背番号15MF 稲垣祥(32歳 在籍5年目)
- リーグ戦先発出場32試合/途中出場1試合/6得点2アシスト
- ルヴァンカップ7試合出場
- 獲得タイトル:ルヴァンカップ優勝1回(21年)
スラムダンクのセリフを拝借するのであれば『稲垣だ…お前なんだ…グランパスの魂はお前なんだ稲垣……!!』とキャプテンではなくなってもNever Give up for the winを体現するチームの象徴。
J1で300試合出場を果たした迎えた5月の神戸戦では試合に起用されず、『セレモニーで家族も来てくれて、ファミリー(ファン、サポーター)も横断幕を出してくれて、という中で出場できなかったことは、やはり個人的には屈辱的なことだった。』とその悔しさをバネに次の広島戦でゴールを決めチームを勝利に導いたのがとても印象に残っています。
アウェイの神戸戦で見せたCKからのダイレクトボレーは7月の月間ベストゴールにも選出されるほどのスーパーゴールでしたね。
三年前のルヴァンカップ準決勝では苦しいチームを救う魂のゴールを決め決勝に導き、その決勝では勝利を確実にする追加点を決め決勝のMVPを受賞。
今回の決勝でもチームを勝利に導くべく、俺達の稲垣祥輝く星へ舵をとれ!
背番号16 GK武田洋平(37歳・在籍9年目)
- リーグ戦先発出場2試合0失点
- ルヴァンカップ2試合出場2失点
- 獲得タイトル:ルヴァンカップ優勝1回(2021年)
4月のアビスパ戦はミッチの体調不良により急遽スタメン出場、次の試合のジュビロと二試合連続クリーンシート達成と、どんなタイミングやシチュエーションで出番が来ても動じずに自分のパフォーマンスを
100%発揮する姿はJ屈指の2ndGKだなと改めて思わせてくれました。
武田がいるからこそミッチも安心してプレイできているし、ミッチがいるからこそ武田も自分の仕事に迷いなく専念出来ている。
二人の間にある強い絆・リスペクトする精神が今のグランパスを根底から支えてくれているんだなと↓のfootballistaの記事を読んで改めて思いました。
熱い漢と頂へ。
優勝してミッチと歓喜の抱擁を交わしているところを見たいですね。
背番号17 MF倍井謙(23歳 在籍1年目)
- リーグ戦先発出場9試合/途中出場16試合/2得点
- ルヴァンカップ4試合出場1アシスト
開幕戦鹿島相手に完敗した試合では、途中出場からドリブルからのカットインシュートなどチームに光をもたらす存在感を発揮し、ジュビロ戦ではクロスボールがそのままネットに吸い込まれ、決勝点となるJリーグ初ゴールを記録も、前半途中レッドカードをもらい退場してほろ苦い初ゴールの記憶に。
5月の鳥栖戦でもチームに勢いをもたらす追加点を決めたりと波に乗るかと思われた中で夏場以降は徐々に出場機会を減らしてしまっているが。
課題は献身性と決定的な場面を創出できるか。チームを勝利に導く違いを生み出せる選手になってほしい。
背番号18 FW永井謙佑(35歳 在籍9年目)
- リーグ戦先発出場23試合/途中出場8試合/6得点3アシスト
- ルヴァンカップ7試合出場1得点1アシスト
- 獲得タイトル:ルヴァンカップ優勝1回(20年FC東京在籍時)
前線からの献身的なディフェンスに依然衰えぬスピードと年齢を重ねると共に増したシュートテクニックで35歳になっても輝きを増す名古屋のスピードスター。
プレイだけでなく言葉でもチームを引っ張る姿に、本当に大きく成長して戻ってきたんだなと実感しているサポーターも多いのではないでしょうか?
「ゴールを取るパパが見たい」というお子さんの言葉が胸に刺さり、FWとしてプレーしたいと決意したと名古屋に戻って来たときに明かしていましたが、9月には2G1アシストでリーグ三連勝に貢献しJリーグ月間MVPを獲得。
J2へ降格したチームから去り、グランパス相手にゴールを決める度に憎悪が増したものですが(東京時代はリーグ戦で名古屋相手に3得点)、今では大好きな選手になりました。
そんな永井もグランパスで獲得したタイトルは0。ミッチや和泉だけでなく永井ともタイトルを獲りたいと願っているサポーターは多いはず。
グランパスの選手としてリーグ戦では、アルビレックス新潟相手に通算7得点と新潟キラーっぷり発揮して決勝でも駆け抜けろゴールへ。
背番号19 MF重廣卓也(29歳 在籍3年目)
- リーグ戦途中出場4試合
キャンプは怪我もあり出遅れ、3月にはFCソウルへ移籍。
ボランチとして数試合出場していたようでKリーグのスタイルも肌に合ったのか、グランパスに加入当初のアグレッシブかつエネルギッシュな姿を取り戻し途中出場からチームにエネルギーを与える貴重な存在。
シャドーやボランチにライバルが多いため中々出番に恵まれていないが、ベンチからでもチームを鼓舞する姿には2002年日韓ワールドカップ日本代表のゴン中山さんや秋田豊さん、2004年アジアカップの三浦淳宏さんや藤田俊哉さんらの姿を重ねてしまう。
自分の悔しさを押し殺してでもチームの一体感を生み出す雰囲気作りをできる選手は強いチームに欠かせないし、そのプロフェッショナルな振る舞いを若手選手にも模範にして欲しいと勝手ながら思っています。
そして2022年夏に加入してきた当初のように試合でも結果を残しヒーローとなった姿をまた見せて欲しいですね。
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