はじめに
コンウェンですこんにちは。新潟戦がまさかの台風による中止。そこからルヴァン杯で広島相手にドンピシャ起用からのミッチ神話。劇的な勝ち上がりを見せてくれた名古屋。この勢いでリーグもさらに上を目指してほしいものです。ミニレビュー→ミニプレビューの流れでデータ整理も記事も大体フォーマット決まってるんだからイレギュラーなのはやめてほしいぜ第30節ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第30節プレビュー
第30節FC東京戦のプレビューです。名古屋と東京のデータ(シーズン平均)をプロットします。footballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
下は、先回対戦第14節のグラフです
試合展望
全体的な雰囲気でいうと名古屋と似たグラフに見えます。ただしドリブル、シュートは東京のほうがポイントが高く、個人で仕掛け、決めきる能力に長けていることが読み取れます。ただ14節のグラフでは平均を大きく上回る値を出しており、勢いに乗せると高い攻撃力を出してくるため注意です。・・・エレガントなハットトリックで勝ったけどな!!(増長)。Team Styleを見ると左サイド攻撃が主体、守備は後方でブロックを敷く事が多いようです。引かれた相手を崩すことが得意とは言えない名古屋ですが、得意のセットプレーも生かしながら、絶好調パトちゃんやエレガントストライカ―ユンカーにしっかりとボールを当て、ゴールを脅かしてもらいましょう。
得失点パターンを見ると東京は得点、失点ともセットプレーとクロスからが多いです(大体のチームがその傾向はあるんですが)。名古屋の特徴であるセットプレーからの得点で早めに点を獲っておきたいところです。逆に東京の得点パターンであるセットプレー&クロスは名古屋の失点パターンと合致しており、安易にクロスを上げられないようにすることと、危ない位置でファウルをしないよう、気をつけてもらいたいですね。
個人CBPを見るとキーマンは中盤で奪って捌ける高宇洋。図では囲っていませんが、その下小泉ともに中盤をつくっており、そこをいかに消すかが鍵となりそうです。FWで注意すべきは言うまでもなく、私がJで一番嫌い(褒めてる)な選手であるディエゴ・オリベイラ。きっちり枠に飛ばしてくる技術はもちろん、ポジショニングやボールの扱いに長けたいやんな選手です。あとは俵積田。全体グラフのドリブルCBP高めは彼でした。後半途中からの登場が多く、疲れが出てきたころに積極的にドリブルで切り込んでくる選手を投入されるのは嫌ですね。
最後に
トップ10入りそしてそこからの上位進出をかけた6ポイントマッチとなる大事な大事なFC東京戦。ルヴァンの劇的な勝ち上がりの勢いをそのままに、いい試合を見せてもらえると思います。引き続き応援していきたいと思います。