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σ(゚∀゚ )オレはアイツとタイトルをとりたいんだ #やわらかめコラム #grampus L0298

ルヴァンカップ準決勝二試合目、マリノスさん強かったですね。試合としては1-2でグランパスの負けでしたが、一試合目のリードが無事効いて準決勝を勝ち上がったのはグランパスとの結果でしたわ、ガハハハ!

今のグランパス「退団の決まったミッチ・ランゲラックに花道を」という感じが正直とても強く、試合中継でも実況の方が言っていたりもしていましたね。もちろんミッチに対する感謝の気持ちであったり「終わり良ければ全て良し」……間違えた……「有終の美を飾る」なんて感覚的にそりゃミッチのために是非とも優勝したいよな〜〜と思っているわけです。神に敗北は似合わないですからな!

退団の決まっているミッチ
退団の決まっているミッチ

というわけでミッチに祈りつつミッチの、そしてグランパスの勝利を祈る、そうして決勝のその日を待つ。みんな祈れ! 祈れよ! σ(゚∀゚ )オレも祈る!

だいたいそんな感じ。

………で、良いと思ってるのかい?

良いわけないよなぁ!

(c)和久井健・講談社 東京リベンジャーズより引用
(c)和久井健・講談社 東京リベンジャーズより引用

カンの良い方であれば気づいているでしょうが、ここまでが前置きだよ!

プロのタイトルを獲ったことのある選手は多くありません。例えば椎橋。「タイトルを取るためにグランパスに来た」と語っているように、彼もまた仙台から柏を経てきた「叩き上げ」の選手であり、プロ生活は順風満帆だったわけではありません(グランパスへの移籍を「キャリアアップ」と捉えてくれるって良いよな!)。

胸に期するものをもって移籍してきた椎橋慧也
胸に期するものをもって移籍してきた椎橋慧也

同じように徳元だってそうです。雑草魂というと流石に失礼かもしれませんが、正直なところプロ入り時点で注目されていた選手でもなく、「この半年がプロ生活の分岐点になる」と、そんな思いでグランパスでタイトルを取るために全力を尽くしてくれています。

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タイトルというのは本当に貴重なもので、獲れたときに我々ファン・サポーターは我がことのように嬉しくなる。選手だって獲れた時は本当に嬉しいわけですよね(大半の選手はアマチュア時代もタイトルを獲った経験が無いですからね)。

グランパスでタイトルを獲るために移籍してきた選手の活躍でタイトルを獲るなんて、本当に素晴らしい。

で、ですよ。グランパスでタイトルを獲るためにグランパスに移籍した選手、他にもというか基本的にどの選手もタイトル獲りたくて移籍してくるわけですが、忘れちゃいけないアイツがいますよね。

背番号7・和泉竜司

和泉竜司
和泉竜司

和泉は高校時代に全国制覇をしているし、大学でもずっと注目されていて、アマチュアエリートコースを歩む、よくグランパスが獲得できたなあ、という選手でした(当時の久米さんどういう手を使ったんだか)。

しかしプロでは一転、2016〜2019年においてグランパスはタイトル獲れてない……そもそも降格昇格したりしたしな! 昇格したけどうっかりJ2タイトルは獲り逃したしな! そのあと一時的に鹿島の国方面に家出していましたが、2020〜2022において鹿島アントラーズもタイトルにはかすりもしてなかったしな!

そういうわけで実は和泉はプロではまだノータイトルなんです。グランパス時代ずっと常に「なんかチームの弱いところを押し付けられがち」で「なんか苦労させてる」「空いてるポジションはとりあえず和泉」感の半端ないキャリアを歩ませてしまっていることに、いちファンとして和泉に申し訳なさを感じてしまうの、σ(゚∀゚ )オレだけですか?

身体を張ってボールをおさめようとする和泉竜司
身体を張ってボールをおさめようとする和泉竜司

その申し訳なさ、過去のことを今から変えることはできないけれど、でも「和泉が獲ってくれた・グランパスで獲った初めてのタイトル」にσ(゚∀゚ )オレ達は立ち会うことができる。その後押しのために、現地で、画面越しで応援を送ることはできる。鹿島方面に家出してたことはもう気にしてないからさ、σ(゚∀゚ )オレは和泉とタイトル獲得の喜びを分かち合いたいんだよ。皆さんも、そうじゃないですか?

ところでグランパスの背番号7と言えば、かつてのレジェンド中村直志の背番号であり、田口泰士の背番号であり、「グランパスの生え抜き主力」がつける背番号だったりするわけです(あとジョーさんとかもいたけどさ)。和泉が帰ってきたときに7番を自分で選んだ、それがまずすごく嬉しかったんですよね。ああ、本当に覚悟を持って帰ってきてくれたんだなって感じられたから。

和泉と歩んできた2016~(一時中断)~2024、なんかJ2で戦っていた年もありましたが、楽しい時も辛い時も、つまり「病める時も健やかなる時も」そこにはなんかヤバいポジションを埋めてきっちりやりきる和泉がいたわけで、グランパスにこれだけ貢献してくれた選手に、(良い意味での)報いがあってほしい。

決勝戦までにはまだ日があります。皆さんそれぞれが、それぞれの形で想いを高め、そして決勝当日では想いを込めて応援のパワーを上げられるように、そのパワーが選手に最高のパフォーマンスを出させられるように。

そもそも応援っていうのは気持ちの問題だけじゃない。応援のコールやチャント、ドラムの音は、音だから「空気を震わせる」。高まりきった想いの込められた応援の音・振動は、ひょっとしてグランパスのボールを相手ゴール枠内にミリ単位で押し込んでくれるかもしれないし、相手のシュートをゴールの外に逸らせられるかもしれない。そこまでは言わなくても選手の身体を、心を直接的に震わせることができる。

優勝インタビューで和泉に「応援が後押ししてくれましたから」とか言われて泣いちゃう心の準備しておくからさ、頼むぜ、背番号7・和泉竜司。

背番号7の背中は偉大だった
背番号7の背中は偉大だった

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