背番号33 MF菊地泰智(25歳 在籍1年目)
- リーグ戦先発出場4試合/途中出場6試合/1得点3アシスト(鳥栖時代含めれば7アシストでリーグ5位)
- ルヴァンカップ4試合出場
サガン鳥栖では大卒すぐにレギュラーとして活躍し2シーズン半プレイ後、今夏グランパスに加入。
グランパスデビュー戦となった東京ヴェルディ戦では、美しい弧を描く左足のクロスでパトリックの決勝点をアシスト。そして9月の新潟戦ではチームとして駄目押しとなる三点目、自身にとってはプロキャリア初ゴールとなるゴラッソを決めるなど、既に名古屋で数シーズンプレーしてるような溶け込み具合。
互いにクリエイティブかつサッカーIQの高い森島とは特に良い関係を築けているので、9月のジュビロ戦の二点目のような鮮やかなコンビネーションをこれから何度でも見てみたい。
シャドーのポジションだけでなく、ダブルボランチの一角あるいは右WBとしても起用されており、必要不可欠な存在と化している。
彼もまた優勝すればプロキャリア初タイトル。是非ともそのチャンスを掴んで欲しい。
背番号34 MF内田宅哉(26歳 在籍3年目)
- リーグ戦先発出場21試合/途中出場5試合
- ルヴァンカップ7試合出場
- 獲得タイトル:ルヴァンカップ優勝1回(20年FC東京在籍時)
昨年後半戦はボランチとしてプレイする機会が多かったが、今シーズン序盤右CBや左右のWBとしてポリバレントに活躍。4月のジュビロ戦終盤、内田の魂のブロックがなければ勝ち点を失っていたビッグプレイだったし5月の東京戦でPKを獲得したのもファインプレイだった。
夏場からは右CBのレギュラーを務めるように。攻撃時に4バック化し右CBが右SB的に振る舞い今シーズンはビルドアップのサポートで内外のレーンを使い分け、味方が求める動きを即時に実行できるそのセンスが昨年まで拭いきれなかったビルドアップの稚拙さを解消することに貢献している。運動量と機動力を持ち合わせ、ピンチの場面でも体を投げうってチームのために闘う姿に闘将感が出ている気がする。
チームから求められるのであればどんなポジションでも出場し、価値を示そうとする献身的な姿はもっと褒められていいはずだし、優勝することで少しでもその頑張りが報われますように。
背番号35 GKピサノ・アレックス幸冬堀尾(18歳 在籍1年目)
- ルヴァンカップ出場1試合
4月のルヴァンカップ第二回戦の大宮アルディージャ戦でプロとして公式戦デビュー。特に危なげなくクリーンシートでデビューを飾る。怪我により辞退したもののU-19日本代表 3月海外遠征のメンバーに選出され、7月には国内トレーニングキャンプのメンバーにも選出されている有望株。
ミッチがいなくなる来シーズン、ポテンシャルを見込まれてレギュラー抜擢なんてことももしかしたら、、、
そのためにも残り僅かなミッチと共にできる時間を大切にして色々なものを吸収して欲しいですね。
背番号37GK 杉本大地(31歳 在籍2年目)
- 獲得タイトル:J1優勝1回(19年)
2019年J1優勝時のマリノスでも四試合出場している実力者ながら、今季ベンチ入りしたのは天皇杯とルヴァンカップ二回戦の二試合のみ。
現状四番手のGKになってしまっているがそれでも自身の今後のキャリアを考えたときに、ミッチや武田らJリーグ屈指のGKに囲まれ自己研鑽に励むためにグランパスにやってきたのかなと勝手ながら想像しています。
好青年感の伝わる選手ですので、試合に出場して活躍する場を見る機会があれば嬉しいですね。
背番号41 MF小野雅史(28歳 在籍1年目)
- リーグ戦先発出場2試合/途中出場3試合/ルヴァンカップ出場1試合
明治大学では10番を背負いボランチでもプレイしていたが、山形では左サイドバックとして2シーズンレギュラーとして活躍。
好きな選手にアーセナル在籍のウクライナ代表ジンチェンコを挙げているが、偽サイドバック的な振る舞いも出来るのはまさにジンチェンコのようですね。
開幕戦では倍井の引き立て役となるような動きで左サイドを活性化させていたが、3月に右大腿二頭筋肉離れにより負傷離脱。5月のガンバ戦で復帰すると続くFC東京戦では見事な縦パスを通しキャスパーの2点目の起点となるなど、活躍を期待させたが、京都戦でシーズン絶望となる左前十字靭帯断裂の大ケガを負ってしまう。
チーム状況が苦しかった6~7月に彼が健在であればリーグ戦の順位ももう少し上だったのではないかと思う。
懸命にリハビリに励むマサのためにもルヴァンカップで優勝したいですね。
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