はじめに
コンウェンですこんにちは。桃の花咲く季節となりました皆様いかがお過ごしでしょうか(季節の挨拶紹介サイトからコピペ)そろそろ勝ってもらわないとはじめにで書くことがないわミニレビュー&ミニプレビューよろしくお願いします。
第5節レビュー
第5節の名古屋とセレッソ大阪のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
いやぁ激しい試合でした。名古屋、C大阪両要因でグラフ軸サイズ2→3へUP。
その影響&C大阪グラフが全体にデカいため、名古屋は一見小さなグラフですが、奪取以外はJ平均程度かそれ以上で、特にクロスは特大。前節の試行8回で成功ゼロに対して25本で成功率32%(8本)と相手との噛み合わせもあると思いますが、改善が見られます。
シュートもそれは決まってぇ…なシーンも何度か見られたように12本、チャンス構築率も10%超え、ゴール期待値1.54とまずまずの数字です。
永井を中心にサイドやポケットのDF裏へ抜ける動きも見られ、オフサイド(じゃないほうがもちろんいいんだけども)も3つと意識の改善が見られます。
永井のセンターラインからの抜け出しはカメラワークもありさすがにオフサイドだろと思いましたが素晴らしい飛び出しでしたね。
一方C大阪は怖かった。シュートは実に24本、チャンス構築率は攻撃5回に1本はシュートに行ったことになる20%、ゴール期待値は2を超えました。
ただ枠内シュートはお互い6、結果も引き分けということで選手たち頑張った。あと一息だ。
個人CBP
個人データを見てみます。
まずパスCBP。中盤で効いていたいた田中が1位、2位にとにかく積極的な北野がランクイン。どこにでも顔を出すいい選手ですね。
名古屋は稲垣のランクインのみで、パスからのチャンスメイクはもう少しでした。
クロスは試合短評でも書いた通り頑張った。
徳元を筆頭に何度もサイドに開いてボールを受けた永井、素晴らしいライン駆け引きからのポケット侵入で見事同点弾をアシストした浅野などが多くのチャンスを作りました。
C大阪で印象的だったのはルーカスフェルナンデス。前節に続きなんどもいいクロスを入れており危険な選手でした。
ドリブルCBP。ここもC大阪の北野とルーカスフェルナンデスがチャンスメイク。だいぶかき回されましたね。名古屋は永井。サイドの突破や前述の抜け出しなど積極的にボールを運んでくれました。それからほぼ緊急出場だったマテウスも高ポイントでした。
シュートCBP。それぞれのチームで得点した北野とマテウスが各1位。
マテウスは前半の決定機も決めてほしかったがまぁよしとしましょう。
途中出場の中WBの位置から積極的に切り込んでミドルを打った菊地もランクイン。技術の高さは疑いようがありません。
守備は中央CBとして初先発の佐藤を中心に、新最終ラインを形成した3名+俺たちの武田がランクイン。攻守に走り回ってくれた稲垣とともに、C大阪の猛攻をしのぎ切りました。がんばった。
C大阪はキムジンヒョンもランクイン。飛び出しなど守備範囲の広さで攻撃の芽をなんども摘まれました。あれはセーブCBPにポイントが入っていると思いますが、稲垣のミドルを防いだセーブは見事でしたね。どうやったらあれが止められるのか、敵ながらあっぱれです。
というわけで何とか引き分け、ではありますが。さみしかった攻撃に改善のみられた良い試合だったかと思います。
状況によっては裏抜けやサイドを使い素早くゴールへ迫る、先制点のような大きな展開で相手をずらして攻めるなど、見ごたえのある攻撃が見られました。
山岸、徳元などケガが気になる選手が出てしまったのは残念ですが、厚くなった層をうまく使い、次こそ勝ち点3を期待します。
第6節プレビュー
第6節東京ヴェルディ戦のプレビューです。名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
東京Vはパスクロスドリブルなど攻撃の値はさほどでもありませんが、奪取ポイントが高く、シュートポイントも高いチームです。そして比較的高い位置でプレスをかけてきて、手数少なく素早くゴールに迫ってくるスタイルに見て取れます。
しかしAGI(攻撃の際にどれだけ相手ゴールに近づけたか)は低め、シュートおよびチャンス構築率がリーグ19位とあまり攻撃がうまく行っていないような数値となっています(このフラグすでに何試合か立てちゃったような…)。
被シュート数や成功率も多いため、名古屋としては3バックでしっかりと守りながら、クロスや早い攻撃を軸に多くのシュートを撃っていきたいものです。
個人CBP
攻守の要はは中盤の森田。奪取およびパスCBPがチーム1位です。その相方の齋藤とともに中盤の守備からの攻撃を組み立てます。
攻撃で調子がよさそうなのは山見で、得点こそまだありませんがシュートCBPがチーム1位となっています。
守備では守備CBPが最も高く奪取も高めの綱島(右CB)がキーマンとなりそうです。
最後に
なかなか勝てない、さらにけが人が発生するなど、厳しいシーズン序盤が続いています。
ただ、少し選手の特徴を生かせた攻撃パターンも見えてきました。
とにかく勢いを取り戻すためにもまず一勝。引き続き応援していきましょう。