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[中スポ][赤鯱新報] 青木「焦らず治す」+あかるみになった名古屋の医療体制の問題点

2015年12月1日付けの中日スポーツにて、負傷離脱している青木亮太選手が小倉新監督の命で、来年の開幕を目処に慎重な調整を続けることが明らかにされています。
http://sp.chunichi.co.jp/gra/news/sp_gra_news_kiji.php?file=CK2015120102000112_3&genre=kei_chu_sp2_graminfo (有料記事)

小倉新監督も、現役時代に大きな怪我を負った経験をしています。残念ながら、動画も写真も持っていませんが、前名古屋監督の西野さんの指揮のもと行われたオリンピック代表の強化合宿の際に練習中にピッチにできた穴に脚を取られて靭帯を断裂してしまいました。さらに悪い事に最初の手術に失敗したためになんども再手術を繰り返すこととなり、結果として選手寿命を縮めることになってしまいました。それだけに青木亮太選手の怪我には思うところがあるのでしょう。当然のことだと思われます。

今回の小倉新監督就任であかるみになったこと

今回の小倉新監督の就任であかるみになったことがあります。
http://www.targma.jp/akasyachi/2015/11/25/post6482/ (有料記事)
小倉監督の就任会見の一部を引用します。

Q:負傷者が多かった部分に対して考えていることはありますか?
「ちょっとそこの部分もメディカルスタッフの方たちと話している部分があって、PT(理学療法士)がいなかったことなどもありますから。そこあたりも連係も密にしていきたいですし、人数も少し増やしていこうかなと思っています」

本サイトでも2015年9月1日付けの投稿で取り上げていますが、( https://grapo.net/2015/09/01/752/ [コラム] Jリーグクラブの医療体制と、グランパスの体制 )Jリーグで必ず置かなければならないのは、ドクターです。
名古屋のチームドクターは、光山浩人教授(名古屋大学整形外科教室出身中京大学スポーツ科学部在籍中)が永らく勤められていました。2011年に中京大学スポーツ科学部がスタートすることに合わせ、中京大学に移籍しています。
光山教授の多忙に合わせて、2015年から深谷泰士ドクターが「2人目の」チーフチームドクターとして就任しました。深谷ドクターはテニスとアメリカンフットボールで実績を積まれたスポーツドクターです。
深谷泰士さんの研究者情報
注目していただきたいのが「特に肩関節鏡視下手術をライフワークとしています。」という一節です。
多くのキャリアを過ごしたテニス界のサポートがもとになっていると思われますが、サッカーではあまり関連のない部位です。(おかげで永井謙佑が早期に復帰することができたのかもしれませんが)
問題点の1つ目は、サッカーへの理解の薄い人物が、名古屋大学人脈と思われるかたちで就任したのでは、と思われるところです。2人のチーフチームドクター、総計10人のドクターを抱えている体制にしては、怪我人に対する対処が適切だったとは思えません。

トレーナーの体制もおかしくなっていた

ドクターとともに必ずチームに居なければならない存在がメディカルスタッフです。試合中の医療手当、マッサージなどについて責任を持つ存在です。
2つ目の問題点は、このアスレチックトレーナーの体制変換の失敗です。
名古屋は永らく、静岡県藤枝市のMSマイスター(管理栄養士の河村さんもここの所属です)との契約でトレーナーを派遣してもらっていました。
2014年より、川崎チーフトレーナーが川崎フロンターレにスカウトされ、常勤のトレーニングコーチになると、急遽、湘南ベルマーレコンディショニングセンターから青木直文さんを招きます。
青木さんはアスレチックトレーナーになれる資格者のうち、鍼灸を専門とされる方です。
三枝トレーナーらはMSマイスターの所属と思われ、そこに青木トレーナーがトップ格で新たに所属することになると体制がうまくいかなかった可能性はあります。方法論が違うのですから。
内部がうまくいっていなければ、スポーツドクターとの連携もうまく行きません。ましてや鍼灸専門の方は、アスレチックトレーナーとして藤枝東などのサポートを永らく務めていたMSマイスターとではノウハウの蓄積が違った可能性もあります。今季、リハビリテーションについて問題が起きたのは、理学療法士の知識を持つ方がいなくなったことも大きいのかもしれません。

良いニュースは、小倉新監督がこれらの問題点を強く認識していること。改善が望めそうです。
この項目はまた別途、掘り下げたいと思います。

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