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「またがんばろうよ」相馬勇紀

相馬勇紀くんはこんな選手

相馬勇紀選手は1997年2月25日生まれの23歳。東京都出身。

ご両親ともにテニスプレーヤーで、アスリート一家の生まれです。お父さんは松岡修造さんの練習パートナーを務めていたことがあり、お母さんも日本でも有数のプレーヤーだったといいます。

6歳でサッカーを始めて、布田SC、三菱養和SS、三菱養和SC調布Jrユースを経て、高校時代は三菱養和SCユースでプレーしました。2013年10月、国体の東京都選抜で優勝したことで頭角を現し、2014年8月には日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で三菱養和SCユースを優勝に導いたことで注目されました。

ただ、166cm、63kgという体格からか、この時点ではプロが獲得を目指したという記事は見つかっていません。

その後早稲田大学に進学し、ア式蹴球部に入部します。2017年に関東大学サッカーリーグ戦2部でアシスト王に輝き、早稲田大学の1部昇格に貢献しました。2018年には関東大学サッカーリーグ戦1部で3年ぶり27回目の優勝。このときには堂々たる主力。同時に名古屋グランパスへの内定もあり、特別指定選手としてJリーグにも出場しています。デビュー戦はあの伝説の鹿島アントラーズ戦(豊田スタジアム最高入場者数の試合)。

そして2019年、新人として迎えた開幕戦にもゴールを挙げ、その才能を証明しました。

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すべてが順調、というわけにはいかない

2020年シーズンは14試合で出場停止の1試合を除く13試合すべてに出場、844分出場です。今年はCOVID-19の影響で前線でのやりくりが難しい過密日程ですからフル出場を続けることは簡単ではありません。攻撃の選手でフルタイム出場というのはほとんど思いつかないくらいです。

しかし同じ攻撃の選手でもマテウスや金崎夢生が出場時間を伸ばしていくのに比べて、リーグ戦のここ4試合は最長でも55分の出場と、徐々に試合出場の時間が減ってきています。それは何故でしょうか。

筆者(グラぽ編集長)には少し、プレーに焦りが感じられました。それが出場時間減少の理由なのではないかと想像します。川崎フロンターレ戦のなかでも、ほかの選手が必死で繋いだボールを、無理な裏街道をしかけて奪われてしまうなど、らしくないプレーがありました。

焦りを感じることは、理解できます。本当ならば、東京オリンピックの代表選出に向けて、名古屋グランパスの主力として結果を出さなければならない時期です。

しかしリーグで1得点、ルヴァンカップで1得点と結果を出すことはできていません。サイドハーフでは13試合8得点2アシストの三笘薫や同じく2得点の旗手怜央が現れてきました。海外組では遠藤渓太や三好康児、そして久保建英という強力なライバルもいます。オリンピックの選手枠は18名。その気になればWBも務めることができるという強みはありますが、安穏とはしていられない状況なのは確かです。重いプレッシャーが彼を襲っているのではないでしょうか。焦りとプレッシャー、それがミスを生んだり、状況判断を狂わせているのだと思うのです。

実は高校時代にも似たような時期があったそうです。

相馬勇紀は一度だけサッカーをやめたいと思ったことがある。三菱養和SCユースに所属していた高校2年生の時だ。「イージーミスが増えて、何をやってもうまくいかなくて、もうサッカーが嫌になって。初めてサッカーをやめたいと思った」。2013年9月1日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2013プレミアリーグEAST第11節の東京ヴェルディユース戦で0-6の大敗を喫したことで、その思いは大きくなった。

いつもは、ああしなさい、こうしなさいとげきを飛ばす母親の靖子さんも、この時だけは優しくこう語りかけた。「またがんばろうよ」。傷心の息子を穏やかに励ました。これが勇紀の胸に響いた。

引用元:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202007140001-spnavi

プロとして、これから長い人生を歩んでいかなければならない相馬勇紀選手に、もう一度「また頑張ろうよ」という言葉を贈りたい。そんな気持ちでこの記事を書き始めました。

以下、様々な相馬勇紀くんを応援するファミリーからのメッセージです。

@nge295さんからのメッセージ

【初めて見た相馬くん】

相馬くんを初めて見たのは2018/8/11対鹿島のデビュー戦。

(なんだかぽよぽよした子が交代で入るやん、、大丈夫か?)と思いましたが、プレーを見てその考えはひっくり返されました。

俊足でボールを運んでいく姿、何かやってやる!という気持ちのこもったプレー、そして直輝へのアシスト!「なにこの子すっげーーーー!

