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[中スポ] SB矢野、止めまくる

2015年3月31日付け中スポ/グランパスウォッチャーで復帰した矢野貴章選手の活躍が報じられています。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201503/CK2015033102000114.html

最近になってグランパスを見始められたかたはご存知ないかもしれませんが、今でこそグランパスの右サイドバックは矢野貴章選手と定着していますが、矢野貴章選手は2010年南アフリカワールドカップに、FWとして選出された選手です。U17ワールドカップにもフォワードとして出場しており、フランス戦で5-1と敗れながらも1得点を挙げています。柏レイソル、アルビレックス新潟、独フライブルクを経て加入しており、プロ中のプロとも言えます。

ワールドカップのメンバーとして選出されたとき、当時の岡田日本代表監督は「彼の豊富な運動量とフィジカルの強さ。まあ、ドロー(引き分け)でいっているときに、彼を入れることでセットプレーの守備、そして前線での追い回し、またはカウンターアタックでの飛び出し(が期待できる)。粗さはありますが、フィジカル、スピード、運動量というものを期待して選びました」と語っています。今も守備のシーンなどでパスミスなどの粗いシーンはありますが、特徴はその当時から変わっていないとも言えます。

昨年はじめは慣れないためか、かなり守備の負担が大きかったようですが、昨季後半からは持ち前の推進力で攻撃に貢献しています。

ただ、記事で挙げられているのはむしろ守備に関してです。たしかに鹿島戦でも仙台戦でも矢野貴章選手のゴール前のクリアで勝ち点を拾っています。ほかにもシュートに行く前に後ろから走りこんでクリア、など、実は一番向上したのは守備の「読み」なのではないかと思います。

代表級のフォワードの経験を活かして、相手の攻撃の選手が何を狙っているのかを読んで、攻撃の目を摘む。ワールドクラスのサッカープレーヤーだからこそできるプレーですよね。矢野貴章選手の今後のさらなる成長に期待しています。

ただ、一点。矢野貴章選手は今年で31歳になります。フルで出場を続けられるのもあと4から5年が限界でしょう。いまのうちから、後継者の育成ははじめる必要があることは間違いないですね。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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