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ルヴァン・グループステージ突破(4年ぶり)

風邪引いてました(私信)。だから飲んでません(本当)。

ビックリするほど喉が痛い! 月曜火曜はそれでも動けてたんだけど水曜にとうとう決壊。午前中は気絶したかのように寝ていて、午後も昼を買いに行って食べた以外は沈没。夕方ごろからようやくマシになって試合はちゃんとリアルタイム観戦しました。面白かったですねルヴァン神戸戦。勝ったから嬉しい・楽しいのは間違いないこととして、今のベストメンバーからシミッチ抜くとどうなるのかが如実に現れていました。

攻撃のタクトを振るプレーヤーの不在

シミッチ(と伊藤)がいなくなるとボールが前に運べないなとはっきりわかっちゃいましたねー。アーリアヨネのコンビも悪くはなかったですが、DFラインの選手を交えて、とにかく狭いところを前進していく(しかも割と引っ掛かる)ビルドアップの姿に2年前くらいのグランパスの試合を思い出してしまいました。その状況だと小林投入で後が落ち着くのも当然。いなくてわかる、ボールを受けて前に届けるパスを出せるシミッチと伊藤(とネット)の存在感でした。早く磐田から伊藤を買い取らなければ。

前線でボールを納められないとキツイ

グランパスってボールを保持型なのは間違いないけど所謂『パスサッカー』ではないと個人的には思ってます(パスサッカーの定義を問われると正直困るのだけど)。後方のビルドアップはあくまで早く前線にボールを届けるためのもの。そこでジョーの怪我交代はやっぱり痛かったですね。前線にボール届けようとしても、シャビエルと赤﨑だとまあボールが収まらない。昨日の試合では、最近滅多に見ないレベルで、後方から裏を狙ってロングボールとの形が目立っていたように思いました。

地力の差と言ってもいいのでは

グランパスは良くなかったですね。それでも『自分の打てる体勢にさえなればヤバいシューター』赤﨑のファインゴール×2と、「シュートはゴールに流し込むもんなんすよ」とでも言わんばかりのアーリアのゴールでグランパス勝利。神戸さんの中ではやはりサンペールが違いを生んでいたものの、違いを生んだ先が行っとけ!ウェリントン!では、安定した戦いをするのはなかなか難しいでしょう。試合は、色々ときつかったけれどもとにかくトメルケールでボール保持とのベースが染み付いたグランパス選手陣と、大変申し訳ないんだけど結局どうしたいのかよくわからない神戸(ウェリントンに当ててセカンドボール回収しようとしてた時間帯はあったけど、ホントにそれがやりたいのかよくわからない)との差はそれなりにあったのかなあ、という印象でした。

選手別感想

おい、思いっきり主力突っ込んでるやんけ! と白目を剥いた衝撃的なスタメン発表でしたねえ。

ランゲラック

いつも通り1~2点分止めるも、失点シーンでは被シュートを珍しく正面に弾いてしまった(ハイレベルな領域でのミスと言えばミスかもしれない)。まあ、その後のウェリントンのループシュートが激上手かったのであれは仕方ない。及第点の出来だったでしょう。攻撃時にはターゲットになるジョーがいなくなってちょっとボールの出し所に困っていた印象。神戸牛食べてストレスを発散してきてください。
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宮原

チーム全体が相手を押し込みきるところまでなかなかいかなかったので、宮原がゴール前に猛進する展開にならなかった。じゃあ自力で右サイド突破しますね~と思ったかどうかは知らないけど、最近リーグ戦ではなかなか見られなかったドリブル突破からのクロス供給に思わず胸が熱くなった。なおそのクロスからシュート打ったのは吉田豊。右SBからのクロスに合わせる左SB。この状況に違和感を覚えなくなったあなたはトメルケールにかなり頭をやられているので、速やかに予習を兼ねてソリサッカーin松本山雅あたりの試合を見て心のバランスを保つべきかもしれない。
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中谷

バトル・オブ・ウェリントン。守備ではだいたいソツなく、時にはファールも辞さず相手を(主にウェリントンを)潰していた。攻撃でも頑張ってビルドアップに参加していた。ただ、前田との関係性がまだあまり良くないのか、出し所に困って裏に蹴っちゃう事が多かったような。前田作成の10秒チャーハン(@浜乙女様)でも食べて前田の味を理解すればコンビも良くなるだろう、多分!

https://www.hamaotome.co.jp/fried_rice/index.html
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丸山

普通に良いプレーでした(普通のレベルが高い)。展開によって密かに前に攻め上がって攻撃に厚みを持たせていたのは面白かった。グランパス初ゴールをまたしても逃したため、次はポストを味方にすべくトヨスタのゴールポストを入念に磨いておいて欲しい。
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吉田

デカいケツの対人守備が強すぎる。何なんですかねアレ。グランパス左サイド寄りで裏抜けされかかってもだいたい吉田が何とかしてしまうので、相手にすればかなりやってられないと思う。攻撃でも宮原のクロスから惜しいシュート(キーパー触ってなければ入ってたやつ)を打つなど存在感あり。日曜日までに丸山とトヨスタのゴールポストを磨いておいて、そろそろグランパス初ゴールを見せて欲しい。ソリサッカーが相手だとミドルシュートはけっこう鍵になるはずだ。
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前田