初めて見た相馬くんのプレーは見ててめっちゃくちゃ楽しかった。しかもめっちゃくちゃかわいい。癒し系。好き。

あれよあれよというまに相馬くんが出れば勝てるというジンクスまで叩きだし、まじでやばかった降格危機から救ってくれたことを強烈に記憶しています。

【相馬くんのプレーで好きなところ】

仕掛けて、相手を剥がして、ゴールに向かっていくところ。

そして相手を見ながら少しずつドリブルしていき、急にスピードを上げて相手を置き去りにしていくところ、どれもめっちゃ好きです。

今シーズンもたくさん見たい!

【相馬くんはかわいい!優しい!】

あるイベントでお話ししたとき、とってもかわいくて優しくて。虜になりました。あとファンサが素晴らしすぎる。本当に良い子。

【鹿島電撃移籍&名古屋復帰】

相馬くんの電撃期限付き移籍で心が折れた方がたくさんいらっしゃったと思います。(私と私の友人もそう)

ごはんちゃんと食べてるか?友達できたか?元気にしてるか?という何目線なんだと言われそうな気持ちが爆発してしまい、鹿島に会いに行きました。

イベントで話したことを覚えててくれてたり(感涙)、名古屋のことを気にかけてくれてたり(超感涙)、本当に良い子だなあとしみじみ感じました。

鹿島では楽しそうに練習していてそれを目の当たりにしたので、正直名古屋には戻ってこないと思っていました。

そんな相馬くんが名古屋に復帰!嬉しい嬉しすぎる泣ける!

鹿島サポの方からもすごく愛されているので、鹿島にいったことで成長したんだというところをたくさん見せていってほしいな。

もちろん名古屋でも先輩から色んなことをどんどん吸収し、成長してほしい!

【まとめ】

勝利の女神を微笑ませるその前向きなプレーに、期待しかありません!

うまくいかないことがあっても、相馬くんなら必ず乗り越えてもっと強くなれる。

私達は応援するのみ。

さらなる飛躍を!がんばれ!

最後に、オリンピック、出るんだよおおお!!

@bear_k_sakuraさんのメッセージ

特別指定選手としてグランパスに来て、一目見た時から「この子は!!」と、只者ではない感がものすごくしました。(上から目線みたいですみません)

本田圭佑選手がグランパスに加入してきた時と同じ感覚でした。

プレー云々に関してはど素人なので何もコメントできませんが、相馬選手が試合に出ているととてもワクワクします。

相馬選手はグランパスにとってなくてはならない存在…!

ずっと応援しています!

@ken44aauさんのメッセージ

相馬選手へ

相馬選手へメッセージを送るプロジェクトがあると聞き、ファミリーの一員として何か出来ることはないかと考え、これを書いています。

相馬君(親しみを込めて、こう呼ばせてください)がグランパスに来てくれた2年前、僕は苦しんでいました。というのも、進路選択で悩んでいた、さらに相馬君と同じように大学でスポーツをしていたのですが、4年生で最後の年であった上にチームの今後を左右するような試合がいくつも迫っていたのです。もちろん、相馬君が経験してきたそれと比べるのもおこがましいようなレベルなのですが。様々なプレッシャーの前に、全てを投げ出したくなったことが何度もありました。

そんな時、グランパスのあの夏の快進撃が、どれほど僕に勇気をくれたでしょうか?そしてそこには常に、何の迷いもなくピッチを駆け回る背番号47の姿がありました。相馬君があの暑い熱い夏の立役者の1人であることを否定する人はいないはずです。

「そうか、悩んでいても仕方ないや・・・結局は自分の感情と意志に、素直に従えばいいんだ。」

・・・そして現在、僕はそれなりに多忙ながらも刺激のある環境に身を置くことができています。

こうして辛い時に助けてもらったからこそ、伝えたいことがあります。この数年の間、そしてまさにこの数ヶ月で、相馬君自身やグランパスを取り巻く環境は、様々な理由で大きく変化しました。もしかしたら、中々目の前のサッカーだけに集中出来る状況ではないのかもしれません。また、来年にはオリンピックが控えています。きっと、僕たちには伝わってこないプレッシャーもあるのでしょう。僕たちが知る由もない雑音も聞こえてくるのでしょう。しかしそんな時こそ、自分の内なる声に耳を傾け、何よりも自分の感情と意志を信じて欲しいのです。その先にきっと、何かが見えてくるはずです。それは何を隠そう、相馬君がプレーを通じて僕に教えてくれたことでした。

