こんにちわ!いつもお読みいただきありがとうございます。シンゴビッチです。
以前の記事で私は大須在住だという話をしましたが。その大須になんと!?グランパスのオフィシャルショップ、クラブグランパスが復活する!これは地元在住で既にグランパスを35年ローンとのマンション共に心中する覚悟をしてしまっている私がいかずして誰が行く!?ということで今回、そのお祝いがてらオープン初日の4月24日にクラブグランパスに行ってまいりました。
18:30、ルヴァンカップ大分戦キックオフ30分前、残念ながら私の自宅環境ではルヴァンカップが見れないのと、この時間なら大勢(!?)のグランパスファミリーは大分に乗り込んでいるはずなのですいているハズ・・・、と思いこの時間をターゲットにクラブグランパスを訪れてみました
狙い通り、この時間はさほど混雑しておらず、ゆっくりと見回るにはちょうど良い感じ。店員さんも手が空いている人もいたので、今回は店員さんに話を聞きながらゆっくり観察する事が出来ました。
ちなみに今回の記事作成のため、協力してくれましたクラブグランパススタッフの中井様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。(ただのサポーターブログに真摯に対応してくださったのは本当に感謝しかない。そして流石グラぽ(笑))
店内の内装を見てみる
さて、さっそく店内の内装を見てみましょう。自分自身の仕事柄、社内展示会の企画もしているので内装レイアウトには少しウルサイです。そんな私ですので今回はシビアに店を評価します(笑)
まず目から見るとレイアウト的には基本を良く抑えられていると思います。人がたくさん来る施設の鉄則は真ん中に滞留すると動線がつまるので人が立ち止まるものは端に置く。クラブグランパスで言いますとコラボ商品やユニフォーム等の高額商品を壁際に置きます、そして食品等の迷わず買える商品を中央に配置、そして人間の心理は時計回りを好むので時計回りに興味が惹くように配置しながら、クラブグランパス限定の商品の店舗の一番奥に置くという動線を徹底的に意識したレイアウト。このレイアウトを見てみますと、ちゃんと店舗運営が解っている人が作った店だなと思います。恐らく言った方の大半が居心地よくあまり疲れなかったのではないでしょうか?
※ファミリーが一番足を止めやすそうなコラボ商品、いわゆるスタジアムにはあまり置かれない品を店の奥に配置するのは店全体に興味を持ってもらうのと、店内を人で分断するのを避ける目的があると思われます。
ただ、繁華街という特性上仕方ありませんが、やはり通路が狭い。一般に商品を見る人と通り過ぎる人の動線を確保する場合、片面陳列ですと1.2m、両面ですと2.0mが理想的と言われています。クラブグランパスは目測ですが両面陳列で1.2mぐらいなのでやはり窮屈に感じます。長時間滞在は狙っていないのか?スタジアムで買えるものスタジアムで買わせてこっちは観光客向けに特化しても面白いかもしれません。
※対面で立ち止まられると歩行路が寸断されてしまう。これはファミリーがグッズを買いまくってもっと大きな場所に移転してもらうしかないorz
そして肝心の商品ラインナップは皆さんご存知の通りですがやはり、日常的に使えるものが多いのと食品の多さが特徴的ではないでしょうか?観光客にお土産をグランパスを意識づけさせるのが狙いだと思われる。この手のアンテナショップはクラブの宣伝こそ第一目的なのでファミリー以外の方へのアピールという目的の遂行に徹底しているのには好感が持てます。
※観光客が手に取りやすい食品系を入口に置くのはデキル考え方ですね。
スタッフさんがすごい!
今回は取材もそうですがオープン祝いも兼ねた散財(笑)が目的なのでスタッフの動きを観察してみました。
これが凄いのなんのって(笑)
開店当日に棚に空きがあるのはやむを得ないと思っていましたが、全くないのですよこれが。よく見ると2人のスタッフが常に店内を見回り少なそうな商品を常に補充している。空いたスペースはすぐに埋める。名古屋グランパスにあるがちなサイドバックの後ろの広大なスペースを突く余裕はクラブグランパスにはないようです。
そして機敏な動きはそれだけに留まらない。財布の小銭をぶちまけたりフラッグを蹴倒したファミリーも見かけましたがその時もすごいスピードでスタッフが近づき急いで拾う、ファミリーがあたふたしている間に遂行する。この危機察知能力、米本さんも真っ青ww、そして奪われたら即奪還!これぞ風間サッカー。革命はこんな処にまで浸透している。恐るべしクラブグランパス。
※購入したガラス製ダンプラーを会計するときにもちゃんと中身を開け”中がガラス製で割れやすくなっておりますので気を付けてください”と配慮した上に古新聞で追加梱包。素晴らしい。”素晴らしい対応なので記事に書かせてもらいます”って言ったときの”ありがとうございます”の照れ笑いがすごく可愛かったぞー!!スマイル0円(憲兵さんこいつですww)
クラブグランパスのスタッフさんに話を聞いてみた。
こんなプロ意識とおもてなし精神にあふれたクラブグランパスですが、今回ブログ記事に協力頂いた。クラブグランパススタッフの中井さんにほんの少しだけお話を聞くことが出来ました。何かいい情報があるわけではありませんが、スタッフの生の声を感じれたら幸いです。
- シンゴビッチ(以下シ)「まずは開店おめでとうございます」
- 中井さん(以下中)「ありがとうございます」
- シ「まず早速ですが今日大体どれぐらいのファミリーが来店したのですか?」
- 中「店長に聞いてみます」
- (奥の方に確認を取りに行く中井さん、ただのブログにここまでの真面目対応スゲーー!!)
