2015年12月3日付け中日スポーツで、「小倉監督、2度目の渡欧」と、外国籍選手の獲得に小倉新監督が直接出向いていることが報じられています。
渡欧のターゲットはFWとDF
じつは就任会見の11月25日のわずか2日後、11月27日から渡欧をしており、近日中に帰国予定だそうです。
10月の渡欧時にはアヤックス・アムステルダムなどでも活躍したNils Markus Rosenberg(マルクス・ローゼンベリ)と交渉したものの、3億円+移籍金という費用と年齢(来年34歳)が見合わず破談になったそうです。また、彼はウィングもできるストライカーということなので、ウィングならば永井謙佑、ストライカーとしては川又堅碁や野田隆之介とかぶってしまいます。34歳の闘莉王のフルタイムでのセンターフォワード起用が不安だからこその外国籍選手の補強だと思われるので、似たような年齢で、ポストプレイヤータイプではないローゼンベリを予算オーバーしてまで獲得する理由はないのでしょう。
もうひとつのポジションはDFの軸となる外国籍選手の模様です。牟田や大武の手本となるDF、小倉新監督のイメージとしてはトーレスのような監督なのでしょうか。
代理人からは満足のいく提案が得られなかったようで、今回は自力で現地を周り、獲得をする方向のようです。今回は代理人が絡まないこともあって、まったく事前情報がありません。それがドキドキするところです。
気になるダニルソンの後釜は?
気になるのはダニルソンの後釜となる守備的MFです。今回の渡欧では守備的中盤が含まれていないことが気になりました。となると、欧州以外からの獲得ということになるのでしょうか。
サッカーダイジェストなどでは、グランパスがアルビレックス新潟のレオ・シルバを獲得に動くという報道もありましたが、7億円とも言われる移籍金はとてもグランパスの財政では出せそうにもありません。
そうなるとアジアの別地域か、ブラジルか。
QOLYというサイトに、以下のような記事があげられていました。
今冬、Jリーグにやって来そうな外国人選手10人(初上陸編)http://qoly.jp/2015/11/30/column-yosuke-10-foreign-footballers-who-could-play-in-j-league
この記事で紹介されているのが、レネ・ジュニオール選手です。
ACLチャンピオンに輝いた広州恒大で活躍していた選手ですが、今季現役ブラジル代表のパウリーニョ選手の加入で外国籍枠の関係であまりプレーできていないとのことです。まずは動画を見て下さい。
彼が来るとは限りませんが、おそらく彼のような選手を狙っていることは間違いありません。
かなり高額なことは間違いありませんが、少なくとも移籍金だけで7億円ということはないでしょう。
続報が入り次第、またニュースをお伝えしたいと思います。