サッカーブロガーのでろくまさん @derorinkuma のサイト、でろブロで、昨季と今季の違いについて語られています。
この記事はレアンドロ・ドミンゲス選手の離脱について語っている記事ですが、サポーターの方のTwitterでも「昨季は良かったのに、なんで今年はダメなの?」という声が上がっています。
それはでろくまさんが解説をしているように割り切った闘い方をしていないからだと思います。
- 永井が機能していない
グランパスの昨季終盤がうまくいっていたのは負傷者多数のなかでの苦肉の策で、それがはまったという形ではないでしょうか。堅守速攻ですね。
永井選手が生きるのは、スペースがあって、そのスペースをスピードでぶっちぎった時になると思います。今日永井選手が作った最大のチャンスは無理矢理守備陣の間をこじあけたプレーですが、そのようなプレーがそんなにたくさんできるわけではありません。(ずっとあんな強引なプレーをしていたら怪我をしてしまいます)
永井選手がいまのままなのであれば、やはりスペースをうまく作り、うまく使うということが必要です。それがチーム全体の意識として統一されていなければなりません。
逆に永井選手が変わるという方法があります。小屋松選手が入ったことで、敵のギャップを突くという動きが加わりました。しかし、ノヴァコビッチ選手と永井選手とで連携ができておらず、連動した崩しになっていません。もっとチームとして崩す形をしていかないと、得点をそんなに増やすことはできないでしょう。(ギャップについては、Mと河童さんに次の記事で書いていただこうと思っています。)
永井選手は誰がなんと言おうとも、名古屋の大エースです。どう彼を活かしていくのかはもっと話し合って行く必要があるでしょうね。