魂が吸い寄せられているのか、ついついPA右サイド寄りに張ってしまう男。そこからの「カットインからシュートしてもいい? それがダメなら縦に突破してからシュートしてもいい?」とどちらにせよシュートじゃねえか二択を相手に突き付けることに定評がある。ただ特にビルドアップ時にもうちょい中に入って関与してくれないと中谷がキツそうだった。ビルドアップがイマイチだった割を食った感もあるけど、ビルドアップがイマイチだった原因の一人でもあったと思うので、10秒チャーハンを7秒で作れるまで練習に励んでもらいたい。
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米本

ヨネの守備にスランプ無し。いるだけで中盤の守備力がある程度保障されるからすごい。攻撃面でもけっこう頑張ってパス出ししていたけど、流石にシミッチとアーリア(と小林)とでは感覚が違ったか。日曜日までよーく休養しておいてください。神戸方面からの「米本だけ最初から最後まで荒かった」という声を確認したんだが、あれは荒いんじゃなくて激しいんだと思っている(ファンの贔屓目かもしれないけど)。
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アーリア

CMFスタメン出場。CMFとしても上手くなってることはよくわかったし、そう悪くも無いと思ったけど、やっぱ比較対象がシミッチだから………。相手に寄せられても物怖じせず狭いところでボール保持するものの、攻撃サイドを変えるとか相手のプレッシャーラインをスキップするとかそういうパスは無かった。後半、前線に上がってセカンドトップとして振舞い出すと、水を得た魚のように躍動。地味に90分フル出場しており、ヤッヒーの評価の高さが窺い知れた。ちなみに、グランパス先制の起点となった、後半キックオフで落とされたボールを(相手が寄せてこなかったからだろうけど)いきなりドリブルで持ち上がってファール貰ったプレー、個人的この試合最面白プレーに選出致しました。
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和泉

普通だった。こんくらいは当然できるよね、みたいな。和泉もビルドアップがイマイチだった割を食った感あり。なかなか良いところでボールを受けられなかったけど、たまに受けては、前にスペースさえあれば、得意な形でのドリブルを仕掛けていた。終盤に宮原が下がったので右SBに入ったことについて、宮原の出来がイマイチだったのではなく、宮原の疲労軽減のためだったのではないか疑惑でした。
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ジョー

神戸の大崎玲央くんはジョーさんに酷いことしたよね………。不可抗力な流れでの負傷ではあったものの、あの蟹挟みタックルはちょっとなあ………。とにかく軽症であることを祈りますホント。

赤﨑

ヤッヒーのコメントを引用してみよう。

”彼のシュート力は特別なものがあります。シュートタイミングが独特で、コースさえしっかり捉えればキーパーのタイミングは合わない、難しいシュートを打てると思います。ですが、そこまでいくために彼はまだまだ技術を高めなければいけない。チャンスをしっかり、その前でボールをしっかり扱うことで、彼のシュートはもっと増えると思います。”

引用元 → https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/index.php?sid=801&cid=102

本人が『打てる体勢と位置にボールを置けたら』という条件つきでとんでもないシュートを打つ男、赤﨑。ストライカーよりはシューターと呼びたくなる。2本ともえげつないシュートだったし、アーリアのゴール直前のボレーもえげつなかったですね。課題も色々あるんだけど足での決定力はマジでジョー以上かもしれない。
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シャビエル

シャビエルはんはほんまに正直者で、ビルドアップイマイチで自分とこにボール届かな降りてきてまうし、宮原大外に飛び出しても中を使うてまう。ジョーの怪我のせいなんだけど、シャビエルを予定外に長時間プレーさせてしまった悪影響が松本戦で出ないことだけを祈ります。
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小林

キャーユウキサーンლ(๏‿๏ ◝ლ。CMFとしてアーリアスタメンだったことに本人も色々思うところもあるだろう。その起用法から見えてくる現状の立ち位置は『米本のサブ』。狭いとこでは上手いしよく走るけど、やっぱ指揮官ではなく副官なんだなーと。本人がどう思ってプレーしていたかはわからないものの、ファールになったけど相手を潰しきった守備が1回あって、こんなに激しく潰しに行くコバユを久々に見た気がするなと感慨深かった。どこを鍛えてどこを改善すれば良いのかなかなか悩ましいながら、相手を潰せるようになれれば一つ課題がクリアされるはずなので頑張って欲しい。
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相馬

途中出場。先輩達からの「相馬ならこの辺テキトーに出しとけば追いつくだろ」としか思えないパスを頑張って走って追いかけていた。相馬に出すパスに優しさがなさ過ぎるんじゃありませんかね………? それでも実際に数本追いついてチャンスを演出したりしていたのには拍手。
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ヤッヒー

ルヴァンも割と勝つ気あったんですね………。
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締め

4年ぶりのルヴァングループステージ突破という結果は、嬉しいんだけど、同時にけっこう恥ずかしいと思う。本来のクラブの立ち位置的には、4~5年に1度グループステージ敗退でニュースになる、またはACLでグループステージ欠場くらいで当然のはず。目指せビッグクラブ。

なお、プレーオフステージの相手は仙台さんだそうで、6月中に3回も仙台さんとヤることになってしまいました。主力にやんわり休みを与えつつ戦えるくらいの余裕のある展開になるといいなあ、と願っております。

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