2016年7月9日18:00より、パロマ瑞穂スタジアム(瑞穂陸上競技場)にて2016年2ndステージ第02節川崎フロンターレ戦が開催されます。その試合の先発を予想します。
名古屋グランパス:4-5-1
スタメン
- GK楢崎正剛
- DF矢野貴章 酒井隆介(大武峻) 竹内彬 安田理大
- MFイ・スンヒ 扇原貴宏 小川佳純(古林将太) 松田力 和泉竜司(野田隆之介)
- FWシモヴィッチ
- リザーブ GK武田洋平 DFオーマン 高橋諒 MF古林将太(小川佳純) ハ・デソン 矢田旭 FW野田隆之介(和泉竜司)
怪我人・出場停止・イエロー累積
- 怪我人:田鍋陵太(膝後十字靱帯断裂)、青木亮太(半月板損傷、膝前十字靱帯断裂)、田口泰士(膝関節骨挫傷)、川又堅碁(右太腿肉離れ)、永井謙佑(足首痛)
- 出場停止:磯村亮太
- イエローカードリーチ:なし
今節の見どころ
- 扇原貴宏の加入。これによって名古屋は懸案だった低い位置からのボールの出しどころ、特に左足によるフィードを得ることができました。扇原貴宏のポジションは、レジスタと言われることがあります。https://www.youtube.com/watch?v=zWHgz2jRplo
レジスタとはイタリア語では映画監督を意味する言葉ですが、サッカーでは守備的MFの中でも特に司令塔的な役割を担う選手を指します。Wikipediaによると「比較的プレッシャーの弱い中盤の底から、広い視野と長短のパスを駆使して攻撃の指揮を執る。長短のパスを自在に蹴り分ける正確なキック技術や溜めを作れるキープ力などの高いテクニックやゲームを組み立てる戦術眼が要求されるが、守備の役割は軽減される事も多く、プレッシャーも弱いポジションである事からフィジカルはさほど重要視されず、テクニックには優れるがフィジカルに劣るような選手も多い。シャビ、フアン・セバスティアン・ベロン、ズボニミール・ボバン、ジュゼッペ・ジャンニーニ、デメトリオ・アルベルティーニ、アンドレア・ピルロなどが代表的な選手。」とあります。多くの場合、あまり守備に長ける選手ではなく、ドリブルやスピードはないがキックやパスに優れた選手が、その特長を活かすために強い猟犬タイプの選手と組み合わせて使われます。もっとも有名なのはアンドレア・ピルロのACミラン時代です。ガットゥーゾという稀代の守備力を誇る選手と組み合わせることで、ミランの黄金時代を築いたわけです。名古屋にもイ・スンヒという汗をかいて中盤を支えることができる選手がいます。このケミストリーが良い方向に行くかどうか、それがこの試合の最大の見どころだと思われます。前からのプレッシャーのきついなかで、ピルロ役の扇原貴宏をいかに守ることができるか、気持よくパスを出させることができるか、が鍵となります。
川崎フロンターレ:4-5-1
スタメン予想
- GK チョン・ソンリョン
- DF エウシーニョ 井川 谷口 車屋
- MF 大島 E・ネット 小林ゆう 大塚 中村憲剛
- FW 大久保嘉人
怪我人・出場停止
- 怪我人:奈良 小宮山 森本 エドゥアルド 長谷川 登里 中野
- 出場停止:なし
川崎フロンターレ対策のポイント
川崎フロンターレの試合のハイライトを見てみましょう。現在連勝中の川崎フロンターレ、絶好調です。
https://www.youtube.com/watch?v=LleMWezJk_0
見てみると、得点のシーンはほとんど中>外>中で崩しきっているのがわかります。これは名古屋が一番弱いパターンですね。東京戦でも、ガンバ戦でも同じような形で失点をしていました。外から中へとクロスなのか、カットインなのか、ここを事由にさせないことがもっとも重要だと思われます。そのために重要なのはサイドバックの守備。外で相手を自由にさせない。これにつきます。すると結局相手は中央突破などに頼ることになり、比較的守りやすくなります。それを狙いたいですね。
なんとか勝ち星が欲しい。このホーム初戦から反撃しましょう!
試合が楽しみですね!