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2024年J1リーグ第34節北海道コンサドーレ札幌戦ミニレビュー&第35節ガンバ大阪戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #コンサドーレ #ガンバ大阪 K0058

はじめに

コンウェンですこんにちは。セレモニーは勝利の中でやりたかった。やれてることは悪くないからこそ余計に悔しいぞ第34節ミニレビュー&第35節ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第34節レビュー

第34節の名古屋と北海道コンサドーレ札幌のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・北海道コンサドーレ札幌のチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・北海道コンサドーレ札幌のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

前節に引き続きグラフ上は悪くない結果になっています。攻撃、主にパス・クロスで相手を上回り、シュート・奪取がほぼ同等。ドリブルはぶっちぎられてますが(笑)。不在の河面の位置、左CBに野上を入れ、代わりの右WBにまさかの菊地という布陣で挑んだ名古屋グランパス。この形が意外と?機能し、序盤は名古屋がペースを握ります。ボールを奪取後高い位置で奪い返しに来る札幌をうまくいなし、得意のサイド攻撃やCKを中心に何度も札幌ゴールを脅かします。

しかしその流れで先制できないとありがちなポロっと失点、あの時間帯に先制できていれば…の展開になってしまいます。前半34分、ドリブルの切れが抜群の近藤に右ポケットをえぐられ、ゴール前への飛び込みが抜群の駒井へ。各タイミングでもう少し何とか詰めてほしかったところですが先制を許してしまいます。その後も名古屋は裏抜けを中心に何度もチャンスを作りますが、そこに立ちはだかったのは、福岡に所属しユンカーの2得点を阻止後、札幌へ移籍し即デビューのゴール・ポスト選手。今節も菊地、ユンカーのシュートを見事防いでくれやがりました。冗談はさておき、ゴールへ迫る形はできているのでくじけずがんばれストライカーたち。試合は終盤の三國のイエローカード二枚目での退場などにより、札幌の追加点を許しジ・エンド。ミッチの豊スタ最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。

スタッツを見ても、ゴール期待値や30mライン侵入、保持率などで札幌を上回っており、決して悪い内容ではなかったかなと思います。クロスも20本、タックルも高成功率と好守に悪くない数字が出ています。札幌のドリブルに結構やられたイメージがありますが、その通りかなり多く仕掛けられているのが見て取れます。ちなみに、今回はスローインの成功率が100%です。なんとなく苦手なイメージのあったスローインが改善しているのはいい傾向ですね。

2.【第34節】スタッツ抜粋
2.【第34節】スタッツ抜粋

2.【第34節】スタッツ抜粋

個人CBP

個人データを見てみます。パスCBP上位は名古屋の選手で独占、中盤の選手を中心にしっかりとパスからチャンスを作れています。一方札幌はサイドの選手を中心にパスCBPを稼いでおり、名古屋がサイドで苦戦していたイメージです。

3.【第34節】パスCBP個人データ
3.【第34節】パスCBP個人データ

クロスは徳元。しっかり仕事をしてくれてます。札幌はその徳元と激しいバトルを繰り広げアシストまで披露してくださった近藤。いい選手ですね。名古屋のU-15出身のようで、なぜとはいいませんが久しぶりに三好ヶ丘に遊び(略)。

4.【第34節】クロスCBP個人データ
4.【第34節】クロスCBP個人データ

ドリブルCBPは札幌の選手が上位。天敵(天敵多いな…)鈴木武蔵とこれまた近藤。キレのあるドリブルでした。鈴木も連れて一度三好ヶ(略)。

5.【第34節】ドリブルCBP個人データ
5.【第34節】ドリブルCBP個人データ

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守備面を見てみます。奪取CBP全体1位は稲垣。変わらず頼れる漢です。守備CBPは左CBで出場の野上。どこで使ってもそつなくこなせる素晴らしい選手ですね。

6.【第34節】奪取CBP個人データ
6.【第34節】奪取CBP個人データ
7.【第34節】守備CBP個人データ
7.【第34節】守備CBP個人データ

というわけで、福岡戦に続き印象、数字共に悪くない感じのまま負けてしまった試合となりました。悪くないとはいえ負けが続くとやはり空気は重くなりがちです。ルヴァンへの勢いをつける為にも次だ次。あ、ポスト選手はもう移籍しないでね。

第35節プレビュー

第35節ガンバ大阪戦のプレビューです。名古屋とG大阪のデータ(シーズン平均)をプロットします。

8.名古屋グランパス・G大阪のチャンスビルディングポイント比較
8.名古屋グランパス・G大阪のチャンスビルディングポイント比較

下は、先回対戦第13節のグラフです。

9.【第13節】CBP比較
9.【第13節】CBP比較

試合展望

G大阪の全体グラフは非常にバランスがよいグラフとなっています。その中で、ドリブルがとびぬけており、みなさんご存じ宇佐美や重戦車ウェルトンなど仕掛けのできる選手がおり、かき回され、当たり負けないように注意です。

TeamStyleを見ても、敵陣ポゼッションが高く、ボールを持った際はコンビネーションやドリブルをもちいて攻め込んでくることが考えられます。そんな相手に対し名古屋は守備の要で強さ速さのある、弟に自転車を買ってあげたものの鍵をかけることを徹底して指示できていなかった三國がいません。おそらくハチャンレが中央を守ることになるかと思います。強度では問題ないと思いますが、崩されないように他CBと連携をとって守ってもらいたいです。ただ、ChanceBuildingのゴール・シュート成功率は低めで、十分な体勢でシュートを打たせなければ、俺たちのミッチが何とかしてくれると思います。

守備面でTeamStyleを見てみるとはミドル・ローブロックが高めと、CB中谷を中心に、比較的低めの位置でブロックを組んで守ってくることが想定されます。ChanceBildingを見ると守備面は被シュートは比較的多めであるのに対し被ゴールが少なくゴール前の硬さが特徴です。シュート機会を増やし、ゴールを割ってもらいたい。前節かなり悔しい思いをしたであろう山岸やユンカーの連携で堅い守備を崩してもらいたいですね。

10.【G大阪34節終了時】Team Style
10.【G大阪34節終了時】Team Style
11.【G大阪34終了時】Chance Buildingデータ
11.【G大阪34終了時】Chance Buildingデータ

個人CBP

個人CBPを見てみます。最注目は言うまでもないですが宇佐美。出してよし受けてよし運んでよし決めてよしなんでもできる恐ろしいFWです。それからウェルトン。前節前半早々に痛んで交代しているため出てこれるかは不明ですが、出てくれば間違いなく脅威です。中盤は奪って出せる鈴木と奪取CBPが高いダワンで制圧を狙ってきます。セカンドボール、中盤での競り合いに負けないようにしてもらいたいですね。守備の要は中谷。守備CPBも奪取CBPも高く、強敵です。どのポジションもバランスの良い選手が揃っている印象で厳しい戦いにはなるでしょう。

12.【G大阪34節終了時】個人CBP
12.【G大阪34節終了時】個人CBP

最後に

ミッチの豊スタ最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。ただまだもうちょっとだけシーズンは続きます。最後に笑ってシーズンを終えられるように、引き続き応援していきたいと思います。それでは。

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