はじめに
本日はルヴァンカップのグループステージ第5節、清水エスパルスとのアウェイゲームです。
名古屋が戦うBグループは混戦、自力でのグループステージ突破のためには勝利が欲しい一戦です。
順位 | チーム名 | 勝点 | 第5節の対戦相手 | 第6節の対戦相手 |
1 | サンフレッチェ広島 | 9 | 徳島(ホーム) | 清水(アウェイ) |
2 | 清水エスパルス | 5 | 名古屋(ホーム) | 広島(ホーム) |
3 | 名古屋グランパス | 4 | 清水(アウェイ) | 徳島(アウェイ) |
4 | ヴォルティス徳島 | 4 | 広島(アウェイ) | 名古屋(ホーム) |
※勝ち上がり条件は以下の通り。
- ACLに出場する川崎、浦和、横浜FM、神戸を除くJ1の14チームとJ2の2チーム(前年度J1の17位、18位)の16チームを 4グループに分け、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う。
- 各グループ上位2チームの8チームがプレーオフステージに進出。
長谷川監督も「我々は持てる力を最大限出して、なんとかグループステージ突破という自分たちの可能性を大きくできるように闘って、結果を得られるようにやっていくしかないのかなと思っています」とコメントしており、勝利にこだわる様子も伺えます。
この試合をプレビューします。
両チームの予想布陣
負傷者の情報なども考慮し予想しました。
①清水エスパルス
基本布陣は4-4-2と予想します。
清水は中5日でコンディション的にも有利な状態で臨めるため、リーグ戦の選手起用をそのまま継続すると予想しました。
- GK:大久保ではなく権田と予想します。
- DF:CBは鈴木義宜とヴァウド、右SBに原、左SBに山原と予想。
- MF:CMはホナウドと宮本、右SHに中山、左SHに後藤と予想。
- FW:オセフンと鈴木唯人と予想。
②名古屋グランパス
直近3試合と同じく、3-1-4-2の基本布陣で予想しました。
名古屋は中2日で臨むため、FC東京戦で出場時間が少なかった選手を中心に起用すると推測します。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:直近の試合で安定している藤井、中谷、丸山のCBトリオと予想。
- MF:アンカーにレオシルバ、IHに稲垣と仙頭、左WBに相馬、右WBには森下と予想。
- FW:酒井の復帰が不明であることから、カストロと金崎の2トップを予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
①清水のハイプレスをいなせるか
今シーズンの清水は前線からボールを追うハイプレスの特徴が出てきています。
https://www.football-lab.jp/shim/style/?s=63
名古屋も直近3試合で3-1-4-2に布陣変更して以降、前線からのプレスでボールを奪い、ファストブレイクを狙う形を多く作っています。
両チームともに狙いは大きくは変わらないと思われ、名古屋は清水のハイプレスを上手くいなす必要があります。
最終ラインの丸山からロングボールで展開するか、藤井から清水のプレスを無効化する縦パスを中盤の選手につけられるか。
名古屋は最終ラインからのビルドアップがハマらなければ、清水のハイプレスの餌食になり、試合展開が難しくなるでしょう。
相手に飲まれずに戦えるか、要注目です。
②清水サイドバックの裏を突けるか
清水はハイプレス志向であるため、両SBも高めの位置取りを取ります。
sofascoreで何試合かヒートマップを確認しましたが、左SBの山原が高め、右SBの原が合わせてバランスを取ることが多い傾向が読み取れました。 名古屋が中盤でボールを奪った後に清水SB裏のスペースに侵入する機会を多く作ることが出来れば、シュートの機会も多くなるでしょう。
後は仕留めるだけ、という試合が続いていますが、今節こそ得点を期待しています。
おわりに
ルヴァンカップ勝ち上がりの為に勝点3が必要です。
前回王者の意地を見せ、最終節まで勝ち上がりの望みを繋げてほしい。
良い試合になりますように。