- 中「数えてないですし本当にざっくばらんにしかお教えできませんが大体500~1000人ぐらいの方に来ていただきました。予想を上回る人数の来店に非常に感謝しております」
- シ「店舗のスタッフの対応が非常に印象的でした。あれは契約社員の方ですか?」
- 中「私は社員ですが、ほとんどがアルバイトです。特別長期間教育したわけではありませんが、皆グランパスが好きなスタッフばかりです」
- シ「グランパスのイメージを上げようというスタッフの努力ですね!素晴らしいです!ちなみにスタッフが選手の移動用シューズを履いているのが印象的ですが」
- 中「クラブグランパスのスタッフはもちろん、名古屋グランパスのスタッフ皆履くことを義務付けております。クラブの支給品ですね」
※こうやって実際に履いているのを見ると超購買意欲をそそられるが、債務超過で、サポーターライセンスはく奪の危機にあるため断腸の思いで我慢(-_-)
- シ「最後に何かファミリーに向けてメッセージをお願いします」
- 中「今回開店にあたり、大勢のファミリーに来ていただきましたが我々としては何度もファミリーにリピーターになっていただきたいと思っております。そのために商品のラインナップも含め常に変化していく店を目指していきたいと思っておりますので、是非皆さんも来店ください!」
中井さんお忙しい中ご協力ありがとうございました。俺、明日ファンサの帰りに寄るわwww
そして、翌日買ってしまったMADE IN WORLDのコラボ帽子。ハイ、完全にダメな奴ですorz
街中にクラブのアンテナショップがある意味。
さてクラブグランパスのレビューはここまでにして、ここからは何故スタジアムで無い場所にクラブのオフィシャルショップを作る必要があるのか?について考えてみます。
結論!宣伝とステータス。あとファミリーの見栄(笑)!これだけ!!
何か大層壮大な話が出てくると表たらいきなり味も蓋も無い結論かよ!そう思った方は大変申し訳ありませんm(-_-)m
ですが折角お読み頂いているので、この宣伝とステータス効果がクラブグランパスにどれだけ持っているかを説明したいと思います。こちらをご覧ください。これは2019J1クラブの街中グッズショップの状況になります。
【表1】2019 J1クラブの街中ショップの状況
状況 | クラブ |
街中に独立店あり | 浦和、鹿島、川崎、清水、名古屋、広島 |
ロードサイドに独立店あり | 松本、大分、鳥栖 |
ショッピングセンター内のテナント | 札幌、仙台、湘南、磐田、神戸、C大阪 |
スタジアム・練習場店舗のみ | 横浜FM、G大阪、F東京 |
宣伝効果を考えた場合、やはり人の往来に多い繁華街に独立店を構えるのは大きいと思います。それを達成できているJ1クラブは上記6クラブ。(そこ、川崎は武蔵小杉だからスタジアム近辺だとか、鹿島にどこに街中があるとか、特に奥秩父から三日三晩ローカル線で走ったところがどこが街中とか絶対言うなよ。シンゴビッチは友人に水戸サポ多いからチクるぞw)。
さらに上記街中店舗を見た場合、都市の規模で言えばやはり名古屋、クラブグランパスがJリーグでno.1と言えるのではないでしょうか?既にクラブグランパスはJリーグ屈指の絶大なステータスと言えるでしょう。さらにこちらをご覧ください。
【表2】NPB12球団の街中ショップの状況
状況 | チーム |
街中に独立店あり※ | 日本ハム、DeNA、オリックス、広島、ソフトバンク |
ロードサイドに独立店あり | ー |
ショッピングセンター内のテナント | 楽天、巨人、ロッテ、西武、阪神※ |
スタジアム・練習場店舗のみ | 中日、ヤクルト |
※オリックスは神戸、ソフトバンクは北九州。
※阪神の場合、名古屋・東京に独立店ありだが、ホームタウンの大阪神戸は阪神百貨店内のため、こちらに振り分けた。
Jリーグ最大のライバル、プロ野球と比較しても露出度で明確にクラブグランパスに優っているグッズショップが存在しないのがお判りいただけますでしょうか?
即ちクラブグランパスは、日本スポーツ界にとって稀有な存在、我々にグランパスファミリーにとって大きな誇りであるといえます。
ステータス・宣伝効果・ホスピタリティー。これだけ素晴らしいものを今後も末永く持ち続けるために、皆様も是非クラブグランパスをお金を落とし・・・いやご愛顧してください!
※ちなみにJリーグには無い例として、巨人(羽田)と日本ハム(新千歳)は空港に店舗を持っています。空港は滞在時間が長いため、お土産や飲食費をより落とす傾向にあり、外国人への露出度も高いので、是非クラブグランパス2号店はJリーグ初の空港オフィシャルショップとしてセントレアに作ってほしいですなww
ついでに私のマンションはクラブグランパスから徒歩10分、上前津駅から徒歩5分程度の場所にあり瑞穂、豊スタ共に電車一本で行ける場所にあります。試合に行けないときのDAZN観戦会や試合後のふりかえりが出来る場所を目指しておりますのでファミリーの皆様も是非遊びに来てください!!
あとがき・・・散財の結果
※これに2日目のMADE IN WORLDのキャップ7500円が加算される模様・・・
(アカンorz)