はじめに
J1リーグが中断期間に入り、E-1選手権やパリサンジェルマンとの親善試合などが開催されています。サッカーの話題には毎日事欠かないのですが、名古屋グランパスの選手が出ているE-1選手権以外は興味がない、というより名古屋グランパスの試合以外に興味はない、という方もいるかと思います。
そこで2年前に続き、私のおすすめ書籍を何冊かご紹介します。
暇つぶしの本を買うときの参考にして頂ければ幸いです。
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1.ジャンルカ・ディ・マルツィオ著/カルチョメルカート劇場 世界一クレイジーな移籍市場の秘密をすべて教えよう
サッカー選手の移籍話は毎回我々の感情を大きく揺さぶってきます。
この夏も永井謙佑の名古屋復帰や阿部ちゃんの湘南レンタル移籍など色々なことがありましたが、サッカー選手の移籍市場の裏話をまとめているのがこの本です。
イタリアリーグを中心とした欧州サッカーリーグの移籍の話にはなりますが、代理人、選手、チームのオーナーなど登場人物たちの人間臭さが詰まっており、笑いながら読めると思います。本屋で手に取る機会があれば是非読んでみてください。
※マルツィオ氏のTwitter
https://twitter.com/DiMarzio?s=20&t=5RVrNA5lmvTFrOVbgqvB9w
2.デイヴィッド・サンプター著/サッカーマティクス 数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」
2017年に刊行なので、読んだことがある方も多いと思います。数学者が数学的視点からサッカーの様々な現象を捉える内容で、刊行当時は話題になったと記憶しています。
内容は統計の話が多いですが、数学が苦手な人も理解できるようにかみ砕いて書かれているので、手に取る機会があれば是非読んで欲しいです。新しいサッカーの見方を提供してくれるかも。 ※サンプター氏のTwitter
https://twitter.com/Soccermatics?s=20&t=5RVrNA5lmvTFrOVbgqvB9w
3.岩政大樹著/サッカーシステム大全
「4-4-2とか3-1-4-2とか、サッカーのシステムって違いがよく分からないんだよね」という方に是非お勧めしたい本です。カラーの図が多く、各システムの攻撃面での長所/短所、守備面での長所/短所が丁寧に書かれています。小学校高学年であれば理解できるであろう平易な文章で書かれていますし、サッカーの戦術本が堅苦しくて嫌いという方には特にお勧めです。読了したときには長谷川健太監督が4バックから3バックに変更した理由も推測できるようになるかもしれません。
※岩政大樹のTwitter
https://twitter.com/_PITCHLEVEL?s=20&t=5RVrNA5lmvTFrOVbgqvB9w
4.アーセン・ヴェンゲル著/勝者のエスプリ
アーセン・ヴェンゲルが名古屋グランパスからアーセナルの監督になり、名古屋グランパスの監督時代を振り返る内容の本です。25年前の刊行ですので新刊では買えないかもしれませんが、古本屋か図書館でなら読めるでしょうか。ここ数年で名古屋グランパスのファンになった方はアーセン・ヴェンゲルが名古屋グランパスのサポーターに懐かれている理由が良く分からないかもしれませんが、その理由の一端が垣間見えるかもしれません。
5.はらだみずき著/スパイクを買いに
小説です。作者のはらだみずき氏はサッカー少年の成長を描いた「サッカーボーイズシリーズ」が代表作ですが、この作品は少年ではなく40過ぎのオジサンが主人公です。
サッカー部を突然やめてしまった息子の気持ちを知るために未経験から草サッカーを始めた父親とサッカーを通して繋がる新たな人間関係、自らの心境の変化など、家庭持ちの方には響く内容でお勧めです。まだ読んだことが無い方には是非読んで頂ければと思います。
※はらだみずき氏のTwitter
https://twitter.com/startsfromhere?s=20&t=5RVrNA5lmvTFrOVbgqvB9w
おわりに
今回は5冊紹介いたしました。サッカー関連の書籍で皆様もおすすめの本があれば、SNSやグラぽへの寄稿などで是非ご紹介いただきたく思います。