グランパスには色々な魅力を持った選手がいます。しかし、いい形でボールが渡った時のスタジアムの期待感、「何かしでかしてくれるんじゃないか」という空気感が一番高いのは相馬君だと、個人的に思っています。ですから、昨夏に鹿島アントラーズへ行った時には本当に悲しかったです。形式上ではシーズン終わりまでの期限付き移籍でしたが、お別れを覚悟した人は僕を含めて少なくありませんでした。

しかし、相馬君は「さらに成長して戻ってきます」という約束を守って、グランパスに戻ってきてくれましたね。あの一件に関して何があったのか、僕たちは全てを知ることはできませんし、別に今さら追求する必要もないと思っています。重要なのは、「今シーズンからもう一度、2年前の夏に僕の心を奪ったあの選手と一緒に戦える」ということであり、その事実だけで僕にとっては十分でした。

媒体は忘れてしまいましたが、相馬君がプロ入りする上でグランパスを選んでくれたことには相当な「覚悟」があったことを記事で読みました。そしてプロ1年目で移籍を経験したこと、そして今シーズン復帰したこと、これらも「覚悟」の上でのことだと思います。そういえば、復帰時のコメントでは「結果を、数字を出したい」と語っていましたね。これもその「覚悟」の1つだと解釈しています。そんな相馬君の「覚悟」を、これからも後押しさせてください。

残念ながら、今はスタジアムで声援を送ることができません。しかし、またいつも通りのスタジアムに戻ったら、スタジアムが張り裂けんばかりの声援で相馬君とグランパスを迎えるつもりでいますから、覚悟していてください。

まとまりのない文章でごめんなさい。

最後になりましたが、偶然にもつい先ほど流れてきた、僕が大好きな曲の歌詞を送ります。

震えるような感動も悲しみも全部背負い込んで
あと一歩前へ もうすぐ手が届くはずさ
見えないとこの頑張りも
隠れるように泣いたことも
この一瞬のため 最後に笑うのは君!

“勇しく掴み取れ、相馬”

相馬君と同い年の、しがない大学院生兼グランパスファミリーより

@mksrbro327さんのメッセージ

相馬選手を好きになったきっかけが2つあります。

1つは2018年8月11日H鹿島戦、超満員の豊スタでのデビュー戦での初アシストです。バックスタンドで観戦していた自分の目の前を一気に駆け抜けていったのが印象に残っています。

もう1つは2018年11月6日Aセレッソ大阪戦、自身初ゴール後に見せた両手でNの文字を作るゴールパフォーマンスです。残留争いの真っ只中、当時まだ特別指定で大学リーグもありながら、相馬選手が既にグランパスに愛着を持ってくれているのかと嬉しくなりました。これは応援するしかない。

好きな選手はつい良いプレーに目がいってしまますが、最近の試合を観直したりレビューを読んでいると、まだまだチームの要求に十分応えられていないと感じるのも事実…

しかし、僕は思います。それでも試合に出場しているのは、相馬選手ならその要求に応えられると監督やチームメイト、そして相馬選手自身が信じているからに違いないと。

本人にとって今は苦しい時期かもしれませんが、これを乗り越えて相馬選手の可能性が花開くと信じています。いや、花開きます。

そして、相馬勇紀が名古屋の中心選手としてプレーする未来が僕には見えます!

見せてくれ!頑張れ!相馬勇紀!

最後に、相馬勇紀選手へ

今回は4人のグランパスファミリーからのメッセージをお届けしました。

プロの世界でプレーをするってことは、これだけ後押しをしてくれるということです。

僕らファミリーは、プレーをお手伝いすることはできません。そしてCOVID-19のこの状況下ではプレー中に声援をすることすらできません。

でも、こうやって想っている人たちがいっぱいいます。どんなことがあっても、頑張れ、頑張れって言ってくれる人がいます。

焦る必要はありません。ほかのライバルたちが、なにをしたからといって気にする必要はありません。相馬勇紀選手らしい、緩急で抜くドリブルやクロス、ミドルシュートを磨きましょう。いまがLv.50相馬勇紀なら、Lv.99相馬勇紀になればいい。そうやってLv.Maxの相馬勇紀がスーパースターになってくれることを信じて、ぼくたちはこれからも応援し続けます。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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