90分も走った結果1試合で起きる平均ゴール数はたったの約2点
90分間走る選手達はもちろん後半はヘロヘロに…
バスケットは1試合40分で平均100点近く点が入ると言われており、野球も1試合平均4点台という中でダントツで「点数が入り辛い競技」がサッカーです。
そんなおもろいか分からん試合なんで行くの?って思いますよね?
推し だからです!
(この気持ち、推しが存在する皆さんなら共感してくれますよ…ね?)
応援に行って「がんばれ!」って声出して勝ったら推しが「声援があったから」って言ってくれる世界って控えめにいって最高じゃないですか?
え?負けたらどうすんのって?「悔しい」って感情を推しと同じ場所で共有できるのも最高じゃないですか!
ポジションって何?
11人でやるサッカーですが、全員自由な場所にいるわけではありません。昔の偉い人たちが効率よくサッカーが出来るように「いい感じ」の呼び方と配置を考えました。
まずは大きな分類から
別名がやたら多いのもサッカーの特徴(覚えるのちょっと大変!)
大まかには凄い守る人と凄い攻撃する人になんでも出来る人が挟まれてるのがコートにいる選手の役割となります。
J1の沢山あるチームの中には凄い守る人が沢山いたら負けない!と言って青いゾーンにいる選手を増やしているチームや、俺たちは攻撃がめっちゃ好き!と言って赤いゾーンに人を足すチームなどがあります。とんでもなく気が利く選手が沢山いるから緑のゾーンに人がいっぱいいるチームも!
どれが正解でもなく間違いでもない。11人をどう配置するのか?選んだものが個性なのがサッカーという競技
俺たちは攻めるのか?守るのか?個性の勝負
たくさんいるライバーの中で誰の個性に惹かれるのか?に似ていませんか?
そう、サッカーのファンも個性に引かれる生き物なのです。
小ネタ:ちなみに、サッカーのポジションは実況解説の人によって呼び方が変わるぐらいにいっぱいあります。統一しようとする気がなぜかありません…
なんなら「こっちの呼び方の方がおしゃれじゃね?」とか言って難しい横文字を新しく使いたがる始末です。
基本は上記の図の呼び方さえ覚えておけばOK!
のちほど細かな呼び方を少し紹介!
キーパーは手を使っていいのでグローブをしておりユニフォームの色も違います!
ルールを知ろう!
時間に関するルール
時間に関するルールを紹介。
サッカーの試合は先ほど書いたように前半45分、後半45分の前後篇にわけて計90分で行います。
選手交代や怪我の救護などで試合が止まっていた時間がある場合は、
「アディショナルタイム」(ロスタイム)としてその分時間が追加されます。
サッカーは90分間走り続ける為、試合途中の選手交代が認められています。
ただし、無制限に交代していいという訳ではありません。
試合中の交代人数は5人としています。
ただし、選手交代にも時間がかかってしまうので、試合進行中の選手交代は3回まで、と決められています。前半と後半の間の時間(ハーフタイム)を含めると4回交代する機会があるという事です。
自分たちの出場メンバーで、「どのように役割分担するのか」、「どう攻撃するのか」、「どう守るのか」という決め事を作ります。これを戦術と呼びます。
11人中5人の選手(約半数)が交代できるということで、戦術を変えたり、交代した選手の活躍が期待できます。
そのため、選手交代も試合のカギとなっており、見どころの1つとなっています!
ここは、監督の手腕が試されるところです!(引用:Jリーグ)
ファールってなに?
