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グランパスの土俵に引っ張り込める相手には強いということ。課題は引っ張り込めない相手 #やわらかめコラム #グランパス #grampus L0293

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」

記「土曜の敗戦でもう、『水曜の新潟戦これマジで大丈夫か』となっていたのによく勝てましたねえ」

忍「監督から相当喝入れされたんだろうなという雰囲気」

記「流石にというか選手の動きにキレがあったように見えました」

忍「こういう勝ちがあるからリアルタイム観戦・応援はやめられないのでござる」

記「順番に振り返って行きましょう」

名古屋グランパス・アルビレックス新潟のスターティングメンバー・ベンチ
名古屋グランパス・アルビレックス新潟のスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名名古屋グランパスアルビレックス新潟
GK(ゴールキーパー)ランゲラック小島
CB(センターバック)内田・三國(みくに)ケネディ・河面(かわづら)トーマス デン・舞行龍(まいける)
SB(サイドバック)藤原・堀米(ほりごめ)
WB(ウイングバック)野上(のがみ)・徳元(とくもと)
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)椎橋(しいはし)・稲垣秋山・宮本
IH(インサイドハーフ)・シャドー和泉・森島
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)太田・長谷川
FW(フォワード)永井鈴木・長倉(ながくら)
各チームのポジション名と選手名

忍「スタメンでは永井に和泉、そして契約の関係で東京戦では出場できなかった徳元が元気に出場」

記「それ以外は『いつメン』の皆さんたちでした」

忍「まずこの試合、端的に守備がハマっていた」

記「面白いようにボールを刈り取っていましたね」

忍「前節で比較的負荷の少なかった和泉・永井を中心にまあ高強度で」

記「やっぱ強度ですか」

サッカーにおける「強度」(インテンシティ)とは、プレーの激しさや強さを指します。具体的には、以下のような要素が含まれます:
1)球際の強さ:1対1の局面やルーズボールの争いでの身体のぶつかり合い。
2)スピード:素早い動きやスプリントの繰り返し。
3)連続した動き:攻守の切り替えや絶え間ない動き。
インテンシティは、フィジカルだけでなく、メンタルや戦術的な側面でも重要です。例えば、戦術的な負荷がかかるとプレーの判断が遅くなり、結果としてインテンシティが下がることがあります。

忍「もちろんそれだけではない。新潟さんはいつもどおりしっかり後ろから繋いでいこうとしていたわけなのだが、ボールがだいたいどういう経路を辿るのかをグランパスが研究していたでござる」

記「どういうことでしょう」

忍「要点は和泉と野上・徳元の両WB。まず、和泉が相手のCMFを見張りつつ場合によってはCBまでプレスに出て行き、そしてCMFに繋がれたらしっかりプレスバックするということを徹底」

記「WBは新潟さんのSBーWGのパスコースを切りつつなるべく前目に圧をかけていました」

忍「それによって新潟さんは困っていた。CBからCMFへのパスが出せないし、SBからの展開もなかなかできない」

記「結果的にSB経由でCMFへ繋いでは、そこでグランパスの稲垣・椎橋が刈る! という展開が目立ちましたね」

忍「前節ではまったくできなかったことでござるよな。稲垣・椎橋がどこで刈るのかをしっかり設定してファーストディフェンスからそこに追い込め、という」

記「そういうわけで前から追い込みつつ永井ー和泉ーツカサを突破されたら相手CMFを囲んでしまうという対策がキマりまくってもう絶頂不可避でした」

忍「流石に相手も『これはまずいぞ』という雰囲気で、特に左WGの長谷川あたりが降りてボールを受けて自分で持ち上がろうというプレーも見せていたのだが」

記「瞬間的には脅威でしたが、あまり繰り返せなかったですね」

忍「何10メートルも持ち上がるようなプレーはそう何度も成功するわけではないでござる故」

記「新潟さんはWGがもっとビルドアップに関与してくればもう少し形勢もかわったように思えました。敵目線ですけども」

忍「その辺は理想論というか、なんでもできれば良いに決まっているよね、という話で。現実的に普段取り組んでいないこと、または取り組みたいんだけどやれないことがいきなりやれるようになるわけでもないでござる」

記「グランパスのビルドアップみたいなもんですね、はっはっは」

忍「そこ笑うとこじゃない」

記「たいへんもうしわけございません」

忍「そうなるとあとはグランパスのスタミナ切れを待つか、あるいは選手交代で変化をつけるしかないわけで、小野なんかはけっこうな脅威ではあったが『違い』を作れるほどではなかったかなと」

記「それでもミッチが今日も2点は止めましたけどね」

忍「ミッチが2点止めるのは計算の内なので問題ないでござる(早口)」

記「そういえばそうでした」

忍「全体としては『守備が機能し、良い位置で奪えるが故にカウンター鋭く、結果的に3点取れた』というグランパスの快勝でござった」

記「平日夜に良いもの見せてもらいました」

この試合の良かったところ

  • やっぱり敗戦のあとに露骨にヤる気のみなぎっている和泉は頼もしい。和泉とツカサを剥がす仕組みを先方が実装できていなかったことが試合の結果を左右しましたね
  • 永井のゴールは見事(椎橋のボール奪取&アシストも)。あれは敢えてキーパーの斜め方向に走ることでキーパーを動かさせてシュートコースを空けさせる技術なんですよね
  • こういう展開だと稲垣は活きる! いったん稲垣をDFラインまで落としてから前向きに勢いつけてボール奪取をさせるという戦術は良いオプションになりそうです
  • 菊地はよくやった。あれを決められるなら相手もシュート選択肢を排除できないのでよりパス・ドリブルが活きてきますよね。てかグランパス選手によるあんなキレイなコントロールショットすごい久々に見た気がする
  • クロスに対して逆サイドのWBが走り込んでくるアタックはやはりシンプルに強い(野上さんナイスヘディング)
  • 試合延期もあって急遽決まったド平日ナイターにも現地に駆け付けた1万人の皆さんいつもありがとうございます。あるけどもう本当に「ネ申」がグランパスにいたということではないだろうか。

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • シャドーで起用している場合に何気に和泉の交代要員がいねえ! ということが発覚したことでしょうか。

最後に

忍「次は川崎さんでござる」

記「現在の順位的にはなんとか勝ちたい相手です」

忍「新潟戦の勝利でグランパスの勝点が40に到達。34試合制の時では一般論として『勝点40が残留ライン』とよく言われていたものでござるが、38試合制になったので勝点43~45くらいが残留確定ラインになる雰囲気」

記「あと1勝すれば残留はほぼほぼ確定と言っても良さそうですね」

忍「まずはそこを決めて、可能な限り上を目指してもらいたいもので」

記「まだ6位くらいまでなら全然現実的に上がれそうですし」

忍「そういえば今日の試合で、千葉が途中出場してスタジアムのグランパスファミリーから拍手が出ていたとか」

記「試合後ならともかく交代で出てくる時に拍手はどうなんだ、なんて声もあったようです」

忍「そもそも論として拍手もブーイングも自分の意志で自己責任でやること。千葉について言えば『拍手でピッチにむかえてあげたいくらい彼を愛していたファミリーが多かった』という事実がそこにあるだけでござる」

記「拍手だろうがブーイングだろうが他人から強制されてやるもんじゃないですもんね」

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

忍「ニンニン」

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