2015年3月22日付け、中スポ/グランパスウォッチャーで、ノヴァコビッチ選手と川又堅碁選手の同時起用が示唆されています。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201503/CK2015032202000099.html
昨日の練習は非公開で、中スポであっても内容は見ることはできません。選手に軽く探りを入れて、その感触から予想をしていると思われます。
FW川又選手、矢野選手、DF大武選手、GK高木選手の4人が川崎戦で初先発をして、調子が上がっていることは間違いありません。特に川又選手は2得点を挙げています。
西野監督などの世代なら判る言葉として、「信賞必罰」という言葉があります。功績のあった者には必ず賞を与え、罪を犯した者は必ず罰すること。賞罰を厳正に行うこと。という意味です。これが組織をうまく生かせるコツであると言われています。
2得点は間違いなく功績であり、これを賞することは間違いなく必要です。問題はそれが先発なのか、です。川又堅碁選手が先発を待ち望んでいるのは間違いないのですが、チームのバランスを考えてみたところで適切なのかどうか、です。
■川又選手を投入する上でのプラス
- 前線からのプレスが効く
- 前線に動きが出る
- クロスのターゲットが2つになることで、守備がしづらくなる
■川又選手を投入する上でのマイナス
- 中盤での組み立てるメンバーが減ることで中盤を制される可能性が高くなる
- ノヴァコビッチ選手は強いが小屋松知哉選手のようなギャップを突く動きは難しい
- 川又選手はノヴァコビッチ選手に比べてボールを収める技術は低い
簡単に考えてみただけで、プラスとマイナスがそれぞれ以上のようにあります。あとは西野監督の判断ということになりますね。