身体と身体がぶつかるスポーツ。
乱暴をしたりルールを破るとファール(罰則)を取られます。
細かい分類は覚えなくてヨシ!大まかな分類は以下の通り。
1.ちょっと危ない・手を使った
→ファール(罰則)
2.選手がケガしちゃうかも?もしくは不利になりそうだからわざと妨害した
→イエローカード(警告)
3.イエローカード2枚or危険な行為
→レッドカード(退場)
基本的にファール(罰則)以上の事をするとその位置からボールを置いて蹴って試合を再開(リスタート)できます。これを「フリーキック」と呼びます。動いているボールを蹴るときよりも精度の高いボールを蹴ることができるため、チャンスになる可能性が高くなっています。
この再開時、相手選手は股間を抑えて壁つくってゴールを守ります(作らないときもある)。これがフリーキックです。
そして、ゴールキーパーの選手が手を使っていいゾーンで守る側がファール(罰則)をした場合ペナルティキックというキーパーとの一対一を許可されます。
ボールが外に出たら…
プレーをしているとボールを蹴りだしてしまう事があります。基本的には蹴りだしたチームと逆のチームのボールでリスタートできますが、リスタート方法がいくつかあります。
1.横の線を越えたら手でいれていい!
→「スローイン」
2.ゴールがあるところの線を守備側の選手が触って越えたら角から蹴って開始
→「コーナーキック」
3. ゴールがあるところの線を攻撃側の選手が触れて出てしまったらキーパーが蹴って開始
→「ゴールキック」
最強に分かりにくいルール:オフサイド
ゴールの前まで走ってチャンスなのになんか試合止められた!こういう場面でよく耳にする言葉で「オフサイド」というルールがあります。
ざっくりいうと「待ち伏せ禁止」
ポジション紹介の時に青いゾーンの人達(最終ライン・ディフェンダー)がいましたが、攻撃する側の赤いゾーンの人達(前線・フォワード)が青いゾーン人達の後ろでボールが来るのを待っていてはいけない!というルールです。
相手の一番後ろの人たちより奥で待つのはダメ!!(ゴールキーパーを除く)
ルール解説:オフサイドって?サッカーのルールを分かりやすく解説! 新ルールの変更点も
まとめると、ルールを破ったり乱暴するとファールになってその場所から蹴って始める事が出来る。審判が見て酷かったらカードが出る。外にボールが出たら投げるか蹴る!ボールと一緒に走らないとズル!
意外と覚えておく事が少ない!?
で、名古屋グランパスって?
名古屋グランパス自体の紹介は伊波ライさんが引用しているツイート元のサポーターの方のまとめが素晴らしいのでそれを見ていただくとして、こちらでは名古屋グランパスと共にサッカーのポジションを掘り下げて見ましょう。
選手一覧:選手・スタッフ | チーム | 名古屋グランパス公式サイト
だれが居て、なにしてるの?
名古屋グランパスはディフェンダー(青いゾーンの人達)が5人いる形が特徴的です。
その分だけ前の選手を削っています。
単純に考えれば、前がいないと攻撃に割く人数が居なくなってしまいます。
しかし、名古屋グランパスは青いゾーンにいる人たちが緑になったり赤になったりするのです。
ピッチの縦はおよそ100m、「凄く守備する人が前に行っていいの?」と思いますよね?
よくないんです。だから名古屋グランパスの選手達は滅茶苦茶走ります。とにかく周りの仲間のために1.5人分ずつぐらい頑張り続けるチームです。
そんな頑張るチーム。ポジションってどんな呼ばれ方して、ざっくりとどんな選手の特徴があるの?
ということで各ゾーンの人たちを少し掘り下げて見てみましょう。
赤いゾーンの人たち(前線・フォワード)
ストライカー(点取り屋)やトップと呼ばれる場所。点を取る事が最大の仕事で身体的な特徴が顕著に見られる役割です。(足が早い、背が高いetc….)
