いちれつ2016年8月7日19:00より、エディオンスタジアム(広島ビッグアーチ)にて2016年2ndステージ第07節サンフレッチェ広島戦が開催されます。その試合の先発を予想します。
名古屋グランパス:5-4-1
スタメン
- GK楢崎正剛
- DF矢野貴章 大武峻 竹内彬 酒井隆介 安田理大
- MFイ・スンヒ 田口泰士(明神智和) 和泉竜司 永井謙佑
- FWシモヴィッチ
- リザーブ GK荻晃太 DFオーマン 高橋諒 MF明神智和(田口泰士) 矢田旭 FW松田力 野田隆之介
怪我人・出場停止・イエロー累積
- 怪我人:田鍋陵太(膝後十字靱帯断裂)、青木亮太(半月板損傷、膝前十字靱帯断裂)、田口泰士(膝関節骨挫傷:今節より復帰か?)、川又堅碁(右太腿肉離れ:復帰間近)、扇原貴宏(頚椎骨折)、ハデソン(ハムストリング肉離れ)
- 出場停止:なし
- イエローカードリーチ:なし
今節の見どころ
前のエントリーでも書いた通り、この前のマリノス戦では守備ラインが低すぎでした。枚数は多くなっているものの、一列にならんでしまっているので、案外縦の突破に脆さを見せていました。
5枚が並んでいたとしても、ただ並んでいるだけではスペースが狭いだけです。
赤丸がDF、5枚並んでいます。オレンジの丸はそのDFのゾーン。青の攻撃者が見た場合、相手が並んでいるだけなので局所的にはプレーに関与するのは正対する2枚のDFだけです。それでは無理やり間をこじ開けられてしまえば終わりではないでしょうか?せっかく5枚に増やしても、横方向のスペースを埋めているだけになってしまいます。
なので、通常は1枚が当たって空いたゾーンを他のDFが締めて対応するのが普通です。
なのでフラット5のディフェンスを引くのであれば、前にきっちり当たっていくこと。枚数をかけてゾーンを調整し、スペースを相手に与えないことが重要だと思います。
また一方でマイボールになったときには、前の試合では和泉と永井謙佑に預けるばかりだったので、ボールサイドのサイドバックが高い位置まで上がれるようにすることが重要だと思われます。実際こちらについては改善が期待できるのではないでしょうか。前に当たる守備のほうの改善ができるかどうかが気になります。
サンフレッチェ広島:3-6-1
スタメン予想
- GK 林卓人
- DF 森崎和幸 千葉和彦 清水航平
- MF 丸谷拓也 青山敏弘 ミキッチ 柏芳文 宮吉拓美 柴崎晃誠
- FW ピーター・ウタカ
怪我人・出場停止
- 怪我人:佐々木翔、水本裕貴、川崎裕大
- 出場停止:なし
- 塩谷司がオリンピック代表に
対策のポイント
https://www.youtube.com/watch?v=2_jijz-oEhM
動画を見ていただいてわかるように、相変わらず広島の攻撃は、「中→外→中」のような揺さぶりが中心の攻めになります。名古屋が苦手な「逆サイド大外からミキッチや柏が内側に切り込んでフリーで受ける」というようなプレーがこの短いダイジェスト映像のなかでも見受けられます。
このような攻めを繰り返されるのであれば、中央を3枚のセンターバック+2枚の守備的中盤で固めるというのは悪い策ではないかもしれません。ガンバ大阪相手でも、ピーター・ウタカが密集のなかにパワーで食い込むか、大外からミキッチが角度のないシュートを入れていくしかできていません。
広島も、ミキッチと柏という強いサイドがいるチームです。
今日は8月6日、広島にとって大切な日であることはわかっていますが、グランパスも過去にはリスペクトしつつも試合は別。頑張って欲しいです。スタジアムに行ける方は是非とも応援よろしくお願い致します。
試合が楽しみですね!