はじめに
本日は4位のサンフレッチェ広島とのアウェイゲームです。
名古屋は前節はヴィッセル神戸に敗戦し2連敗。上位争いから後退しつつあります。
今節は前節から中2日という連戦、且つ直近では相性が良いとは言えないアウェイでの広島との一戦ですが、上位争いから脱落しないためには勝ち点3が欲しい一戦となります。
この試合をプレビューします。
現在の順位
名古屋グランパスは現在8位。本日時点で首位の町田と勝ち点差6。上位争いに踏みとどまり続けるために3連敗は避けたいところです。
両チームの出場停止選手
両チームともに出場停止選手はいません。
両チームの予想布陣
サンフレッチェ広島
スキッベ監督は連戦でも先発出場選手を入れ替えない傾向が強いため、インタビューから推測すると先発出場選手も前節と同じ、基本布陣も同様に3-4-2-1と予想します。
- GK：大迫と予想。
- DF：塩谷、荒木、佐々木の3バックと予想。
- MF：CHに東、松本のコンビ、OHは加藤と満田、WBは中野と越道と予想。
- FW：ソティリウの1トップと予想。
名古屋グランパス
長谷川監督のコメントを読む限りでは前節とほぼ同じ先発選手を起用したい意図があるように受け取れますが、数名の入れ替えはあると考えます。基本布陣3-4-2-1(3-4-3)の選手配置と予想します。
- GK：ランゲラックと予想。
- DF：三國、ハチャンレ、河面の3バックと予想。
- MF：CHに稲垣と米本、WBに内田と中山と予想。
- FW：2シャドーに森島と倍井、CFにパトリックと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】強力なハイプレス、ショートカウンター、セットプレーの対処
サンフレッチェ広島の攻撃面の特徴は、昨シーズン猛威を振るった前線からのハイプレスからボール奪った後のショートカウンター、ボールを失った直後のカウンタープレス、スピードのある両WBのサイド攻撃に加え、今シーズンは長身選手が多い特徴を生かしたセットプレーからの攻撃も迫力を増しています。
名古屋の守備面では守備ブロック形成時のDFラインのコントロールは重要ですし、中盤での守備強度で後手を踏まないことが試合を有利に進める大前提です。
また、ファストブレイクで攻撃回数を増やすためにも、名古屋のWB、2シャドー、CFを含めて守備での貢献は必須です。守備対応に関して90分間緩めずに戦って欲しいと思います。
【予習】広島は相手ゴール前に4-5名の選手が走りこむため、守備ブロックの高さが低すぎると失点のリスクは高い
【攻撃面】単純な高さでは分が悪い。広島の高いDFラインの裏を突けるか
広島の守備面の特徴は、競り合いの強さがある3名が形成する3バックが強固なことが挙げられます。失点数はリーグで2番目に少ない8失点と堅守を誇っています。単純なクロスボールではシュートまで持ち込むことも難しいです。
一方、広島のDFラインは常に高めに設定されているため、DFラインの裏をファストブレイクで突くことができればシュートチャンスを増やすことも可能でしょう。
名古屋の攻撃面では広島のDFラインからのパスを中盤で奪い、ファストブレイクで攻め切る展開が多くなることが理想です。低めに設定されることの多い名古屋の守備ブロックはボールを奪う位置が低いですが、ロングボールに頼らずボールをつないで攻撃に移る挑戦を今シーズンは続けていますし、広島の両WBの裏のスペースを攻略し、高さの低いクロスからシュートに持ち込みたいところです。
名古屋攻撃陣の奮起に期待したいですね。
【予習】ファストブレイクで広島のWBの裏を突きたい
おわりに
本日はGWの最終日ということもあり現地での応援がかなわなかった方もいらっしゃると思いますが、今節は珍しく地上波でも試合を生放送されるとのことですので、現地で応援できない方もTVの前で応援するのはいかがでしょうか。
また、現地で応援される方は試合時間が雨予報ですのでスタジアムに屋根はありますが雨対策はお忘れなく。良い試合になりますように。