補足:名古屋はフォワードの選手は1人か2人の採用が多いですが、3人採用しているチームではコートの外側に立つフォワードの事を翼という意味をこめて「ウイング」と呼ぶチームがあります。
緑色のゾーンの人たち(中盤・ミッドフィルダー)
緑色の選手達は2種類に大別されます。赤いゾーンに近い人たちを中にいる人という意味を込めてインサイドハーフと言ったり、赤の下という意味を込めてトップ下と呼んだりしています。
フォワードの得点感覚と中盤の技術を兼ね備えた攻撃の指揮官がこのポジションとなります。
一方で、青い選手たちに近い方の選手達はボランチと呼ばれる事が一般的です。
「ボランチ」とはポルトガル語で「舵取り」という意味で、守備と攻撃をつなぐ役割を担います。守備時には相手の鍵となる選手を抑え、攻撃時にはリズムを作り出します。
THEチームの心臓
伊波ライさんが中学校の時に経験した事のあるポジションですね!(WIKI調べ)
名古屋の中盤は主に2種類の「なんでも出来る人達」で構成されています。
青いゾーンの人たち(最終ライン・ディフェンダー)
凄い守る人達も呼び方がいくつか存在します。後ろの人という意味で「バック」が必ず付き、あとはいる場所を前にくっつけます。
ゴールキーパーの前にいる三人の事を中央の後ろという意味でセンターバックと呼びます。
相手のストライカーと対峙する為に屈強な選手、背が大きい選手が多いです。そのため、フリーキックやコーナーキック時には前線でゴールを狙うことも。
中の屈強な選手の外に待つのは一番外側にいる後ろの選手。横に立つことが多いのでサイドバック、またはウイングバックと呼ばれます。
(フォワードの補足欄で書きましたが、一番外にいる選手は翼の呼称を用いる事があります)
名古屋の特徴は青い選手(ディフェンダー)の色が変わることです。と言いましたが、このポジションの選手です。
当然、運動量があって足が速い選手が起用されます。
名古屋グランパスはそれ以外の起用法として、元々他のポジションもやれる選手を置くことで色が変わった時に慣れているという事を強味にしようという選択を取る場合があります。
最終ラインと呼ばれる最後の門はこういった役割の選手達によって守られています。
手を使う人(ゴールキーパー)
サッカーで唯一手を使える、特殊なポジションです。「守護神」とも呼ばれ、体を張りゴールを死守します!味方に指示を出したり、攻撃の第一歩となる役割も担っています。
役割やポジション名を紹介しましたが、実際の試合では選手たちが臨機応変に動いています。その自由さもサッカーのポイント。
ピッチ(サッカーコート)に11人いれば全員の個性が違います。自分の惹かれる個性を探すのもサッカーの醍醐味です!
長々と話をしたけれども…
サッカーと名古屋グランパスの話をしましたが、こんな事覚えなくても楽しめます!
選手が動いているのを見てみたり、試合の時と試合前後の選手のギャップにときめいてみたり。
試合を見ながらお酒を飲んでみたり。名古屋に旅行ついでに試合を見てみたり。
楽しみ方が決まっていないのもサッカー観戦のいいところ!
かっこいい選手を探してみたり
スタジアムで美味しいごはん食べてみたり
スタジアムと一緒に季節をたのしんでみたり
「百聞は一見に如かず」といいますが、ぜひ一度スタジアムの空気を味わって見てください。
注意として、はじめて行くときには「ゴール裏」と言われる、ゴールキーパーのすぐ裏の席は「ガチ勢のための席」なので、そこからちょっとだけ離れたところで様子見しながら歌ったり手拍子したり、跳ねたりとかに徐々に慣れていただければ良いと思います。
さいごに
伊波ライさんのファンの方のツイートを見かけた所、専用タグが欲しいとの事でしたので、名古屋グランパスサポーターと伊波ライさんのファンの方の交流タグを作成いたしました。
#名古屋に到ライ
名古屋サポーターは伊波さんのファンへ向けて、伊波さんのファンは名古屋サポーターに向けての相互発信、交流が出来れば始まったばかりのコラボが今以上に盛り上がると思いますので、名古屋サポーターに限らず伊波ライさんのファンの方も良ければ活用をよろしくお願いいたします。
写真提供:@jani3_junno @grangy25