2015年12月31日付け中スポによると、湘南MF古林将太選手を獲得することでクラブ間交渉の詰めに入っているとのことです。
古林将太選手とは
小田原育ち、湘南にはジュニア時代から所属していたとのことで、もしかすると筆者も昔対戦しているかもしれません。(彼が小学生の頃、湘南ジュニアと対戦して記録的大敗)湘南ユース時代にはU18代表にも選ばれています。
その後、湘南一筋でプロに至っています。プロ二年目の2010年、湘南との対戦で名古屋は優勝を決定しましたが、その試合にもサイドバックとして出場しています。
しかしその後2011年にはザスパ草津(当時)にレンタル移籍をしてブレイクし、主に攻撃的なウィングバックとして36試合に出場。ザスパ草津での働きを評価されて2012年にはレンタルバック。湘南のJ1昇格に貢献しています。
最近は前目のポジションを任されることも多く、フットボールラボによるとトップ下での出場も7試合ありました。
http://www.football-lab.jp/player/900541/
怪我の影響もあって、試合出場は少なめです。上記リンクを見ていただくと、クロスに持ち味のある選手ということで、シモヴィッチ選手を補強した名古屋としてはそこを評価して、ということなのでしょう。矢野選手のドリブルでの突破、高いヘディングを取るか、運動量と鋭いクロスを取るのか、小倉監督にとっては嬉しい悩みになりそうです。
上の動画は、こぼれ球をカットインしてきた古林将太選手がゴールするシーンです。
https://www.youtube.com/watch?v=wF7vc1LfpkY
これはFKのこぼれ球を詰めているシーンです。得点感覚は高そうですね。
動画を見ていただいてもわかりますが、気になるのは攻撃的な選手であって、守備のスペシャリストではないということ。矢野貴章選手もですが、単純な突破はそれほど止めることは難しくありませんが、守備のコンビネーションが叩きこまれていないせいか、右から崩されて失点というシーンもよくありました。(右サイドは前にいることが多いのが小川選手ということが多かったのもあると思いますが)
全体的に左サイドバックの安田選手も高橋選手も攻撃的と、来季のグランパスはすごいことになりそうです。楽しみですね。
ちなみに、古林将太選手に関しては、クラブ間交渉中であって、まだ何も決まっておりません。その点はご注意を。(決定的といっても新聞辞令は、あまりあてになりませんので)