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2020年ルヴァンカップグループステージ第1節 鹿島戦マッチプレビューの答え合わせ #grampus #antlers

幸運に支えられた勝利

2020年2月16日に開催されたルヴァンカップグループステージ第1節鹿島アントラーズ戦はマテウスの直接FKによる1点を守って名古屋グランパスが勝利しました。

とはいえ、フィッカデンティ監督の狙い通りの勝利であったかどうか、と言うとどうなのかな、というのが印象です。

特に最初の15分、ラストの20分が危険な時間帯でした。

まず最初の15分だけでもこれだけのピンチがありました。

  • 2分マテウスのパスミスからピンチ
  • 4分クリアを拾われてピンチ
  • 5分和泉竜司にペナルティーエリアの角を攻略されるもハンドで救われる
  • 16分マテウスのドリブルが長くなったところを奪われ、和泉竜司のシュートを許す。ポストに救われる

この最初の15分のピンチは主に、鹿島のハイプレスによって名古屋の守備陣や中央のMFが自由にプレーが出来なかったことにあります。

最後の20分については、これだけのピンチがありました。

  • 70分荒木遼太郎がスルーパスに抜けだしてクロス、エヴェラウドが合わせるもミッチファインセーブ
  • 82分レオシルバ>松村>荒木と渡り、荒木のシュート。松村に当たってコース変わってくれる
  • 89分上田の落としを荒木が中央突破
  • 90分松村がペナルティエリア中央でDFに止められるも踏ん張って突破、ランゲラックと1:1になるもランゲラックがキャッチ(そこに飛び込んで松村レッドカード)

最後の20分については、交代選手の質が差を分けたでしょうか。

特に上田綺世、荒木遼太郎、松村雄太の3人はピタッとハマっており、最後の20分はこの3人が作ったチャンスにやられていた、といっても過言ではないでしょう。

グランパスは70分前後くらいから、そこまで縦横無尽に走り回っていた相馬勇紀の運動量も落ちてきており、マテウスも66分には退いて、吉田豊も怪我明けでそこまで無理ができない状況でした。

グランパスの交代選手はどうだったかと言えば、シャビエルはそれなりに機能していたものの、怪我明け試運転の山﨑凌吾、吉田豊の状況悪化で緊急投入秋山陽介ではなかなか難しかったと思います。

これら8つのピンチをしのいで0点に抑えることができたのは、選手の頑張りだけではなく、幸運も味方につけていないと難しそうです。

マッチプレビューの答え合わせ

プレビューでは以下の3点がポイントと挙げました。

  1. ボールを奪う位置
  2. 阿部浩之のプレー位置
  3. サイドバックの守備

では実際どうだったでしょうか。

ボールを奪う位置

ラグさんのマッチレビューにも書かれていますが、前線からボールを奪いたいのに、ボールを奪うポイントがかなり低かったのがこの試合の特徴です。

そもそも前述の通り、鹿島アントラーズはハイプレスをしかけてきていました。実はまさにこれこそが名古屋グランパスがやりたいことでもあります。

押し込まれているのでボールを奪うのは自陣の深い位置であることが続きます。前半15分までのピンチは、押し込まれているからこそ発生するピンチでした。

前線でボールを奪おうにも、ボールはずっと自陣にあるような状況だったので、狙いは果たせていなかったことになります。

その代わり、サイドのMF(相馬勇紀とマテウス)が前線までボールを運べるように徐々になっていくと、それに応じてチャンスも作れるようになっていきました。

アントラーズとグランパスの攻防
アントラーズとグランパスの攻防

阿部浩之のプレー位置

随所に上手さを感じさせた阿部浩之でしたが、残念ながらプレスのきつさからか、プレー位置が少し低すぎたように思います。三竿健斗やレオ・シルバとバチバチやっていて、ボールを奪ってチャンスも作ってくれたりしていましたが、本来はそれが彼を活かすプレー位置ではないはずです。レオ・シルバと三竿健斗という、リーグでも有数のメンバーを相手にしたときに稲垣祥と米本拓司の2人では主導権を握るまでには至らなかった、ということかと思います。

サイドバックの守備

注目は成瀬竣平です。U-21枠が必要なルヴァンカップでは、成瀬竣平か、藤井陽也を起用することが必要になる可能性が高いです。成瀬竣平がどのくらいのプレーができるのか、注目して見ていました。

対面するのは、和泉竜司でした。ドリブルとボールタッチでスルスルと抜けだすことができる選手なので、相当注意深く守っていたはずです。

昨シーズンまでグランパスに在籍した和泉竜司選手とマッチアップしました。

去年一緒にプレーしていたので特徴はわかっていました。速いところは速いので対応が難しかったですけど、一発目に強くいかないとやられてしまうので。最初にボールを奪い取れたので、その後も気負いすることなくやれたと思っています。

相手の左サイドバックが高い位置を取っていたため、サイドのマテウス選手とコミュニケーションを取るシーンが多く見られました。

相手の攻撃の仕方は練習でシミュレーションしていました。自分が中を守るのか、サイドに行くのかを2人で共有しながらうまく対応できました。ただ、後半の終盤は前に行ききるのか、下がるのかをもっと工夫できたと思います。

https://nagoya-grampus.jp/game/result/2020/0216/report_ybc_a_1vs.html

宮原和也と同等まではいかないまでも、かなりしっかりと守れているし、意識は徹底できているようです。無失点はかなりの自信になったのではないでしょうか。

まだまだ心配は尽きない

成瀬竣平のサイドバックに目処がついたのは、とても良かったと思います。なによりもレギュラーが離脱中に底上げがあったことは嬉しい。

しかし一方で心配していた前2つは顕在化してしまいました。とはいえ、まだ初戦。これからを見守りたいと思います。

ラグさんのマッチレビュー記事

これが僕たちの2020年? YBCルヴァンカップGS第1節 ミニレビュー vs鹿島アントラーズ #grampus #antlers

こちらも合わせてご覧下さい。

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グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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