2018年3月11日16:00より、湘南BMWスタジアムにて明治安田生命J1リーグ第3節湘南ベルマーレ戦が行われます。この試合をプレビューします。
昨年の成績は五分
昨年は2試合を戦って、1勝1敗。どちらもホームのチームが勝利しました。
http://nagoya-grampus.jp/game/result/2017/1015/live__37vs.html
まだ記憶に新しいかたも多いと思いますが、シャビエルのゴールで先制したあと、逆転されたところをシモヴィッチの胸トラップから豪快なボレーでのゴールと田口泰士のシュートを玉田圭司がコースを変える技ありゴールで再逆転しました。
この試合は難しいゲームではありました。特に前からのプレスで奪われた湘南の2点目のゴールは、まさに湘南が狙っている形通りでした。
去年とはどちらも違う
名古屋も田口泰士とシモヴィッチを失いましたが、湘南もジネイと下田北斗、山田直輝を失っています。その代わりにミキッチ、梅崎司、松田天馬を得ています。特になかでも松田天馬は第1節から大活躍を見せています。
湘南は今年も3−4−3、前からハードワークをしかけてショートカウンターを狙ってくることが想像されます。特にまだ連携が不足している菅原由勢とホーシャのコンビを分断させようと狙ってくることが想像されます。
去年のワシントンに比べてホーシャはフィジカルでのゴリ押しはできません。しかしホーシャはボールを持つことができます。その分、昨年の菊地俊介の2点目のような形は防ぎやすいかもしれません。
よくビデオを見ていただくとわかりますが、湘南ベルマーレはクロスからの得点が多いようです。おそらく名古屋がクロスに弱いというスカウティングによるものと思います。今年の菅原由勢ーホーシャのコンビはかんたんに相手選手をフリーにはしません。その点ではかんたんにはやらせはしない!といいたいところです。
しかし菅原由勢は決して体格に恵まれているほうではありません。謀将チョウ・キジェさんがフィジカルに勝る野田隆之介、イ ジョンヒョプやステヴァノヴィッチを投入して菅原由勢とマッチアップさせるように仕向ける可能性もあります。DFが完全に競り負けている状態では、いかなオーストラリア代表ゴールキーパーであるランゲラックであってもすべてのシュートを止めることは難しいでしょう。
もし対策を挙げるならば、そんなマッチアップの回数を減らすことしかありません。そうなるとサイドの秋山陽介と宮原和也がチャンスの目を潰せるかどうか、が課題だと思います。
また小林裕紀がサイドにひっぱり出されたときに空いたスペース(中央)から、小さいクロスを送られるシーンも出てくるでしょう。そんなときに長谷川アーリアジャスールや和泉竜司がどれだけそこをカバーできるかも課題になってくるでしょう。
名古屋の攻撃の見どころは?
湘南ベルマーレは攻撃に人数をかけている(ということは後ろの枚数は足りない)部分を、攻撃と守備の切り替えの速さでカバーをしているチームです。こちらがその切替よりもはやく攻撃ができれば数的優位で攻撃をできることになります。
そうなると重要になってくるのはカウンターの速さでしょう。ジョーに預けて、その落としをシャビエル、といったガンバ戦の1点目のような攻撃が求められるはずです。一番狙い目なのは守備の要アンドレ・バイーアが攻撃に上がったときのカウンターです。昨年も彼には相当苦労をさせられましたが、彼が攻撃参加をしたときの戻りは若干遅目で、チャンスに繋がります。このシーンがあったら、是非期待してみてください。
今年の名古屋は昨年に比べて大幅に縦のスピードが上がっていると思います。それを存分に活かすことが重要ですね。先発は変わらないと思われます。
今日の試合がいい試合になりますように。
湘南サポです。Twitterに流れてきましたので記事拝見いたしました。
記事中にうちには所属してない謎の選手名が記述してありますが、おそらくアレン・ステバノヴィッチのことですよね?もし間違いなら訂正をお願いします。
今日はいい試合にしましょう。
失礼いたしました。予測変換が入っちゃいましたね。修正いたしました。