グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

メニュー

2018年明治安田生命J1リーグ第29節FC東京戦プレビュー 本当に勝ちたいなら攻めるだけじゃなくちゃんと守れ!

台風get away! またしても台風でセレッソ戦が延期になったグランパスです。今シーズン2度目ですよ。去年も雷雨中断→延期とか暴風雨中断とかありましたけど、こうも試合が飛ぶと、試合そのものを1週間の楽しみとしているファンとしてはフラストレーションのたまる一方です。そんなグランパスファンの皆様へ話題を提供したいと思い、たまには次節のグランパスvs東京のプレビューをお届けしようと思い立ちました。このとおりになるか、ちっとも当たらないか、未来のことはわかりませんが、どうぞご笑覧ください。

D:\videos\Captures\29-0-01.png

※中スポ情報による選手配置。

グランパスにとって怖い・防ぐべき形とは

前回の対戦ではグランパスのメンバーも、ホーシャ、ジョー、シャビエルが揃っていた状態にも関わらず、ほぼ自滅と言って良いような形で負けてしまいました。FC東京には優秀な選手が揃っていて、特にディエゴ・オリヴェイラとリンスのツートップは強力です。FC東京がどんなプレーをしてくることが予想され、グランパスはどう対処すべきでしょうか? 順番に見てみましょう。

サイドに流れたディエゴ・オリヴェイラへのロングボールを跳ね返せ!

D:\videos\Captures\29-0-03.png

直近の数試合を見たところ、基本的には引いて守ってFW走れカウンターな東京さんのようです。いかにも長谷川健太監督な4-4-2ですね。中でもよく見られたのは、ディエゴ・オリヴェイラが右サイド(グランパス左サイド)に流れて、そこへロングボールを送り込み、ディエゴまたはこぼれ球を東が収め、攻撃の起点とする、そんなプレー。ここで起点を作られると東京さんのペースになります。ディエゴの強さ・高さであったり、走り出しのタイミング等によって、どうしようもない数回は発生するかと思われます。守備陣にとっては防ぎようの無い状況も数回は発生すると思われます。それは仕方ないとして、グランパスとしては防ぐチャンスのある局面でいかに攻撃を断ち切るか。そのロングボールをCB(恐らく新井)がクリア・跳ね返せるかが攻防の大きなポイントとなるでしょう。

なんかワチャワチャ押し込まれるな!

D:\videos\Captures\29-0-04.pngサイド起点を作られてクロスボール入れられ………等々で東京さんの攻撃を切れないと、東京さんの恐ろしい両SBが上がってきます。相変わらず高精度なボールを放り込んでくる左足職人系サイドバック太田のクロスは危ない。東京さんは基本的に引いて自陣ブロック守備なので、東京さん自陣からグランパス自陣までは長い距離走らなければならず、ならばSBが上がってくる前に東京さんの攻撃を切ってしまえばいい。こぼれ球等の処理を誤らない、場合によってはセーフティにとにかくクリア、そんな応対がグランパスDF陣に求められることでしょう。

永井(パーフェクト・オールバックじゃないほう)

名古屋グランパスで永井って言ったら、いまは松本山雅FCにいる永井龍さん。パーフェクト・オールバックは前田直輝に引き継がれていて、和やかな気持ちで応援をしているところです。そういえば永井龍さんの前にもいましたね。そう、2016年の記憶に蓋をしたい人にとってはなかなか思い出せない永井さん。そう、永井謙佑さんです。これはあくまで僕(ラグ)個人の印象なのですけど、永井さん(パーフェクト・オールバックじゃないほう)は、何か『精神的にノれる』要素がある時だけやたらノリノリにプレーするんですね。永井謙佑さんがグランパスに入ったあたりから見ている人であれば、

  • オリンピック代表招集されるかどうかの瀬戸際でめっちゃノリノリの永井
  • オリンピック本戦でめっちゃやる気マンマンだった永井
  • オリンピックから帰ってきたと思ったらちっとも走らない永井
  • ちょっと転ばされては座り込んでセルフジャッジファールアピール、守備には戻らない永井

あたりを一通り見ているはずです。そんな永井謙佑さんにとって、恐らく3万人以上の観客の『アウェー豊田スタジアム』がどのように作用するのか。何の根拠もない印象論で申し訳ないのですが、彼はむしろやる気を出しちゃうのではないかという気がしてなりません。やる気モード永井謙佑は怖い。特に攻撃時には背後に広大な空きスペースを抱えるグランパスだけに、やる気モード永井謙佑とは相性が非常に悪いのです。彼のやる気、これは試合の結果に大きく影響するかもしれません。

グランパスの注目点

連敗とエドゥアルド・ネットの出場停止で布陣変更が予想されるグランパス。新たな布陣での、攻撃時の注目点が二つあります。

丸山アンカーのビルドアップと守備

D:\videos\Captures\29-0-05.png

どうもマジで丸山をアンカーに置くようです。そうなると、恐らく金井は中に入ってくるし、玉田もサポートに降りてくるし、という状況が予想されます。そんなに激しく前プレしてこない(はずの)東京さん相手ならバックラインからのビルドアップはそんなに阻害されないでしょう。丸山の配球と、受け手の動きに注目ですね。そして丸山アンカーということは、実質的に丸山、新井、中谷の3人で東京さんのカウンターをケアし、残りの7人で前から守れということだと思われます。前線でボールをロストしてもロングボール蹴られる前にプレスする。そういう献身さが青木と前田に求められることでしょう。

両サイドの縦の関係

D:\videos\Captures\29-0-06.png

左の青木・金井、右の前田・宮原。どっちが中に入ってどっちが外をつくのか、あるいは逆サイドでの攻撃時に両方とも中に絞っていくのか、色々考えられますが、サイドの縦関係のプレーヤーで、中と外の位置関係は重要です。絞るのか開くのか、そういう共通理解と声の掛け合いとがあれば、サイドの二人だけでも相手を崩すことすらできる。特に、川崎戦では、外に張っていた青木と中に入りっぱなしだった金井という関係がどう改善されるのか、そのあたりは要注目ポイントですね。

展望

直近のJリーグで8試合勝ちのない東京さんです。けっこうなグダグダっぷりなれど、ツートップや太田等、一発のある選手達が揃っています。一発かまされたら失点してしまうでしょう。そうすると、相手を抑えきるというよりは、こちらが相手を押し込み、変なカウンターを食らわないこと。とにかくボールを保持すること。そういう、見てて安心できる試合展開に期待したいところ。7日は心から応援しましょう!

Leave A Reply

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE