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名古屋グランパスについて語り合うページ

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ゲームコントロールは一日にしてならず #やわらかめコラム #グランパス #grampus L0271

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」

記「カップ戦、下位カテゴリ相手のやらかしには実績のあり過ぎるグランパスですが、なんかサクッと勝ってしまいました」

忍「サクッと……というにはかなりアレなやらかしがあったわけでござるが(# ゚Д゚)」

記「じゅ、順番に振り返っていきましょう」

横浜FC・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
横浜FC・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名横浜FC名古屋グランパス
GK(ゴールキーパー)永井堅梧(ながいけんご)武田洋平
CB(センターバック)杉田・岩武(いわたけ)・佐藤野上(のがみ)・吉田ハ・河面(かわづら)
WB(ウイングバック)中村拓海(なかむらたくみ)・邨田中山・和泉
CMF(セントラルMF・ボランチ)小倉・三田(みた)米本・椎橋(しいはし)
IH(インサイドハーフ)室井(むろい)・新井永井謙佑(ながいけんすけ)・榊原(さかきばら)
FW(フォワード)櫻川ソロモン(さくらがわそろもん)パトリック
各チームのポジション名と選手名

忍「さてこの試合、下位カテゴリ相手にはお約束感のある吉田ハのCB真ん中起用だったり、今日も頑張れ榊原だったりありつつも、前線にはユンカー永井を並べたり中盤はガチ構成だったりと、全体的には『要所要所できっちり相手を質の差で殴ってやろう』というグランパスのスタメンでござった」

記「監督が前日コメントで言っていたとおりの、劇的な変更はないぞという」

忍「試合の入り方としては、そこまでめちゃんこハイプレスにはいかなかったが、高めのポジション取りで『相手のビルドアップを遮断してやろう』というところでござった」

記「そして久々にというか露骨に『右サイド上がりの4バック可変攻撃』をこの試合で見せてきました」

忍「野上がグーっと上がっていたでござるな」

記「中山も高い位置を取っていました」

忍「そして鳥栖戦の再現かのような、相手左SBの脇のスペースを中山が突いて押し込んで、そしてそのままサクッと先制という」

記「これにはたまげました。だいたいこういう試合、勝っても妙に苦しむのがグランパスの伝統なので」

忍「嫌な伝統でござるがそのとおり。そしていくら崩されたとは言え、『そこで永井フリーにしちゃうんだ……』というのに、申し訳ないがカテゴリ差を感じずにはいられなかった」

記「2点目もそうでしたね。榊原の素晴らしいボールコントロールからのラインブレイクがあったとは言え、そして野上のランニングが素晴らしかったとは言え、そこで野上にフリーでシュートさせちゃうんだ……という」

用語解説:ラインブレイクとは、スルーパスなどに合わせて相手の最終ラインの裏に抜け出すことです。 相手ディフェンスライン(Line)を破る(Break)という造語であり、成功すれば相手GKとの1対1となり大きなチャンスとなります。

忍「まさか前半10分までに理想的なファストブレイク2発で2点リードするグランパスが見られるなんて」

記「思わず公式速報を確認してしまいました。本当に2点差になってるのかと」

忍「そこでグランパス選手陣が、どうも『まあまあ以上の確率で1対1勝負なら勝てるぞ』という前提を共有してしまったくさかったのがこの試合の分岐点ではなかったかなと」

記「どういうことでしょうか」

忍「失敗した場合のリスク管理を放棄しているというか、失敗することをまったく想定していないようなプレー選択&ポジショニングが、前半15分頃から露骨に見られるようになったでござる」

記「『最初にガツーンと当たって、リードしたらスローダウンさせる』というのとはまったくかけ離れていましたね」

忍「それで、例えば前半の内に4~5点取れていればよかったのでござるが、なんか妙に落ち着かないまま吉田ハのやらかしを起点にとんでもないカウンターを喰らって1-2で前半終了」

デ「(コッソリ)現地では、脚が悪い長谷川健太さんが飛び出てきて、吉田ハにぶち切れていたことが見れた。途中で野上と吉田ハを入れ替えろ、というのも長谷川健太のぶち切れからの流れ」

記「思わず頭を抱えたくなるよなアレさでした」

忍「横浜FCさんは試合を通じて基本的にはグランパスにボールを持たそうとしていたわけでござるが、そこでしょうもないミスをするとこうなるよね、というお手本のような失点でござった」

記「いやーなんかこれはヤバいなというハーフタイム」

忍「長谷川健太監督はハーフタイムにめっちゃ怒って喝入れをしていたのではなかろうか」

記「監督的には『何やってんねん』と思わず言いたくなる感じだったでしょうね」

忍「後半については、明らかにグランパス選手陣が『ちょっと落とした』そして交代で入った選手達がきっちりタスクをこなした、というところで、非常に落ち着いた展開となったでござる」

記「ちょっと物足りなさはありましたが、後半についてはきっちり0-1で締めたというのはコントロールできていたということ、ですかねえ」

忍「先方がどうしたかったのは正直よくわからなかったのだが、ただハイプレスをしようとしてなかったので活路としてはミドルカウンターだったんでござろうなあ」

記「力関係としては論理的、結果として横浜FC目線では『坦々と負けてしまった』感じだったかなと」

忍「つい先日のガンバ戦のグランパスの悪口はやめるでござる!」

記「言ったのあなたじゃないですか……」

この試合の良かったところ

  • アシストと言う結果を出した中山&榊原
  • 立ち上がりは本当に素晴らしかったですよ(それだけにその後がより悪く見えた件)
  • 天使の吉田ハ
  • 決まらなかったけどユンカースーパーロングシュート
  • 敵ながら櫻川ソロモンがいつの間にかめっちゃムキムキ背負ったプレー絶対ロストしないマンになっててワロタ(;´∀`)
  • 野上さんマジ信頼できる
  • クローザー業務を完遂したハ・チャンレに拍手

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • 悪魔の吉田ハ
  • 倍井さすがにもうちょい真面目に守備をした方がいいのでは……

最後に

忍「ま、勝ったのでよかろうなのだー」

記「榊原はどうでしたか?」

忍「曖昧なところでボールを受けられる系だということ示せたのではないかと」

曖昧なところ:言い換えれば相手がマークに付きにくいDFラインとMFラインのあいだなど

記「そういうところはホントに玉田っぽさを感じさせられました」

忍「勝利の良い流れで日曜日にはまた京都を一発ぶん殴ってほしいもので」

記「あとルヴァン次は6月上旬なんですね。カレンダー見てビックリしました」

忍「ホーム&アウェートーナメントとなると、いかにもサッカーのカップ戦感が出てくるので、なんだか楽しい」

記「サクッと負けて、その辺で謎に試合が無い日ができなくて本当に良かったです」

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会い致しましょう」

忍「ニンニン」

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